2012年02月15日

青い海辺の店

我が家ではほぼ毎日、夫が豆を挽いてハンドドリップで丁寧にコーヒーを淹れてくれる。豆を挽き始めるとキッチンにコーヒーのいい香りが漂う。1日の始まり、朝のぜいたくなひとときだ。私には、夫が淹れてくれるコーヒーの味が何よりおいしく感じる。

先日、豆がなくなったので、お気に入りのカフェ 「커피 이야기(コピイヤギ)」 へ求めに行った。この日は 「ニカラグアCOE 2011」(100g10,000w)を。会計をしていると、レジのそばに陳列されているチョコに目がとまった。そういえばもうすぐバレンタインデー。夫に贈るため1箱購入。

「커피 이야기」 の1階部分でケーキ・パン教室を開いている 「MOCHIKO」 製のチョコだそう。

青い海辺の店

「커피 이야기」 のカフェは2階部分なのだが、階段の上り口に今まで見かけなかった看板が立っていた。「해파랑 가게(ヘパランカゲ=青い海辺の店)」 と書いてある。

青い海辺の店

何のことだろうと後で調べてみると・・・、

韓国の文化体育観光部は2009年から、徒歩旅行中心に 「ストーリーがある文化生態探訪路」 というプログラムを組んできた。「해파랑길(ヘパランキル=青い海辺の道)」、「가람길(カラムキル=川沿いの道)」、「옛길(イェッキル=古い街道)」、「남해안길(ナムヘアンキル=南海岸道)」、「テーマストリート」 などの探訪路が整備されている。自然や文化・歴史をストーリー仕立てにし、国内外から訪れる徒歩旅行客が、韓国をより深く知ることができるようにしているのだそう。

それら生態探訪路の1つ 「해파랑길(ヘパランキル)」 は、釜山から강원도(カンウォンド=江原道)고성(コソン=高城)に至る韓国東海岸沿いの688kmの道。広安里沿いの樹木にも 「해파랑길(ヘパランキル)」 という小さな札が取り付けられている(▼)。

青い海辺の店

青い海辺の店

この 「해파랑길(ヘパランキル)」 の周辺にあるいくつかの店を 「해파랑 가게(ヘパランカゲ)」 に指定。指定された店は、そのエリアや宿泊施設などに関する情報を提供したり、探訪客の情報交換の場となったり、また探訪客が地元の人々との交流の場となったりすることを目的としているのだそう。

「커피 이야기」 はその 「해파랑 가게(ヘパランカゲ)」 の1つに指定されているのだった。ナルホド。


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