2010年11月25日
鴨肉の燻製とモヤシ
先日、以前韓国語を習っていたときの先生と、夕食を食べに行った。韓国語のクラスに通っていたときは合計5人の先生に教えてもらったが、この先生は中でも私が一番好きだった先生だ。とても美人なのに気取ったところが全くなく、毎回とても充実した授業をしてくださり、学校に通うのがとても楽しみだった。
その先生と夕食を食べることになったのは、あるきっかけからだった。先生が現在講義されている大学院で、大学院生たちが模擬授業(外国人に韓国語を教える)をするので、一緒にその模擬授業を聴いて外国人としての感想を聞かせてほしい、そのお礼に何かおいしいものをということだった。
今まで何かとお世話になった先生だし、そんなことでお礼なんてと思ったが、せっかくのお気持ちだったのでお言葉に甘えて・・・。夫も一緒に模擬授業は聴く予定だったが、夫は自分の大学での授業のため夕食の席には参加できず、先生と私2人での夕食となった。
大学で待ち合わせて向かった先は、청국장(チョングッチャン)で有名な 「취화선」。私はその店ではチョングッチャンを食べることが多いのだが、鴨肉もおいしくておすすめとのこと。私も鴨肉は大好きなので喜んで ^^
鴨肉は他の店でもそうであるように燻製と味付けの2種類があるが、鴨肉本来の味を楽しめる燻製を。

カセットコンロの上にセットされた鉄板の上に、鴨肉やキノコ類をのせて熱する。鴨肉はもちろん火が通っているので、ほどよく熱せられればすぐ食べられる。キノコが一緒に出てくることは多いが、この店では味付けされたモヤシも出てきた。ユニークな組み合わせだが、これがなかなかおいしい。鴨肉とモヤシを一緒にサンチュなどで包んで食べると、食感も楽しい。
반찬(パンチャン=おかず)も豊富。チゲも一緒に出てくる。海鮮のダシがきいていてとてもおいしい。

韓医学では、人間を大きく4つの種類の体質に分類するのだそうだが、先生によると鴨肉はどの体質の人にも合う食材で、特に女性にはとてもよい食べ物とされているのだそうだ。脂も不飽和脂肪酸で、身体にいい脂分だとか。味もおいしく身体にもいい鴨肉。先生とあれこれおしゃべりしながら、堪能させてもらった。
さて、おいしくいただいた後は、「このまま家に帰れたらいいんだけどね~」 と先生も冗談をおっしゃいながら、大学院のクラスへ。仕事を終えて駆けつけた夫とも合流。教室には大学院生の方々が10人弱いらっしゃった。
この日模擬授業をされる大学院生の方は、現職の小学校の先生だそう。多文化家庭(両親のどちらかが韓国人、どちらかが外国人)が増えてきていることに伴い、それに関する資格証取得のためにこういう実習をすることも必要なのだそうだ。
模擬授業を聴くという体験は、私にとっては初めて。遠い昔、小中学校では教育実習というのがあったが、そういう感じだろうかとワクワクしながら授業が始まるのを待つ。大学院生の方々は、私たちが来ることを知らされていなかったそうで、本当の外国人を前に模擬授業をすると知るや、緊張が増されたようだった。
4人の大学院生の模擬授業を聴く。韓国語学習者初級・中級を対象と仮定した、文法の授業だ。すでに習ったことのある文法ばかりだが、あらためて授業を聴くと新鮮だ。皆さん、模擬授業のためにたくさん準備をしてこられていたようだ。
望んでもなかなかできないような貴重な体験をさせてもらい、とても楽しかった。私たちは2人とも韓国語を勉強したことがあると同時に、日本語を教えるという経験もある。そういう立場の人からの率直な意見を、ということで私なりに感じたことも話させてもらった。また機会があれば参加してみたい。
취화선
釜山市南区大淵3洞66番地
(051) 624-1965
営業時間:12~23時
日曜日定休
その先生と夕食を食べることになったのは、あるきっかけからだった。先生が現在講義されている大学院で、大学院生たちが模擬授業(外国人に韓国語を教える)をするので、一緒にその模擬授業を聴いて外国人としての感想を聞かせてほしい、そのお礼に何かおいしいものをということだった。
今まで何かとお世話になった先生だし、そんなことでお礼なんてと思ったが、せっかくのお気持ちだったのでお言葉に甘えて・・・。夫も一緒に模擬授業は聴く予定だったが、夫は自分の大学での授業のため夕食の席には参加できず、先生と私2人での夕食となった。
大学で待ち合わせて向かった先は、청국장(チョングッチャン)で有名な 「취화선」。私はその店ではチョングッチャンを食べることが多いのだが、鴨肉もおいしくておすすめとのこと。私も鴨肉は大好きなので喜んで ^^
鴨肉は他の店でもそうであるように燻製と味付けの2種類があるが、鴨肉本来の味を楽しめる燻製を。
カセットコンロの上にセットされた鉄板の上に、鴨肉やキノコ類をのせて熱する。鴨肉はもちろん火が通っているので、ほどよく熱せられればすぐ食べられる。キノコが一緒に出てくることは多いが、この店では味付けされたモヤシも出てきた。ユニークな組み合わせだが、これがなかなかおいしい。鴨肉とモヤシを一緒にサンチュなどで包んで食べると、食感も楽しい。
반찬(パンチャン=おかず)も豊富。チゲも一緒に出てくる。海鮮のダシがきいていてとてもおいしい。
韓医学では、人間を大きく4つの種類の体質に分類するのだそうだが、先生によると鴨肉はどの体質の人にも合う食材で、特に女性にはとてもよい食べ物とされているのだそうだ。脂も不飽和脂肪酸で、身体にいい脂分だとか。味もおいしく身体にもいい鴨肉。先生とあれこれおしゃべりしながら、堪能させてもらった。
さて、おいしくいただいた後は、「このまま家に帰れたらいいんだけどね~」 と先生も冗談をおっしゃいながら、大学院のクラスへ。仕事を終えて駆けつけた夫とも合流。教室には大学院生の方々が10人弱いらっしゃった。
この日模擬授業をされる大学院生の方は、現職の小学校の先生だそう。多文化家庭(両親のどちらかが韓国人、どちらかが外国人)が増えてきていることに伴い、それに関する資格証取得のためにこういう実習をすることも必要なのだそうだ。
模擬授業を聴くという体験は、私にとっては初めて。遠い昔、小中学校では教育実習というのがあったが、そういう感じだろうかとワクワクしながら授業が始まるのを待つ。大学院生の方々は、私たちが来ることを知らされていなかったそうで、本当の外国人を前に模擬授業をすると知るや、緊張が増されたようだった。
4人の大学院生の模擬授業を聴く。韓国語学習者初級・中級を対象と仮定した、文法の授業だ。すでに習ったことのある文法ばかりだが、あらためて授業を聴くと新鮮だ。皆さん、模擬授業のためにたくさん準備をしてこられていたようだ。
望んでもなかなかできないような貴重な体験をさせてもらい、とても楽しかった。私たちは2人とも韓国語を勉強したことがあると同時に、日本語を教えるという経験もある。そういう立場の人からの率直な意見を、ということで私なりに感じたことも話させてもらった。また機会があれば参加してみたい。
취화선
釜山市南区大淵3洞66番地
(051) 624-1965
営業時間:12~23時
日曜日定休
Posted by dilbelau at 08:06│Comments(0)
│鴨肉料理