Busan nikki 1 (2008～2013)

少し前の週末、午前中は夫とビーチ沿いのカフェへ。お気に入りの커피 이야기（コピイヤギ）でいつもの 「本日のコーヒー」（4,000w）をいただいた。この店は、数年前に現在の場所に移転してきてからコーヒーを淹れる人が何回か変わった。

これまでは淹れる人が変わっても、コーヒーの味は変わらず香り高くておいしかったのだが、最近はちょっと具合がよくない。前回訪れたときにも、「ん？ちょっと変わった味だな」 と思ったのだが、この日は明らかに味が落ちたと感じた。お湯の温度もぬるく味も薄く、香りも感じられない。

豆は店の1階の焙煎機で焙煎したものを使っているので、豆の品質にそう変わりはないと思うのだが。淹れる人によってこうも違うのかとガッカリした。もう1度くらい飲んでみて、やっぱりおいしくなければ他のカフェを開拓しなければ。

さて、ちょっと残念な気持ちでカフェを後にして、昼食を食べに久しぶりに시골여행（シゴルヨヘン）へ向かった。夏にはいつも行列ができていたミルミョン屋さんのすぐ近くにある。ミルミョン屋さんは冬用のメニューを店先に掲示していた。

麺類が食べたくてシゴルヨヘンに向かったのだが、店先の垂れ幕に書かれたスジェビ（4,000w）とマンドゥ（3,000w）という文字を見て、やっぱりスジェビ（すいとん）をいただくことにした。スジェビはキムチスジェビと普通のスジェビ（손 수제비）の2種類あり、いずれも4,000w。私たちは普通のスジェビを注文。

マンドゥもキムチマンドゥとコギマンドゥの2種あり、コギマンドゥを1つ注文した。

スジェビは茹でるのに時間がかかっていたのか、出てくるまでにけっこう時間がかかった。あっさり味のスープに、スジェビがたっぷり。けっこうボリュームがある。


スジェビはもちもち、ぷりぷりした食感。


非常にあっさりしているので、キムチと一緒に食べるとちょうどいい味のアクセントになる。この店のキムチは非常においしくて食べ始めると止まらなくなってしまうほどだが、この日はそれほどの感激はなかった。

考えてみればあと2カ月もすればキムジャンの時期。ということは今食べているのは恐らく昨年の12月頃、キムジャンで漬けたキムチだろう。やはりキムチも保存期間が長くなると（古漬けキムチは別として）、それなりに味も落ちてくるのだろうなと。


やや遅れてマンドゥが登場（▼）。肉と野菜のバランスもよく、ジューシーでおいしいマンドゥだ。ショウガの風味がきいている。



さすがにおなかいっぱい。ご馳走さまでした。


시골여행
釜山市水営区南川2洞7－8
(051) 611-1855