Busan nikki 1 (2008～2013)

龍神祭が終わり席を立って歩き始めると、見慣れぬものが目にとまった。いつ頃設置されたのだろう、ちょうど釜山タワーの入り口に向かう階段を背にするように、今までなかったベンチが1つ設置されている。そして、そのベンチには等身大の人間をデザインした、マネキンさんが1人座っている。



光復路の道路沿いにも同じようなベンチがあるが、そこに座って記念写真を撮ることができるように用意されたものだ。足を組んで座っているマネキンさんの隣に寄り添うように座ったおばさんと、マネキンには全く関心がないといったふうに座っているおじさん。

マネキンさんは、どうも誰かをモデルに作られたような雰囲気だ。

･･･しばし考えて、もしや･･･チェ・ジウ???



ベンチの横にある看板を見てみると、やっぱりそうだ。あのチェ・ジウだ。釜山出身の彼女は、釜山の観光広報大使に任命されている。ここに座って、釜山を訪れた観光客と写真に収まることも、広報大使のお仕事の1つだ。　^^

それにしても、似ていない。

これがチェ・ジウだと言われて見れば、何となく分からないでもないが、全く知らずにこのマネキンを見て誰だか当ててみろと言われたら、ちょっと難しいかもしれない。まぁ、マネキンだから仕方がないのだろう。

そのチェ･ジウさん、第6回釜山国際花火大会の行事の一環として、初日10月21日に釜山に来るのだそうだ。

彼女が撮った写真20カットや、その他写真30余点を展示する写真展 「Jiwoo Love Story in Busan」 が10月21～28日まで開催されるに当たり、初日の21日に舞台挨拶・ファンサイン会を行うそうだ。場所は新世界百貨店センタムシティ店の9階文化ホール、14時から。

韓国に住んでいながら 『冬ソナ』 すら観たことがない、全くの韓流音痴である私だが、そんなに近くまで来るなら実物をこの目で見てみたい気もする。