2013年12月02日
小さな漁港のカフェ 「Diart」
「향유재」(ヒャンユジェ)を出て再びHさんの車に乗り込む。「近くにカフェはいくつかあるんだけど、海の眺めがいい店か、コーヒーの味がいい店か、どっちがいい?」 とHさんに聞かれ、「コーヒーのおいしい店」 をリクエスト。
「以前は南浦洞(ナンポドン)にあった店でね、ハンドドリップで煎れてくれるの」。そう言われて 「もしや、あの店では」 と思った。光復路(クァンボンノ)沿いの2階にあった、ドリップポットの立体看板が目印のあの店・・・。
私が名前を思い出そうとしていると 「Diartっていう店なんだけど」 とHさん。やっぱりそうだ!! 少し前に光復路で店を探したが見当たらないと思っていたら、移転していたのか。
「향유재」 から坂道を下りていく。カーブを曲がると再びぱーっと海が開けた。私が好きな尾浦(ミポ)の風景に似ている。坂道を下りきると小さなひなびた漁港に突き当たる。
Diartは漁港の目の前にあるのだが、青沙浦(チョンサポ)に来るのが初めての私のために 「店に入る前に青沙浦をちょっと一回りするわね」 とHさん。海沿いの道は左右に伸びているのだが、左右とも行き止まりになっているのだそう。
「ここ(青沙浦)は、こういうふうに行き止まりになってるから、どこかに行く途中についでに立ち寄るって場所じゃないのよね。ここに来る目的で来ない限り来れない場所っていうか・・・」 とHさん。まさにそういう場所だ。
Hさんが海沿いの道路を端から端まで車で走ってくれたが、せいぜい500~600mくらい。道路沿いには刺身の店などが並ぶ。非常にのどかな漁港だ。しかしこんなひなびた漁港にも、Angel-in-us Coffeeが進出してきていて驚いた。今や韓国では、カフェがないところを探すのが難しいほどだ。


赤と白の灯台がいい感じ。

そして懐かしのDiart(▼)。1年少し前にここに移転してきたそうだ。目印のドリップポットも健在。こんなところでDiartに再会できるとは思ってもみなかった。店は2階建てで、以前は1階の入り口脇に喫煙室があったそうだが、今は全面禁煙になっている。今年7月から法律で、150㎡以上の全ての飲食店は禁煙区域に指定されたので、それに伴ってのことだろう。

私たちは2階席へ。注文は2階にも聞きにきてくれる。2階は大きな窓から青沙浦の海がよく見えて、とってもいい雰囲気だ。テーブルとテーブルの間隔もたっぷりとってあるので、のんびりくつろげる。

メニューはコーヒーやスイーツのほかにパスタもあって驚いた。私たちはドリップコーヒー(6,000w)をいただくことにした。6~7種類ほどの豆の中から好みのものを選んで注文する(豆の種類によって1,000~2,000w追加)。やがて素敵なカップに入ったコーヒーが運ばれてきた。店が南浦洞にあったときも、カップがとてもおしゃれだったのを覚えている。
お味も変わらぬおいしさ。コーヒーを飲みながら、私たちは引き続き、話に花を咲かせた。そのうちだんだん日が傾き、水色だった空にオレンジ色が混じっていく。穏やかな時間だ。見慣れた広安里(クァンアルリ)の海とは雰囲気の違う青沙浦の海はとても新鮮だった。

身辺の状況に変化があり、遠からず釜山を離れることになりそうだとおっしゃるHさん。その前に是非もう1度お会いできますように。
Diart
釜山市海雲台区中洞青沙浦路128番ギル12
(051) 702-1253
「以前は南浦洞(ナンポドン)にあった店でね、ハンドドリップで煎れてくれるの」。そう言われて 「もしや、あの店では」 と思った。光復路(クァンボンノ)沿いの2階にあった、ドリップポットの立体看板が目印のあの店・・・。
私が名前を思い出そうとしていると 「Diartっていう店なんだけど」 とHさん。やっぱりそうだ!! 少し前に光復路で店を探したが見当たらないと思っていたら、移転していたのか。
「향유재」 から坂道を下りていく。カーブを曲がると再びぱーっと海が開けた。私が好きな尾浦(ミポ)の風景に似ている。坂道を下りきると小さなひなびた漁港に突き当たる。
Diartは漁港の目の前にあるのだが、青沙浦(チョンサポ)に来るのが初めての私のために 「店に入る前に青沙浦をちょっと一回りするわね」 とHさん。海沿いの道は左右に伸びているのだが、左右とも行き止まりになっているのだそう。
「ここ(青沙浦)は、こういうふうに行き止まりになってるから、どこかに行く途中についでに立ち寄るって場所じゃないのよね。ここに来る目的で来ない限り来れない場所っていうか・・・」 とHさん。まさにそういう場所だ。
Hさんが海沿いの道路を端から端まで車で走ってくれたが、せいぜい500~600mくらい。道路沿いには刺身の店などが並ぶ。非常にのどかな漁港だ。しかしこんなひなびた漁港にも、Angel-in-us Coffeeが進出してきていて驚いた。今や韓国では、カフェがないところを探すのが難しいほどだ。
赤と白の灯台がいい感じ。
そして懐かしのDiart(▼)。1年少し前にここに移転してきたそうだ。目印のドリップポットも健在。こんなところでDiartに再会できるとは思ってもみなかった。店は2階建てで、以前は1階の入り口脇に喫煙室があったそうだが、今は全面禁煙になっている。今年7月から法律で、150㎡以上の全ての飲食店は禁煙区域に指定されたので、それに伴ってのことだろう。
私たちは2階席へ。注文は2階にも聞きにきてくれる。2階は大きな窓から青沙浦の海がよく見えて、とってもいい雰囲気だ。テーブルとテーブルの間隔もたっぷりとってあるので、のんびりくつろげる。
メニューはコーヒーやスイーツのほかにパスタもあって驚いた。私たちはドリップコーヒー(6,000w)をいただくことにした。6~7種類ほどの豆の中から好みのものを選んで注文する(豆の種類によって1,000~2,000w追加)。やがて素敵なカップに入ったコーヒーが運ばれてきた。店が南浦洞にあったときも、カップがとてもおしゃれだったのを覚えている。
お味も変わらぬおいしさ。コーヒーを飲みながら、私たちは引き続き、話に花を咲かせた。そのうちだんだん日が傾き、水色だった空にオレンジ色が混じっていく。穏やかな時間だ。見慣れた広安里(クァンアルリ)の海とは雰囲気の違う青沙浦の海はとても新鮮だった。
身辺の状況に変化があり、遠からず釜山を離れることになりそうだとおっしゃるHさん。その前に是非もう1度お会いできますように。
Diart
釜山市海雲台区中洞青沙浦路128番ギル12
(051) 702-1253
Posted by dilbelau at 08:50│Comments(0)
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