2013年03月04日

5年ぶりの五六島 1

先日、夫と随分久しぶりに오륙도(五六島=オリュット)に遊びに行った。いつぶりだろうかとブログをさかのぼってみると、最初に1人で訪れたのは2008年4月。その後夫と一緒に5月9月にも行っている。ほぼ5年ぶりだ。

最初に来た2008年4月といえば、釜山で暮らし始めてまだ1カ月半ほどしか経っていない頃だ。あの頃は何もかもが初めてで、韓国語もほとんどできず、私にとっては毎日が冒険・探検だった。あの頃から今まで約5年間、大したトラブルや事故に遭うこともなく、2人とも健康で楽しく過ごしてこられたことにあらためて感謝だ。

さて、この日は 「남구(南区)8」 のマウルバスを利用したので、下車した停留所から海辺までしばらく歩かねばならなかったが、「남구(南区)2」 のマウルバスに乗れば海のすぐそばまで行けることが後で分かった(または市内バス27・131番)。

2008年当時は五六島エリア一帯がまだ開発途中だった。道路はじゃり道で車が通ると砂埃が舞い、高層アパートも建設途中だったが、今回行ってみると道路もすっかり整備されており見違えるようだった。アパート(五六島SKビュー)も完成していた。

久しぶりに見た五六島(▼)。潮の干満によって島が五つに見えたり六つに見えたりすることから、そう名づけられた。

5年ぶりの五六島 1

島の手前の陸地はまだ整備途中のようにも見えた(▼)。

5年ぶりの五六島 1

この日、五六島に行ってみようと思ったのは、今年2月1日に 「해파랑길」(ヘパランギル=太陽と波の道)の観光案内所(▼)がオープンしたと聞いたからだった。国費と市費11億ウォンを投じて建てられた。

5年ぶりの五六島 1

ヘパランギルは、ここ五六島から江原道・거성(高城=コソン)の統一展望台まで、韓国の東海岸沿いに整備されつつある延長770.9kmのコース。2014年に全コース完成予定だ。

似たようなウォーキングコースの 「부산 갈맷길」(釜山カルメッキル=カモメの道)(9コース20区間・総263.8km)は釜山市が運営しているのに対し、ヘパランギルは文化体育観光部が運営する政府レベルの事業だ。予算は170億ウォンだそう。

観光案内所は切り立った崖の上に建っており、大きな窓からは雄大な景色が楽しめる。

5年ぶりの五六島 1

5年ぶりの五六島 1

案内デスクでは中国語と英語での対応が可能(▼)。各種資料も備え付けられていた。

5年ぶりの五六島 1

ユビキタス観光案内システム(右▼)や、無料PCもあって便利。

5年ぶりの五六島 1

釜山市が運営するウォーキングコース 「カルメッキル」 のコース図(▼)。

5年ぶりの五六島 1

案内所脇には小さいながらカフェ(▼)もあり、海を眺めながら休憩するにはぴったりだ。

5年ぶりの五六島 1

つづく


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