2011年12月09日

社会鍋に1億ウォン

毎年、年末が近づくと街角で見かける구세군(救世軍)の사회냄비(社会鍋)。救世軍はイギリスに本部を置き、現在、世界124の国と地域で活動する国際的なキリスト教(プロテスタント)の団体だ。(▼写真は昨年12月、西面ロッテ百貨店前にて)

社会鍋に1億ウォン

以下、救世軍日本法人の公式HPより 「社会鍋」 についての説明を抜粋。

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12月に入ると、救世軍では、全国の主要都市で歳末助け合いの募金をおこないます。

三脚につるした鍋と紅白のたすきが目印の 「社会鍋」——年末の風物詩ともなっているこの社会鍋のルーツは1906(明治39)年に始まった 「慰問かご」 です。これは、日露戦争直後で失業者が多かった当時、最も暮らしにくい年末年始のために、餅やミカン、足袋などをかごに入れて貧しい家庭に配った正月のプレゼントでした。1909年からは失業者救済対策として、他の国々の救世軍でおこなわれていた 「クリスマス・ケトル(スープ壷)」 と呼ばれる募金方法をヒントに、三脚に鉄鍋をつるして街頭募金をするスタイルになりました。

「集金鍋」「慈善鍋」「社会鍋」 と名前を変えながら、寄せられた献金の用途も広がってきました。現在では、様々な救援活動(国内外の緊急災害被災者や街頭生活者への支援)や各種の慰問活動(母子家庭、独居老人、病院、各種施設など)のために用いられています。

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韓国でも年末が近づくと、繁華街の歩道や地下鉄の構内など、人が多く通行する場所でよく見かける。「リン、リン」 とベルを鳴らしているので、雑踏の中でもよく目立つ。

さて、韓国ではこの社会鍋に、匿名で1億ウォンを超える高額の募金をした人がいると話題になっている。12月4日の17時20分ごろ、ソウル・明洞(ミョンドン)で募金活動をしていた社会鍋に、60代前半と見られる男性が 「これを役立ててください」 と書かれた封筒を入れたそうだ。

後で中身を確認すると1億1,000万ウォン相当の小切手が入っていたとのこと。

韓国では、2005年に高陽市一山で現金3,000万ウォン入りの封筒が、また2010年にはソウルで4,500万ウォンの小切手がそれぞれ社会鍋に募金されたことがあるが、1億ウォンを超える寄付は今回が初めて。韓国救世軍が社会鍋の活動を始めた1928年以来、最高の金額だそうだ。

封筒には小切手とともに、「いつも素晴らしい活動をされている救世軍に敬意を表します。私の心ばかりの誠意ですが、恵まれないお年寄りの方々に少しでも役立てていただけらえばと思います」 と書かれた手紙も入っていたそうだ。


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この記事へのコメント
素晴らしいことですね!
Posted by hagi1hagi1 at 2011年12月09日 18:47
hagi1 さま

円高ウォン安の現在のレートで換算しても、日本円で約745万円です。
なかなかできないことですよね。
Posted by dilbelaudilbelau at 2011年12月09日 20:37
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    コメント(2)