2011年08月27日

済州島紀行-イカのムルフェ-43

つづき

抗蒙遺跡址を後にした私たちは、朝食を食べるべく済州市街地へと車を走らせる。ほどよいところに営業中の食堂を見つけたのでそこに入る。ちょうど大学生ぐらいのグループが朝食を食べ終えて出てきたところだった。

店の名前は 「和南가든(カドゥン)」 と、漢字・ハングルまじりだ。チェジュ滞在中、この店のように 「〇〇가든(カドゥン)」 と店名に 「가든(カドゥン)」 がついている食堂をたくさん見かけた。カドゥンとは 「いい景色を眺めながら食事ができる場所」 という意味なのだそうだ。

ご家族で経営されている食堂。店の看板には奥さまの大きな写真、注文を取ったり料理を運んだりするのはご主人と娘さん。明るく清潔な店内だ。壁にはたくさんの紙が張られている。この店で食べた客が感想などを書き付けた紙だ。

済州島紀行-イカのムルフェ-43

メニューはチェジュ名物の黒豚やオギョプサル(五枚肉)などの焼肉、太刀魚の煮付け、海鮮鍋などいろいろあるが、私たちは 「어징어물회(イカのムルフェ)」(6,000w)を注文。この料理は済州島旅行に先立って下調べをしてくれていた夫が、是非食べてみたいと言っていたものだ。

メインの料理の前に出てくるおかずは、釜山ではあまり見かけないものも多い。

済州島紀行-イカのムルフェ-43

キムチ類や콩잎(コンニップ=大豆の葉を漬けたもの)は釜山と同じだが、ひじきを味噌で和えたもの(▼)や、

済州島紀行-イカのムルフェ-43

우무(ウム=ところてん)(▼)などは、釜山ではあまり目にしない。

済州島紀行-イカのムルフェ-43

やがて主役の어징어물회(イカのムルフェ)が運ばれてきた(▼)。

済州島紀行-イカのムルフェ-43

イカときゅうりを調味料で和え、そこに水を加えて氷を浮かべていただく料理。さっぱりとして夏にぴったりの料理だ。もちろんスープもいただく。ご飯もたっぷりで大満足。

今回の済州島旅行で最後となる食事。初めての어징어물회(イカのムルフェ)、おいしくいただいた。

済州島紀行-イカのムルフェ-43

済州島紀行-イカのムルフェ-43

和南가든
済州市海安洞2352番地
(064) 746-8152~3


つづく


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