2013年09月11日

『藁の楯』

三池崇史監督の 『藁の楯(짚의 방패)』 を観に行った。クーポンがあったので、1人分の料金(8,000w)で2人観ることができた。韓国の映画はもともと料金が安い上にいろいろ割引を利用できるので、気軽に観に行ける。

今回利用したのは西面(ソミョン)のジオプレイス内にある 「CGV西面」。ジオプレイスは相変わらずのさびれっぷり。ほとんどの店舗は営業しておらず、館内には何とも言えない寂しい空気が充満していて、息が詰まるようだった。

ジオプレイスに限らず、大淵(テヨン)のSPARKしかり、西面のアイオンシティ・Dcity(旧ミリオレ)しかり、釜山の複合商業施設はどうしてこうもさびれてしまうのだろうと、いつも不思議に思う。

さて、『藁の楯』 の上映館内には、私たちを含めて客は6人ほど。私たち以外は皆1人で見に来ている若い女性だった。大沢たかおのファン??

『藁の楯』

映画は、状況設定や話の展開など全体的にちょっと強引だなと感じられた。「日本国民すべてを敵に回した」 という設定には無理があると。特に、看護師までもが・・・というシーンは、同じ看護師として 「それはないでしょ」。

そういえば先日見た 『설국열차(雪国列車)』 も暴力シーンが多く、観ていて疲れた。「暴力や性的描写、政治的主張のない、単なる楽しい映画を作りたかった」 というニコラス監督の思いから誕生した 『金同志は空を飛ぶ』 のような、明るく爽やかで後味のよい映画がまた観たくなった。


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この記事へのコメント
おはようございます♪

この作品、テレビのスポットCMでちらっと見た記憶が~

最近『悪の経典』三池監督作2012 を観たんですが
残虐な殺戮シーンに途中からダメでした。。。
『13人の刺客』も然り、なんであんな暴力が描けるんでしょうか
正義の為の反撃(暴力)は仕方ないかな~と思いますが。

やはり、映画は楽しく観たいもんですね。だからラブコメが好きです。
最後まで笑えない映画なんて、ホント笑えないですよ?!
Posted by yokotan at 2013年09月11日 12:54
yokotan さま

こんにちは♪

『悪の教典』、こちらでも先月末から上映されています。
観るつもりはありませんが、ほんとにすごそうですね・・・

映画は楽しく、同感です。
観てよかったと思える後味のいいのがいいです^^
Posted by dilbelaudilbelau at 2013年09月11日 17:16
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    コメント(2)