2011年08月28日

済州島紀行-3つの穴-45

つづき

敷地内は木々がうっそうと茂っており、外の車の騒音も聞こえず静かだ。

済州島紀行-3つの穴-45

「三聖門」 と書かれた門の中(▼)には 「三聖殿」 がある。

済州島紀行-3つの穴-45

「三聖殿」 は、三姓始祖の位牌が奉安されている祠堂(▼)。毎年4月10日と10月10日には、その子孫によって春秋大祭の儀式が行われているそうだ。

済州島紀行-3つの穴-45

こちらが高乙那(コウルナ)、良乙那(ヤンウルナ)、夫乙那(ブウルナ)の三神人が生まれたとされる三姓穴(▼)。木々に囲まれた空間にひっそりと存在している。

済州島紀行-3つの穴-45

石の杭で囲まれているところに3つの穴があるが、脚立か何かの上に乗らないと実際には穴は見えない。

済州島紀行-3つの穴-45

そばにある案内板によると、穴はこんな感じだそう(▼)。

済州島紀行-3つの穴-45

朝鮮時代の中宗21年(1526年)、牧使であった李寿童が標檀と紅門を設けてかこいを造り、春秋大祭を執り行った。それ以来、歴代牧使によって聖域化事業が行われ、現在も毎年春秋大祭および乾始大祭を執り行っているそうだ。牧使とは、高麗と朝鮮時代の行政区域 「牧」 を治めた正三品の文官で、今でいう道知事のこと。

済州島紀行-3つの穴-45

ちょうどこの三姓穴を見学しているとき、ケータイが鳴った。職場の上司だった。わざわざ旅行先に連絡が入るとは何か緊急事態でも発生したかと思いながら電話を取ると、なんと上司も週末を利用して現在チェジュに遊びに来ているとのこと。

前から予定していた旅行ではなく、先輩に誘われて急遽来たのだそう。もし都合が合えばみんなで食事でもというお話だった。あいにく私たちは飛行機の時間が近づいてきていて都合がつかなかったが。翌週、職場でチェジュの話で盛り上がった。

つづく


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この記事へのコメント
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Posted by ハイコリア at 2012年03月07日 12:57
ハイコリア さま

はじめまして。
この記事を貴社のポータルサイトで紹介してくださるとのこと、ありがとうございます。もちろん不都合はありません。よろしくお願いします。
Posted by dilbelaudilbelau at 2012年03月07日 13:09
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