2012年03月12日

韓国感謝チャリティー・ウォーク 2012 in Korea 1

東日本大震災から1年を迎えた2012年3月11日。日本、そして世界各地で追悼行事などが開かれたが、ここ釜山でも 「韓国感謝チャリティー・ウォーク 2012 in Korea」 が開かれた。

東京に拠点を置く特定非営利活動法人 「日中韓から世界へ」 と、釜山に拠点を置く社会法人 「釜山韓日文化交流協会」 の共同主催。釜山市や在釜山日本国総領事館や各新聞社・放送局などが後援。「日中韓から世界へ」 は2010年4月に、日中韓の通訳仲間が中心となって設立したNPO法人(代表理事・牛尾恵子氏)。

震災当時、さまざまな形で支援してくれた韓国国民に対し、感謝の気持ちを直接伝え交流を図るべく、釜山から機張(キジャン)-カンジョルゴッ(岬)-蔚山(ウルサン)-甘浦(カンポ)-慶州(キョンジュ)-良洞(ヤンドン)マウルを経由し、浦項(ポハン)までの道のりを歩くというのがウォークの趣旨。

全行程約170kmを1週間かけて歩き、浦項には3月17日到着予定。浦項では市役所で歓迎の行事が開かれるそうだ。

ウォークに参加するのは日本側からは 「日中韓から世界へ」 の会員・一般人ら約30人、韓国側からは韓国在住の日本人(一般参加者)や韓国人スタッフら約40人。1週間の全行程を歩くのはなかなか大変だが、1日だけの参加も可能(事前申込が必要)だそうだ。

出発に先立ち、広安里(クァンアルリ)ビーチで10時から出発式が開かれた。まずは、かね(꽹과리)・どら(징)・チャング(장구)・太鼓(북)の4種の楽器を使った사물놀이(サムルノリ)の演奏と踊りから。

韓国感謝チャリティー・ウォーク 2012 in Korea 1

韓国感謝チャリティー・ウォーク 2012 in Korea 1

数日間穏やかな天気が続いていたが、ちょうどこの日から寒さが戻り風も強かったため、体感温度はかなり低かった。近くのホテルで着替えを済ませてきたらしきメンバーは、薄い衣装にまともに寒風を受けて気の毒なほどだった。

韓国感謝チャリティー・ウォーク 2012 in Korea 1

しかし演奏を始めると寒さなど感じていないようで、生き生きと演奏していた。



続いて開会の挨拶に続いて、来賓・関係者の挨拶。「日中韓から世界へ」 の代表理事・牛尾恵子さん(▼)。通訳を通さず、ご自分で韓国語・日本語両方の言葉で挨拶される。

韓国感謝チャリティー・ウォーク 2012 in Korea 1

総領事の余田(よでん)幸夫氏(▼)。「絆」 という日本語の意味について触れながらの挨拶。

韓国感謝チャリティー・ウォーク 2012 in Korea 1

そして 「韓日友情の証」 として紹介され、挨拶されていたのは2001年、東京・新大久保駅で線路に転落した日本人を救出しようとして犠牲になった이수현(李秀賢=イ・スヒョン)さんのお父さん(▼)。お母さんと2人で参加されていた。

韓国感謝チャリティー・ウォーク 2012 in Korea 1

韓国感謝チャリティー・ウォーク 2012 in Korea 1

つづく


同じカテゴリー(時事話題)の記事
今年の10大ニュース
今年の10大ニュース(2013-12-31 08:48)

思うこと
思うこと(2012-09-13 09:25)

日韓の原発
日韓の原発(2012-03-27 09:07)

今日は三一節
今日は三一節(2012-03-01 17:10)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
韓国感謝チャリティー・ウォーク 2012 in Korea 1
    コメント(0)