2009年12月31日

'09.12.31(木)久しぶりの納豆汁

また真冬の寒さが戻ってきた昨日、夫と久しぶりに納豆汁の店へ行った。
年内最後の韓国語の授業を受けた夫と待ち合わせて、大学街の一角にある 「취화선」 というこの店に入ると、薪ストーブの温かさが冷えた身体を優しく温めてくれる。

「お久しぶりですね」 と店主。相変わらず物腰が柔らかで、物静かな方だ。

お目当ての 「청국장(納豆汁)」 を注文。
グラグラと煮立った状態で運ばれてくる納豆汁。

09.12.31(木)久しぶりの納豆汁

「청국장」 は漢字で書くと 「淸麴醬」。蒸した大豆を発酵させたものなので日本の納豆と似ているが、厳密には日本の納豆とは少し違うのだそうだ。匂いは日本の納豆と似ているが、納豆ほど糸を引くような粘り気はない。もともと納豆が苦手な私でも、これはおいしくいただける。テーブルに運ばれてきた瞬間は特有な匂いが立ち上るが、すぐになくなる。

黒米入りのご飯は、彩りよく盛り付けられた具と混ぜてピビンパとしていただく。

09.12.31(木)久しぶりの納豆汁

好みでコチュジャンを適量入れて、よく混ぜて。

09.12.31(木)久しぶりの納豆汁

そして、例によってどっさりと並べられる小皿のおかずたち。

09.12.31(木)久しぶりの納豆汁

この店で出されるおかずは、極端に辛いものもなく、どれもおいしくて全部いただいてしまうほどだ。小ぶりだが、魚と大根の煮物も出てくる。これをサンチュ類で包んで食べると美味。

店内は暖色系の照明で柔らかい雰囲気。薪ストーブは、店主が時々燃え具合を確かめに来られる。

09.12.31(木)久しぶりの納豆汁

民芸調で統一されたやさしい店内の雰囲気。

09.12.31(木)久しぶりの納豆汁

絵付けされた瓦や小ぶりの甕が、店内のあちこちに飾られている。上の方の階には、販売用の瓦などを展示してある部屋もある。

09.12.31(木)久しぶりの納豆汁

09.12.31(木)久しぶりの納豆汁

취화선
釜山市南区大淵3洞66番地
(051) 624-1965
日曜日定休


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この記事へのコメント
妻から、チョンクッチャンなる日本の納豆と似たものの存在と、それのスープがあるという事は聞いていましたが、、残念ながら私はまだ食したことがありません。ソウルの町はずれを妻と昔歩いていたとき、<あれがそのお店>と言っていました。私は納豆は大好きでアメリカの韓国スーパーマーケットで冷凍された納豆(日本産)を必ず買い求め自宅の冷凍庫に保存しています。食べたい日に冷凍庫から外にだし、自然解凍されるのを待ちます。日本で生活していた時には考えられない行動ですが、アメリカ生活では仕方がありません。冷凍ものを解凍して良くかき混ぜても、粘りがあまりでず、味も当然落ちています。
Posted by 金海のおじさん at 2009年12月31日 13:22
今年は素敵な出会いで始まり・・・再会も実現できました。
お世話になりました。
釜山の様子、楽しみに見させていただいてます。
居ながらにして、釜山の雰囲気を味わっています
来年も、是非お元気でいろいろ紹介してくださいね

良いお年をお迎え下さいませ。
Posted by 田舎暮らしのともちゃん田舎暮らしのともちゃん at 2009年12月31日 17:08
金海のおじさん さま

関西育ちのせいか納豆が大の苦手だった私も、夫の影響で食べられるようになってきました。
納豆がそんなにお好きでいらっしゃるなら、チョングッチャンは気に入られると思いますよ。是非どうぞ!
Posted by dilbelaudilbelau at 2009年12月31日 21:08
田舎暮らしのともちゃん さま

そうでしたね。もっと昔からお知り合いのような気がしていましたが、最初にお目にかかったのは2月でしたね。
あのウナギと鯉こく、おいしかったですね~!

釜山での再会も実現できてよかったです。
またのお越しをお待ちしていますよ~!
良いお年をお迎えくださいませ。
Posted by dilbelaudilbelau at 2009年12月31日 21:12
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