2013年09月23日

『妻は告白する』 1

8月27日~9月22日まで、「映画の殿堂」 シネマテークで 「大映スタジオ特集:増村保造と市川崑」 という企画展が開催され、増村監督の作品19編と市川監督の作品11編、計30編が上映された。

『妻は告白する』 1

日本でもなかなか観る機会のない作品が釜山で観られるということで、私たちも観に行った。30編の中から選んだのは増村監督の 『妻は告白する』。選んだ理由は、上映終了後に、主演女優の若尾文子さんと、『家族の誕生』・『レイトオータム』 などのキム・テヨン監督がゲストとして登場するとのことだったから。

ゲストビジットつきの上映のため、念のためチケットを前もって購入。映画の殿堂HPでも購入できるが、支払に韓国のクレジットカードしか使えないたため、映画の殿堂のチケット売場まで出向いて買った。

『妻は告白する』 1

当日、客席はかなり埋まっていて驚いた。キム・テヨン監督目当てで来た人もある程度はいたと思うが、それにしてもこんなにたくさんの人が来るとは。

映画は1961年の白黒作品。最近の多くの映画のようなCGによる派手なアクションシーンや過激な暴力シーンなど、刺激の強い映像ではないにもかかわらず、「どうなっていくのだろう、実際のところはどうだったのだろう」 と手に汗握るストーリー展開で、スクリーンに釘付けの90分間だった。そしてラストの若尾文子さんの鬼気迫る演技は圧巻。衝撃的な結末とともに強く印象に残った。

つづく


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