2011年09月25日
映画の殿堂、完成間近 1
10月6~14日の日程で開幕される、第16回釜山国際映画祭(BIFF)。今年からは南浦洞エリアでの上映はなくなり、全ての作品は 「영화의 전당(映画の殿堂)」 を含む海雲台エリア(CGVセンタムシティ、ロッテシネマセンタムシティ、メガボックス海雲台など)で上映される。
今年のBIFFの上映作品は11部門307編。開幕作は、소지섭(ソ・ジソプ)と한효주(ハン・ヒョジュ)主演の 『오직 그대만(ただあなただけ)』。閉幕作は、井上靖の自伝的小説を映画化した 『わが母の記』(役所広司・樹木希林ほか)。
今年からBIFFのメイン会場となる 「映画の殿堂」 の韓国での愛称は 「두레라움(トゥレラウム)」。「두레(みんなで集まって)」 と 「라움(楽しむこと)」 をくっつけた造語で、「みんなで集まって映画を楽しむ場」 という意味で名付けられたそうだ。
「映画の殿堂」 (当時は「Busan Cinema Center」)の最初の建設案が発案されたのは、2004年の4月。翌2005年にはどういうデザインにするかをコンペティションで決定し、2008年10月に工事が着工されたそうだ(韓進重工業)。
着工からほぼまる3年で完工し映画祭に先立って9月29日に開館する予定。しかし、オープンを目前に現場ではまだまだ工事作業が続けられている。以下、開館4日前の9月25日午後に撮った写真。
「BIFF」 という文字が描かれている向かって右側の屋根は 「Small Roof」(▼)。この屋根の下には野外公演場があり、開・閉幕作はここで上映される。座席数は4,000、スクリーンは13×24mだ。
向かって左側の屋根は 「Big Roof」。天井に取り付けられたLEDが美しく光を放つ。この建物の顔とも言える部分だ。建物の左側に見えているのは수영강(水営江=スヨンガン)。

近寄ってみると、忙しそうに工事している様子がよく分かる。

建物が巨大なので、人間が小さく小さく見える。

これが 「Big Roof」 の天井部分(▼)。LEDが全面に取り付けられている。この天井だけで重量が4,000トンもあるのだそうだ。「Big Roof」 と 「Small Roof」 の2つの天井にはあわせて42,600個のLEDが取り付けられている。



工事に当たっている皆さんが必死で作業している様子が、見ているだけでも伝わってくる。


つづく
今年のBIFFの上映作品は11部門307編。開幕作は、소지섭(ソ・ジソプ)と한효주(ハン・ヒョジュ)主演の 『오직 그대만(ただあなただけ)』。閉幕作は、井上靖の自伝的小説を映画化した 『わが母の記』(役所広司・樹木希林ほか)。
今年からBIFFのメイン会場となる 「映画の殿堂」 の韓国での愛称は 「두레라움(トゥレラウム)」。「두레(みんなで集まって)」 と 「라움(楽しむこと)」 をくっつけた造語で、「みんなで集まって映画を楽しむ場」 という意味で名付けられたそうだ。
「映画の殿堂」 (当時は「Busan Cinema Center」)の最初の建設案が発案されたのは、2004年の4月。翌2005年にはどういうデザインにするかをコンペティションで決定し、2008年10月に工事が着工されたそうだ(韓進重工業)。
着工からほぼまる3年で完工し映画祭に先立って9月29日に開館する予定。しかし、オープンを目前に現場ではまだまだ工事作業が続けられている。以下、開館4日前の9月25日午後に撮った写真。
「BIFF」 という文字が描かれている向かって右側の屋根は 「Small Roof」(▼)。この屋根の下には野外公演場があり、開・閉幕作はここで上映される。座席数は4,000、スクリーンは13×24mだ。
向かって左側の屋根は 「Big Roof」。天井に取り付けられたLEDが美しく光を放つ。この建物の顔とも言える部分だ。建物の左側に見えているのは수영강(水営江=スヨンガン)。
近寄ってみると、忙しそうに工事している様子がよく分かる。
建物が巨大なので、人間が小さく小さく見える。
これが 「Big Roof」 の天井部分(▼)。LEDが全面に取り付けられている。この天井だけで重量が4,000トンもあるのだそうだ。「Big Roof」 と 「Small Roof」 の2つの天井にはあわせて42,600個のLEDが取り付けられている。
工事に当たっている皆さんが必死で作業している様子が、見ているだけでも伝わってくる。
つづく
Posted by dilbelau at 21:14│Comments(0)
│釜山国際映画祭