2012年06月24日

ムグンファ号でウォルレ駅に到着 2

つづく

私たちが乗車する포항(浦項=ポハン)行きの무궁화(無窮花=ムグンファ)号は、約10分遅れでホームに入ってきた(▼)。列車が遅れることは韓国ではよくあることだ。

ムグンファ号でウォルレ駅に到着 2

けっこう多くの人が乗り込む。ホームの高さが低いので、乗り込む時は列車の出入口の階段を数段上らねばならない。お年寄りなどには大変だろう。この日割り当てられた座席は進行方向右側。海が見える側の席だ。出発すると間もなく海雲台ビーチや冬柏島が見える(▼)。

ムグンファ号でウォルレ駅に到着 2

釜山では普段バス(たまに地下鉄)で移動することが多いので、たとえ短時間でも列車の旅は心が浮き立つ。列車の旅にお菓子や飲み物が欠かせないのは、韓国も日本も同じ。乗客の多くは、お菓子などをつまみながらおしゃべりに花を咲かせている。時折、陽気な鼻歌も聞こえていた。

海雲台駅を出発したムグンファ号は、송정(松亭=ソンジョン)駅、기장(機張=キジャン)駅、좌천(佐川=チャチョン)駅に停車し、30分弱で目的地월내(月内=ウォルレ)駅に到着した。海雲台や広安里と同じく6月1日に海開きした松亭海水浴場には、すでにたくさんのパラソルが立てられていた。

ムグンファ号でウォルレ駅に到着 2

月内駅のホームに降り立った若い男性2人は、折り畳み式の自転車を組み立てて走り去って行った。やはりこの駅にも遮断機はなく、乗車券の確認や回収もしなかった。

ムグンファ号でウォルレ駅に到着 2

月内(ウォルレ)駅正面(▼)。非常にのどかな雰囲気だ。

ムグンファ号でウォルレ駅に到着 2

駅のすぐそばには、これまた素朴な雰囲気の 「月内中央教会」 が(▼)。教会の看板と赤い十字架がなければ、ここが教会だとは気がつかない感じだ。この日は日曜日でちょうど礼拝中だったようで、中から讃美歌の歌声が聞こえていた。

ムグンファ号でウォルレ駅に到着 2

駅前を走るのは国道31号線(▼)。釜山の기장(機張=キジャン)郡と강원도(江原道=カンウォンド)の고산(高山=コサン)郡を結ぶ道路だ。交通量はけっこう多い。

ムグンファ号でウォルレ駅に到着 2

つづく


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