2010年08月23日
夏の押し花展
先日、刈谷市美術館(愛知県)で開かれた押し花展に、知人の方の作品も展示されていると聞き、夫と2人で観に行ってみた。私たちが訪れたのは、8月3日から8日まで開かれていたその展示会の最終日。
加藤光江さんというその方とは特に連絡を取り合っていたわけではなく、会場でお会いできればいいなと思いつつ向かったのだが、幸運にも私たちが展覧会を一通り見終わった頃、会場にいらっしゃったその方と偶然お会いすることができた。久しぶりの再開だったので、とても嬉しかった。
「花友 押花会」 で押し花を習い始めて4年ほどになるという、加藤光江さんの作品。
「高原の春」(▼)。

「正月飾り」(▼)。

「リズムに乗って」(▼)。

「北海道の早春」(▼)。ご子息が北海道で撮影された写真をもとに作られた作品なのだそう。丹頂の白い羽は、白い花びらを1枚ずつ切って貼り付け、黒い羽の部分は茄子の皮を利用されていたのだそうだ。実に緻密な作業だ。

「花かご」(▼)。

「山間の民家」(▼)。

高山は白川郷のかやぶき屋根の民家を題材にされたというこの作品。かやぶき屋根の様子が大変よく表現されているが、これはサトイモの皮を使われたのだそうだ(▼)。なるほど。

どれもこれも緻密で根気の要る作業だ。ご自宅の庭や畑で咲いている花も使われいるのだそうだ。デザインを考え、それに合う花を摘んで下準備をし、1つ1つ丁寧に配置していく。手間も時間もかかるだろうが、完成したときの喜びはひとしおだろう。
会場内には、大勢の方たちの作品がずらりと展示されている。どれも見事な作品で見ごたえがある。押し花というより、アート絵画だ。作者によってそれぞれ個性が現れているのも面白い。

額縁に収められた作品だけでなく、ブローチやペンダント、ストラップなどに加工された押し花も展示されている。


こちらは、押し花が貼り付けられた透明のガラスの風鈴(▼)。いかにも涼しげで愛らしい。

屏風風に仕立てられたたくさんの押し花たち。それぞれに名前が書いてある。その数100近くにもなる(▼)。

数多くの作品を鑑賞し終わり、加藤光江さんとしばし歓談。「気に入ったのがあればあげるわよ」 とおっしゃってくださる加藤さんのお言葉に、夫と顔を見合わせる。
どれもこれも本当に素敵な作品で、もしいただけるものなら是非釜山の部屋に飾りたいと思うのだが、手間ひまかけて作られた作品にはどれにも愛着がおありだろう。”じゃあください” と言うのはあつかましい気がして躊躇していると、「いいわよ。こんなのでよければ」 とおっしゃってくださる加藤さん。
ならば、と思い切って一つ頂戴することにした。
夫と私がともに、数々の作品の中でも一番心ひかれた 「山間の民家」 をいただくことに。後日、わざわざ持ってきて下さった。あらためて見てみると、広い展示会場で見たときよりも大きく迫力があるように感じる。
早速釜山に持ち帰り、部屋に飾らせていただこう。
加藤さん、本当にどうもありがとうございました。
加藤光江さんというその方とは特に連絡を取り合っていたわけではなく、会場でお会いできればいいなと思いつつ向かったのだが、幸運にも私たちが展覧会を一通り見終わった頃、会場にいらっしゃったその方と偶然お会いすることができた。久しぶりの再開だったので、とても嬉しかった。
「花友 押花会」 で押し花を習い始めて4年ほどになるという、加藤光江さんの作品。
「高原の春」(▼)。
「正月飾り」(▼)。
「リズムに乗って」(▼)。
「北海道の早春」(▼)。ご子息が北海道で撮影された写真をもとに作られた作品なのだそう。丹頂の白い羽は、白い花びらを1枚ずつ切って貼り付け、黒い羽の部分は茄子の皮を利用されていたのだそうだ。実に緻密な作業だ。
「花かご」(▼)。
「山間の民家」(▼)。
高山は白川郷のかやぶき屋根の民家を題材にされたというこの作品。かやぶき屋根の様子が大変よく表現されているが、これはサトイモの皮を使われたのだそうだ(▼)。なるほど。
どれもこれも緻密で根気の要る作業だ。ご自宅の庭や畑で咲いている花も使われいるのだそうだ。デザインを考え、それに合う花を摘んで下準備をし、1つ1つ丁寧に配置していく。手間も時間もかかるだろうが、完成したときの喜びはひとしおだろう。
会場内には、大勢の方たちの作品がずらりと展示されている。どれも見事な作品で見ごたえがある。押し花というより、アート絵画だ。作者によってそれぞれ個性が現れているのも面白い。
額縁に収められた作品だけでなく、ブローチやペンダント、ストラップなどに加工された押し花も展示されている。
こちらは、押し花が貼り付けられた透明のガラスの風鈴(▼)。いかにも涼しげで愛らしい。
屏風風に仕立てられたたくさんの押し花たち。それぞれに名前が書いてある。その数100近くにもなる(▼)。
数多くの作品を鑑賞し終わり、加藤光江さんとしばし歓談。「気に入ったのがあればあげるわよ」 とおっしゃってくださる加藤さんのお言葉に、夫と顔を見合わせる。
どれもこれも本当に素敵な作品で、もしいただけるものなら是非釜山の部屋に飾りたいと思うのだが、手間ひまかけて作られた作品にはどれにも愛着がおありだろう。”じゃあください” と言うのはあつかましい気がして躊躇していると、「いいわよ。こんなのでよければ」 とおっしゃってくださる加藤さん。
ならば、と思い切って一つ頂戴することにした。
夫と私がともに、数々の作品の中でも一番心ひかれた 「山間の民家」 をいただくことに。後日、わざわざ持ってきて下さった。あらためて見てみると、広い展示会場で見たときよりも大きく迫力があるように感じる。
早速釜山に持ち帰り、部屋に飾らせていただこう。
加藤さん、本当にどうもありがとうございました。
Posted by dilbelau at 09:06│Comments(0)
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