2009年05月31日

'09.5.31(日)洞窟体験 『二妓台』

つづき

さらに遊歩道を進んでいくと、やがてそそり立った岩の前に 『洞窟体験』 という立て札が立っているところに出る。

09.5.31(日)洞窟体験 『二妓台』

以前来たときには、その立て札が気になって中に入ってみたかったのだが、おばさんたちが入り口付近でシートを広げてご機嫌で何か食べていたので入っていけなかったのだった。

今回初めて入ってみる。

洞窟というほど奥行きはないが、小型の鍾乳洞のような雰囲気。入り口近くに行くとさっと気温が下がるのが感じられる。鍾乳洞の中も1年を通して温度が一定に保たれているそうだが、この中もそんな感じだろうか。

奥の方の地面には、火を燃やしたあとがある。キャンプでもしたのだろうか。

「洞窟」 の中から外を見たところ。

09.5.31(日)洞窟体験 『二妓台』

09.5.31(日)洞窟体験 『二妓台』

潮風を受けながらさらに進むと、今度は岩でできた海女さんの小屋があらわれる。

海産物採取のための道具を保管したり、潜水服に着替えたり、作業のあと休憩したりするために400年以上前に造られたものを、2005年の「二妓台海岸散策路造成事業」を契機に、強い波にも耐えられるよう整備・復元されたものだそうだ。

09.5.31(日)洞窟体験 『二妓台』

全体的な形は、カメが海に向かって進む姿をあらわし、岩の形が首の部分に見える。現在も10数名の海女が、ナマコ・アワビ・ウニ・ワカメなどを採取して生きる生活の基盤として利用しているそうだ。(2005年8月表記の案内文より)

五六島でも現役の海女さんの姿を見かけたことがあるが、60歳代ぐらいだろうか。実にたくましい姿だった。
上記の説明文が書かれてからすでに4年が経っているので、現在もここで海女さんが活動しているのかどうかは不明…。

さらに進むと、韓国ではいろいろなところでよく見かける 『指圧歩道』。
靴を脱いで、石が敷き詰められた上を歩いて足の裏のツボを刺激しましょうというものなのだが、これが実際にやってみるとなかなかに痛い。私は上に両足で立つのもやっとで、歩くなんて痛くてとてもできない…。

09.5.31(日)洞窟体験 『二妓台』

つづく


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