2013年06月29日
蔚山バラ祭りへ 1
6月5~13日まで、蔚山(ウルサン)大公園でバラ祭りが開かれていた。友人や職場の上司によると、とてもきれいだから一度行ってみるといいわよとのこと。9日、バスに乗って夫と行ってみた。
蔚山までは海雲台(ヘウンデ)の市外バスターミナルから、市外バスを利用。蔚山までは高速道路を利用する直行と、一般道を走って何カ所かの停留所を経由するものの2種類がある。私たちは直行(1人4,400w)を利用。配車間隔は20~30分。

このターミナルは西部・東部バスターミナルに比べるとかなり規模が小さい。チケット売り場の窓口は1つ、自動券売機(韓国のクレジットカード専用)1台。

ターミナルの建物の外には関係者らしきおじさんが立っていて 「どこに行くの?」 と。蔚山だと答えると 「もうすぐここ(駐車スペース)に入ってくるバスがそうだから、ちょっと待ってて」 と案内してくれた。
ターミナルからはKORAIL(韓国鉄道公社)の海雲台駅駅舎が見えるのだが、砂祭りの期間中ということもあってか、大勢の人たちが駅から吐き出されてくるのが見えた。
ターミナルに戻ってきたバスのフロントガラスを、担当のおじさんが手際よく掃除するのを見ているうちに、蔚山行き直行バスが入ってきた。車内の掃除が終わるのを待って乗り込む。

市外バスの運転手さんといえばだいたい50~60代のおじさんのことが多いが、この日の運転手さんは30~40代の人だった。発車時刻(10:30)前になると、車内を回って乗車券を回収する。私たちと同じくバラ祭りに行く人が多いのか、車内はすぐほぼ満席になった。
まだ2~3席くらいは空席があったようだが、ある時点から、乗ってこようとする客に 「次のバスを利用してください」 と案内し、それ以上乗せないようにしていた。後で分かったが、海雲台ターミナルを出た後、萇山(ジャンサン)駅の停留所でも乗客が乗り込んでくるため、そのための空席を若干残して発車するということのようだった。
定刻に発車し、ほどなくしてジャンサンの停留所で停車。6~7人待っている人がいたが、全員が乗れるだけの空席はない。運転手は2~3人は乗せたが、残りの乗客には15分ほどで次のバスが来ますからそれに乗ってくださいと案内していた。しかし運転手の言葉を無視して、乗りこんでくる客も何人か。「12時の結婚式に出席しないといけないから、これに乗らないと間に合わないの」 などと言いつつ、おかまいなく乗ってくる。席がないのにどうするのかなと思ったら、立ったまま乗っていた。運転手も黙認のようだ。
先日、ハプチョンへ行ったときのバスもそうだったが、このバスも高速道路を走るのに立ったままとは・・・。このバスに限って事故は起きないはずだと信じているのだろうが、見ているこちらがヒヤヒヤする。
バスは松亭(ソンジョン)インターから東海高速道路に入り、11時過ぎに青良(チョンニャン)で高速を下りた。そこから蔚山市内を少し走り、11:15に공업답(コンオプタプ=工業塔)という停留所に到着。蔚山大公園へはこの停留所が近いので、私たちはここで下車。多くの人もここで降りていた。バスはその後、終点の蔚山市外バスターミナルへ。
これが工業塔(▼)。正式名称は 「蔚山工業センター建立記念塔」。1962年に蔚山郡(当時)は特定工業地区に指定され、蔚山工業センターが建てられた。蔚山の発展を祈願し、1967年にこの記念塔が建てられたそう。

設計と建築は、当時、釜山の西面(ソミョン)ロータリーの釜山塔を建立したパク・ソンチルが担当し、500万ウォンの予算は韓国政府と蔚山市が折半したそうだ。
つづく
蔚山までは海雲台(ヘウンデ)の市外バスターミナルから、市外バスを利用。蔚山までは高速道路を利用する直行と、一般道を走って何カ所かの停留所を経由するものの2種類がある。私たちは直行(1人4,400w)を利用。配車間隔は20~30分。
このターミナルは西部・東部バスターミナルに比べるとかなり規模が小さい。チケット売り場の窓口は1つ、自動券売機(韓国のクレジットカード専用)1台。
ターミナルの建物の外には関係者らしきおじさんが立っていて 「どこに行くの?」 と。蔚山だと答えると 「もうすぐここ(駐車スペース)に入ってくるバスがそうだから、ちょっと待ってて」 と案内してくれた。
ターミナルからはKORAIL(韓国鉄道公社)の海雲台駅駅舎が見えるのだが、砂祭りの期間中ということもあってか、大勢の人たちが駅から吐き出されてくるのが見えた。
ターミナルに戻ってきたバスのフロントガラスを、担当のおじさんが手際よく掃除するのを見ているうちに、蔚山行き直行バスが入ってきた。車内の掃除が終わるのを待って乗り込む。
市外バスの運転手さんといえばだいたい50~60代のおじさんのことが多いが、この日の運転手さんは30~40代の人だった。発車時刻(10:30)前になると、車内を回って乗車券を回収する。私たちと同じくバラ祭りに行く人が多いのか、車内はすぐほぼ満席になった。
まだ2~3席くらいは空席があったようだが、ある時点から、乗ってこようとする客に 「次のバスを利用してください」 と案内し、それ以上乗せないようにしていた。後で分かったが、海雲台ターミナルを出た後、萇山(ジャンサン)駅の停留所でも乗客が乗り込んでくるため、そのための空席を若干残して発車するということのようだった。
定刻に発車し、ほどなくしてジャンサンの停留所で停車。6~7人待っている人がいたが、全員が乗れるだけの空席はない。運転手は2~3人は乗せたが、残りの乗客には15分ほどで次のバスが来ますからそれに乗ってくださいと案内していた。しかし運転手の言葉を無視して、乗りこんでくる客も何人か。「12時の結婚式に出席しないといけないから、これに乗らないと間に合わないの」 などと言いつつ、おかまいなく乗ってくる。席がないのにどうするのかなと思ったら、立ったまま乗っていた。運転手も黙認のようだ。
先日、ハプチョンへ行ったときのバスもそうだったが、このバスも高速道路を走るのに立ったままとは・・・。このバスに限って事故は起きないはずだと信じているのだろうが、見ているこちらがヒヤヒヤする。
バスは松亭(ソンジョン)インターから東海高速道路に入り、11時過ぎに青良(チョンニャン)で高速を下りた。そこから蔚山市内を少し走り、11:15に공업답(コンオプタプ=工業塔)という停留所に到着。蔚山大公園へはこの停留所が近いので、私たちはここで下車。多くの人もここで降りていた。バスはその後、終点の蔚山市外バスターミナルへ。
これが工業塔(▼)。正式名称は 「蔚山工業センター建立記念塔」。1962年に蔚山郡(当時)は特定工業地区に指定され、蔚山工業センターが建てられた。蔚山の発展を祈願し、1967年にこの記念塔が建てられたそう。
設計と建築は、当時、釜山の西面(ソミョン)ロータリーの釜山塔を建立したパク・ソンチルが担当し、500万ウォンの予算は韓国政府と蔚山市が折半したそうだ。
つづく