Busan nikki 1 (2008～2013)

つづき



列車はしばらく山と田んぼの中を走る。やがて、일광（日光＝イルグァン）海水浴場がちらりと見えたかと思うと、列車はまた山の中へ。

월내（月内＝ウォルレ）駅を通過し、次に停まったのは남창（南倉＝ナムチャン）駅（10:04）。やはりホームは非常に低い。ここでも登山に向かうらしき人が大勢下りていった。



次の덕하（徳下＝トッカ）駅を通過すると窓の外の風景は一転。山や田んぼから、白い煙を吐く煙突や工場などが建ち並ぶ風景に（▼）。

온산（温山＝オンサン）にある石油化学団地だ。SK・LG・삼성（三星）・S-OILなど、韓国でも屈指の大手石油化学会社が集まっている工業団地。約827万㎡の敷地の中では、完全自動化された設備が365日昼夜を問わずフルタイム稼動。世界各地で生産された原油を精製して、石油製品や石油化学製品を生産。そのうち60％以上を海外に輸出しているのそうだ。





そして定刻の10:22に、태화강（太和江＝テファガン）駅（＝旧・蔚山駅）に到着（▼）。





駅舎の出入り口には、韓国語・日本語・中国語・英語で書かれた観光案内が備え付けられていた（▼）。



つづく