2013年10月15日

走る人、潜る人

10月6日に開かれた 「第12回釜山パダ(海)ハーフマラソン大会」 に向け、夫はほぼ毎日トレーニングを重ねていた(大会当日の様子は後日掲載予定)。

走る人、潜る人

思えば夫が走り始めたのは釜山で暮らすようになってからだ。2009年の釜山パダハーフマラソンに5kmコースで参加したのが初めて。その後、釜山パダハーフマラソンには2010年と2011年にも参加、多大浦(タデポ)のハーフマラソン大会にも3回出場した。コースも5kmから10km、ハーフへと徐々に伸ばしてきた。

当初はマラソン大会に参加するにあたって、トレーニングのつもりで走っていたのが、いざ走ってみると頭痛や肩こりがなくなり体調もよくなったということで、それ以来、マラソン大会への参加に関わらず、日々走るのが日課になった。よほど気象条件が悪い日以外は、時間を見つけてはコツコツと走っている。

この日は温泉川(オンチョンチョン)に沿って東莱(トンネ)までの約12.5kmを走った。私はバスで東莱まで移動し、いつもの橋で夫と合流。近くで昼食を食べたあとは허심청(虚心庁=ホシムチョン)へ。

走る人、潜る人

ガラス張りの外壁に取り付けられた大型ポスターは、虚心庁1階の 「ホシムチョン・ブロイ」 で10月10~12日に開催された 「オクトーバー・フェスト」 の広告。入場料は1万wで伝統的なドイツビール500cc1杯と記念カップが提供されたそうだ。追加のビールは500cc1杯につき3,000w。会場では公演やビール早飲み大会なども開かれたそうだ。

さて、虚心庁にはこれまで何度も来ているが、この日はこれまでで一番と言えるくらい空いていた。私たちは日曜日に来ることが多いのだが、土曜日は案外空いているのかもしれない。利用料はメガマートの提示で割引され1人8,000w(通常、土日は10,000w)。

空いていたのはいいのだが、空いていたおかげで(?)一番広い大浴槽の中で若い女の子が 「潜水」 していてびっくりした。平泳ぎ(中にはクロール・バタフライ)で泳ぐ人はたくさんいるが、潜水している人は初めて見た。

まるでイルカかペンギンのように気持ちよさそうに潜ったり、手足を広げて仰向けにプカプカ浮いてみたり。まるで海かプールに来ているような感じで楽しんでいる。髪の毛は束ねてはいるものの、潜水したり仰向けに浮かんだりするので、湯船に髪の毛が浸かり放題。

虚心庁では大浴場内をスタッフが巡回し、入浴用品やゴミの整理をしたり、また長い髪の毛を束ねずに湯船に浸かっている人を見かけたら、輪ゴムを渡して髪を束ねるよう指導したりもしている。

この潜水の彼女のことも、スタッフが来て注意してくれないかなと思っていたが、空いていたせいかこの日に限って見かけない。しばらくは様子を見ていたのだが、一向にやめる気配がないので、私が髪を湯につけないようにとやんわり注意したら、「何言ってるの、この人?」 とでも言いたげな表情で、不服そうにその浴槽から出て行った。

韓国人で潜水までする人は多くないと思うので、彼女はもしや外国人で、韓国語が通じなかったのかもしれないと後で思った。

さて、夏場は大浴場内にしばらくいるとのぼせてきて露天風呂に避難するが、そろそろ涼しくなってきて、露天風呂に出ると少しひんやり感じるようになってきた。

のんびりと手足を伸ばしてゆっくりと湯に浸かる。帰り道には身体が軽くなったような感じがした。


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