2010年06月02日
こりゃあ美味しい!!
先日、近所のスーパーである日本人の方と初めて言葉を交わした。少し前からそのスーパーや銀行などで、お子さんを連れたその女性を数回お見かけしていたのだった。面識はなかったが、どうも日本の方だろうと思っていたら、その日はお子さんと日本語で話しているのを耳にし、やっぱりそうだと思ってお声をかけてみた。
近所に住んでいらっしゃる方だった。
世間話をしている途中、そういえばまだ名乗っていなかったなと 「〇〇と言います」 と挨拶するや、その方が急に 「もしかして・・・!!」 と何かに思い当たったように、大きな目をさらに丸くされた。
その方は私のブログを以前から読んでくださっているそうで、書いているのが〇〇という名前の日本人女性だということはご存知だったそうだ。私が 「〇〇です」 と名乗ったので、もしやこの目の前に立っているのがそのブログを書いている〇〇という人ではないかと、ピンとこられたようだ。
大当たり~ (^^)
ブログの話から、立ち話はもう少し続く。
私のブログは飲食関係の話題が多いこともあり、その方がちょうどその日行ってきたのだという、近所の中国料理店のことを教えて下さった。
その中国料理店は、いつ頃だっだろうか・・・、もともとあったレストランが他の場所へ移転した後に新しくできた店だった。モダンなその店構えはオープン当初から目立っており、一度入ってみたいとは思いつつ、いかにも高級中国料理店といった店のたたずまいから、なかなか入ってみる機会を持てずにいたのだった。
だがその日本人女性は、値段はやはりそこそこするが、お味はとてもおいしいと太鼓判を押されていた。実際に食べてきた方がおっしゃるのだから、間違いないだろう。コース料理の他に、チャーハンなどの単品もあるとのこと。
その話を夫にすると、じゃあ一度行ってみようということで、先週末のお昼に店を訪ねてみた。
店の外観と同じく、店内も都会的なすっきりした印象。2階にも席がある。店員さんの対応も、当然ながら大衆食堂のそれとは一味違う。
ひとまずこの日は、チャーハンをいただくことにした。
ティーポットに入ったジャスミンティーに続いて、まず塩茹で落花生・細切りザーサイ・たくあんの小皿が出てくる。
私が注文したカニチャーハン(8,000ウォン)(▼)。色を見ても分かるように、ほどよくピリ辛に味付けしてあり、食欲をそそる。カニの身はもちろん、本物の身をほぐしたもの。油っぽくなく、ぱらりと炒められたチャーハンは、これぞチャーハンのお手本といった感じだ。

夫が注文した海老チャーハン(8,000ウォン)は、あっさり味。こちらもべたべたした感じが全くなく、実に上品なお味だ。

どちらも楕円形の真っ白で上品な器に盛り付けられており、料理がよく映えていた。他の食器も同じく真っ白のもので統一されていて、清潔感がある。
それぞれあっさり風味の卵スープもついてくる。

店員さんも、ほどよくテーブルから離れた位置に姿勢よく立ち、さりげなくこちらの様子をうかがってくれている。塩茹で落花生のお皿が空になったと思えば、頼まなくともすぐお代わりを持ってきてくれ、ジャスミンティーを飲み干したと思えば、すかさず注いでくれ・・・と、サービス満点。
食後にはデザートとして、ライチが運ばれてきた。種を除いた部分にはパイナップルがはさんである。

隣のテーブルでは私たちより先に食事をしていた家族連れが、食後店員にコーヒーを持ってきてくれるよう頼んでいた。この店には、韓国の食堂によくあるような食後の甘いコーヒーはなく、ジャスミンティーがその代わりのようなのだが、客に頼まれればそこは何事にも融通が利く韓国。ほどなく隣のテーブルにコーヒーが運ばれてきた。
それを見るともなく見ていた私たちも、同じようにコーヒーをお願いしてみた。韓国ではコーヒーの失敗(薄すぎておいしくない)を何度も経験しているので、この店ももしや・・・と思ったが、やはり・・・。
料理やデザートやジャスミンティーは申し分なくおいしいが、このコーヒーだけは薄くてどうもいけなかった。次回からは食後もジャスミンティーをいただくことにしよう。
さてこの店、トイレにユニークな工夫がしてあった。トイレのドア(外側)に、男女とも 「使用中はベルが鳴ります」 という張り紙がしてある。どういう意味かと首をかしげながら、トイレの中に入ってみてその意味が分かった。広いトイレの中、便座に座っていると外から誰かがノックしても、ドアまでの距離が遠すぎて手が届かず、ノックを返すことができないのだ。
そのため、もし誰かが外からノックしてきたら、ドアをノックし返す代わりに、トイレットペーパーホルダーに設置されたベルを押すのだ。すると、ドア付近でベルが鳴り、ノックした外の人に使用中であることが分かるという仕組み。
なるほど。
それはともかく、チャーハンだけでこの店の料理のおいしさが充分分かったので、是非また他のメニューも食べてみたい。ちなみに平日の11:30~16:30は、ランチタイムサービスとして割引になるメニューがある。例えば上記のチャーハンも、定価8,000ウォンのところ、平日のお昼は5,000ウォンになるという。これはお得!!
コースメニューとしては、ランチタイム18,000~30,000ウォン、ディナータイム35,000~100,000ウォン(昼・夜 いずれも2人以上からオーダー可)もある。

大きな看板が目印。

この店のおいしさを教えてくださったGさん、ありがとうございました!
共享(공시향)
釜山市水営区南川洞5-2
(051) 621-5600
営業時間:11:30~22:00
近所に住んでいらっしゃる方だった。
世間話をしている途中、そういえばまだ名乗っていなかったなと 「〇〇と言います」 と挨拶するや、その方が急に 「もしかして・・・!!」 と何かに思い当たったように、大きな目をさらに丸くされた。
その方は私のブログを以前から読んでくださっているそうで、書いているのが〇〇という名前の日本人女性だということはご存知だったそうだ。私が 「〇〇です」 と名乗ったので、もしやこの目の前に立っているのがそのブログを書いている〇〇という人ではないかと、ピンとこられたようだ。
大当たり~ (^^)
ブログの話から、立ち話はもう少し続く。
私のブログは飲食関係の話題が多いこともあり、その方がちょうどその日行ってきたのだという、近所の中国料理店のことを教えて下さった。
その中国料理店は、いつ頃だっだろうか・・・、もともとあったレストランが他の場所へ移転した後に新しくできた店だった。モダンなその店構えはオープン当初から目立っており、一度入ってみたいとは思いつつ、いかにも高級中国料理店といった店のたたずまいから、なかなか入ってみる機会を持てずにいたのだった。
だがその日本人女性は、値段はやはりそこそこするが、お味はとてもおいしいと太鼓判を押されていた。実際に食べてきた方がおっしゃるのだから、間違いないだろう。コース料理の他に、チャーハンなどの単品もあるとのこと。
その話を夫にすると、じゃあ一度行ってみようということで、先週末のお昼に店を訪ねてみた。
店の外観と同じく、店内も都会的なすっきりした印象。2階にも席がある。店員さんの対応も、当然ながら大衆食堂のそれとは一味違う。
ひとまずこの日は、チャーハンをいただくことにした。
ティーポットに入ったジャスミンティーに続いて、まず塩茹で落花生・細切りザーサイ・たくあんの小皿が出てくる。
私が注文したカニチャーハン(8,000ウォン)(▼)。色を見ても分かるように、ほどよくピリ辛に味付けしてあり、食欲をそそる。カニの身はもちろん、本物の身をほぐしたもの。油っぽくなく、ぱらりと炒められたチャーハンは、これぞチャーハンのお手本といった感じだ。
夫が注文した海老チャーハン(8,000ウォン)は、あっさり味。こちらもべたべたした感じが全くなく、実に上品なお味だ。
どちらも楕円形の真っ白で上品な器に盛り付けられており、料理がよく映えていた。他の食器も同じく真っ白のもので統一されていて、清潔感がある。
それぞれあっさり風味の卵スープもついてくる。
店員さんも、ほどよくテーブルから離れた位置に姿勢よく立ち、さりげなくこちらの様子をうかがってくれている。塩茹で落花生のお皿が空になったと思えば、頼まなくともすぐお代わりを持ってきてくれ、ジャスミンティーを飲み干したと思えば、すかさず注いでくれ・・・と、サービス満点。
食後にはデザートとして、ライチが運ばれてきた。種を除いた部分にはパイナップルがはさんである。
隣のテーブルでは私たちより先に食事をしていた家族連れが、食後店員にコーヒーを持ってきてくれるよう頼んでいた。この店には、韓国の食堂によくあるような食後の甘いコーヒーはなく、ジャスミンティーがその代わりのようなのだが、客に頼まれればそこは何事にも融通が利く韓国。ほどなく隣のテーブルにコーヒーが運ばれてきた。
それを見るともなく見ていた私たちも、同じようにコーヒーをお願いしてみた。韓国ではコーヒーの失敗(薄すぎておいしくない)を何度も経験しているので、この店ももしや・・・と思ったが、やはり・・・。
料理やデザートやジャスミンティーは申し分なくおいしいが、このコーヒーだけは薄くてどうもいけなかった。次回からは食後もジャスミンティーをいただくことにしよう。
さてこの店、トイレにユニークな工夫がしてあった。トイレのドア(外側)に、男女とも 「使用中はベルが鳴ります」 という張り紙がしてある。どういう意味かと首をかしげながら、トイレの中に入ってみてその意味が分かった。広いトイレの中、便座に座っていると外から誰かがノックしても、ドアまでの距離が遠すぎて手が届かず、ノックを返すことができないのだ。
そのため、もし誰かが外からノックしてきたら、ドアをノックし返す代わりに、トイレットペーパーホルダーに設置されたベルを押すのだ。すると、ドア付近でベルが鳴り、ノックした外の人に使用中であることが分かるという仕組み。
なるほど。
それはともかく、チャーハンだけでこの店の料理のおいしさが充分分かったので、是非また他のメニューも食べてみたい。ちなみに平日の11:30~16:30は、ランチタイムサービスとして割引になるメニューがある。例えば上記のチャーハンも、定価8,000ウォンのところ、平日のお昼は5,000ウォンになるという。これはお得!!
コースメニューとしては、ランチタイム18,000~30,000ウォン、ディナータイム35,000~100,000ウォン(昼・夜 いずれも2人以上からオーダー可)もある。
大きな看板が目印。
この店のおいしさを教えてくださったGさん、ありがとうございました!
共享(공시향)
釜山市水営区南川洞5-2
(051) 621-5600
営業時間:11:30~22:00
Posted by dilbelau at 08:58│Comments(0)
│中華料理
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