2013年12月31日

今年の10大ニュース

釜山日報が選んだ2013年の10大ニュース<国内編>

1. 国家情報院の大統領選介入疑惑=国家情報院の選挙介入疑惑により政局が混乱した。捜査方向をめぐって検察首脳部が正面衝突するという史上初の抗命事態に、セルフ監察まで登場した。国家情報院の新改革案をめぐり与野が熾烈な攻防を繰り広げている。

2. パク・クネ、第18代大統領就任=パク・クネ大統領が憲政史上初の女性大統領として、第18代大統領に就任した。「国民幸福時代」 と 「4大社会悪の根絶」 を掲げて出馬したが、人事の相次ぐ 「落馬」 や、大統領選での各種公約の後退が指摘され反発が大きくなっている。

3. 統合進歩党イ・ソッキ議員 「内乱陰謀嫌疑」 拘束=統合進歩党のイ・ソッキ議員が内乱陰謀・扇動の嫌疑で今年9月、電撃的に収監された。現役議員が内乱陰謀の嫌疑などで拘束されるのは、65年の憲政史上初めてのこと。

4. 南北首脳会談会議録の廃棄・流出疑惑=2007年の南北首脳会談の会議録が失踪した。史草(国の公式記録)廃棄疑惑を捜査した検察は、NLL発言の対話録原文が国家記録院の大統領記録館にないと発表した。

5. 北朝鮮ナンバーツー、チョン・ソンテク粛清=北朝鮮権力のナンバーツー、チョン・ソンテク国防委員会副委員長が粛清された。「国家転覆陰謀行為」 の嫌疑で特別軍事裁判後、即刻、死刑執行された。北朝鮮は 「キム・ジョンウン唯一体制」 強化に本格的に突入した。

6. 水産物の放射能恐怖=福島原発の放射能汚染水流出に対する国民の不安感により、国内の水産物消費市場が著しく萎縮した。“国民の魚” タチウオやサバを含む今年9月の消費は前年比20%以上減少した。

7. 米プロ野球韓国人選手リュ・ヒョンジン、チュ・シンス旋風=韓国人メジャーリーガー、リュ・ヒョンジンとチュ・シンス選手は今年、米プロ野球の歴史の1ページを飾った。一方、チュ・シンスはテキサスレンジャーズと7年間1億3千万ドルという歴代のアジアの選手の中で最高の条件で契約した。

8. 青瓦台(大統領府)代弁人ユン・チャンジュンセクハラスキャンダル=「grab」 と 「touch」、今年1年、世間を騒がせた単語だ。ユン・チャンジュン大統領府代弁人が今年5月の韓米首脳会談中、在米韓国人女性インターンにセクハラした事件だ。国家の格をおとしめた国家的な恥辱だった。

9. チェ・ドンオク婚外子疑惑=チェ・ドンオク検察総長が国家情報院の大統領選介入の捜査中、婚外子疑惑により辞退した。最近、大統領府の行政官がチェ元総長に関する個人情報の不法閲覧に関係していたと明らかになり、波紋が広がっている。

10. 大企業 「甲」 の横暴=今年5月、南陽(ナミャン)乳業本社職員が代理店の店主に対し、暴言を吐いたり過度な量の商品を押し付ける内容が録音されたファイルが公開された。大企業の横暴を世間に知らしめるきっかけになった。

* * * * *


釜山日報が選んだ2013年の10大ニュース<国際編>

1. 人権と和合の象徴、ネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領他界

2. 米元CIA職員エドワード・スノーデン、NSA(米国国家安保局)の無差別情報収集活動を暴露

3. 史上初、南米出身のフランシスコ(ローマ教皇)選出

4. フィリピン超大型台風 「ハイエン」 直撃、約7,400人死亡・行方不明

5. 中国 「防空識別区域」 設定、東北アジア緊張構造

6. 米・ボストンマラソンテロで約100人死傷

7. 「秘密保護法」 通過、「集団的自衛権」 行使推進・・・安倍、極右へ疾走

8. 日本 「アベノミクス」 で無制限に紙幣印刷・・・円の劣勢加速化

9. イラン、欧米6カ国と核協議妥結

10. 危機の新聞産業、米ワシントンポスト売却

以上、12月24日付 『釜山日報』 より


今年の10大ニュース

写真=AP連合ニュース(▲)


同じカテゴリー(時事話題)の記事
思うこと
思うこと(2012-09-13 09:25)

日韓の原発
日韓の原発(2012-03-27 09:07)

今日は三一節
今日は三一節(2012-03-01 17:10)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
今年の10大ニュース
    コメント(0)