2013年08月27日
らくらく自動審査
先日、1週間ほど日本に帰った。夏の休暇シーズンなので、さぞ金海(キメ)空港も混み合っているかと少し早めに家を出たのだが、意外にもガラガラ。少し前にテレビで見た仁川(インチョン)空港の混雑ぶりとはえらい違いだった。

これまではチェックインの際、預け入れ手荷物がある場合 「手荷物の検査が終わるまで5分ほどこの近くにいてください」 と指示され、チェックインカウンター付近で待機しなければならなかった。もし手荷物の再検査が必要であればその場で呼び出しが入る仕組みなので、自分の名前が呼ばれないかどうか聞き耳を立てながら。
しかしこの日は 「後ろの画面で、ご自身の手荷物が流れていくのが確認できるまでお待ちください」 と言われた。後ろの画面というのがこちら(▼)。チェックインカウンター前フロアの柱に取り付けられている。

画面を見ているとほどなく、ベルトコンベアで流れていく自分たちの荷物が確認できた。手荷物の検査を無事通過したということなので、もうその場から立ち去ってもよい。これまでのように 「そろそろ5分経ったかな」 と時計を見つつ、耳でもアナウンスに注意しつつ待つ必要がなく、画面で一目瞭然なので便利だ。
さて、この日は 「自動出入国審査」 のための登録もしてみようと思っていた。専用の自動出入国審査台を使えば、出入国審査台前の長い列に並ばなくてもラクラク審査が終了するというこの制度は、金海空港でも2011年から導入されていた。利用には事前登録が必要で、登録しようしようと思いつつ、これまでしそびれていた。
事前に調べた情報では、チェックインカウンター横にある出入国管理事務所で登録できるとのことだったが、現在は、保安検査を終えて出国審査台へ進むまでの空間にある登録センターで登録するようになっていた。
私たちが登録センターを訪ねたときドアは閉まっていて、いかにも誰もいない様子。近くにいた職員に聞くと11:30~12:30は昼休みなのだそう。私たちの飛行機は12:30から搭乗開始だったので、今日はダメかとあきらめかけたら 「12:30よりもっと早く(担当者が)帰ってくると思うから、まず出国審査しておいて、また後で戻ってきてごらん。自分はここにずっと座ってるから(登録のため)また中に入れてあげるよ」 と、その職員が言ってくれた。
その人の言った通り、12時頃には担当職員が昼食を食べ終えて戻ってきた。早速、中に入れてもらって登録。パスポートを提示し、両手人差指の指紋と顔写真を登録したら終わり。パスポートに 「自動出入国審査登録確認」 というステッカーを張ってくれた。期限は5年(パスポートの有効期限が5年未満の場合はパスポートの有効期限)。期限を過ぎたらまた登録し直す。
登録の手続きはこれだけ。「3分で終わる」 と聞いていたが、本当にそれくらいしかかからなかった。
ただ、登録できるビザの資格が決まっていて、それ以外の人は登録できない。登録可能なビザは 「駐在(D-7)・企業投資(D-8)・貿易経営(D-9)・教授(E-1)・研究(E-3)・技術指導(E-4)・専門職業(E-5)の資格所持者とそれらの同伴(F-3)」、「永住(F-5)・結婚移民(F-6)の資格所持者とその配偶者および17歳以上の子で居住(F-2)の資格所持者」、「企業投資(D-8)から居住(F-2)に変更した外国人」 だそう。
ちなみに、約1週間後に日本から釜山に戻ってきたとき、早速、自動出入国審査を利用してみたが、非常に便利だった。まずゲート横の画面でパスポートのページを読み取らせると1つ目のゲートが開くので、ゲートの中へ進む。次に指紋を読み取らせると2つ目のゲートが開く。これで完了。1分もかからない。指紋は、登録時は両手の人差し指を登録したが、審査台では左右どちらかの指紋を認識させるだけでよい。
パスポートに押されるスタンプも省略されるため、特に頻繁に出入国する人にとっては、いっぱいになったページを増やす手続きをする煩わしさもない。
さて、飛行機はけっこうたくさんの客を乗せ、定刻に出発。離陸して間もなく、我が家のある広安里(クァンアルリ)エリアが見えていた。写真中央の海上の橋は広安大橋、その右手の弓状の部分が広安里ビーチ。ビーチ脇には我が家のアパートも見えている。ニョキニョキと超高層アパートがそびえたつマリンシティや、二妓台(イギデ)、五六島(オリュット)なども見えていた。

日本には予定より20分ほど早く到着。話には聞いていたが、ものすごい暑さだ。溶けてしまいそうなほどの熱気。韓国でも蔚山(ウルサン)では40度を超えるなど地域によってはかなりの猛暑となっているが、比較的涼しい釜山からやってきたので、余計に暑さが身にしみた。
これまではチェックインの際、預け入れ手荷物がある場合 「手荷物の検査が終わるまで5分ほどこの近くにいてください」 と指示され、チェックインカウンター付近で待機しなければならなかった。もし手荷物の再検査が必要であればその場で呼び出しが入る仕組みなので、自分の名前が呼ばれないかどうか聞き耳を立てながら。
しかしこの日は 「後ろの画面で、ご自身の手荷物が流れていくのが確認できるまでお待ちください」 と言われた。後ろの画面というのがこちら(▼)。チェックインカウンター前フロアの柱に取り付けられている。
画面を見ているとほどなく、ベルトコンベアで流れていく自分たちの荷物が確認できた。手荷物の検査を無事通過したということなので、もうその場から立ち去ってもよい。これまでのように 「そろそろ5分経ったかな」 と時計を見つつ、耳でもアナウンスに注意しつつ待つ必要がなく、画面で一目瞭然なので便利だ。
さて、この日は 「自動出入国審査」 のための登録もしてみようと思っていた。専用の自動出入国審査台を使えば、出入国審査台前の長い列に並ばなくてもラクラク審査が終了するというこの制度は、金海空港でも2011年から導入されていた。利用には事前登録が必要で、登録しようしようと思いつつ、これまでしそびれていた。
事前に調べた情報では、チェックインカウンター横にある出入国管理事務所で登録できるとのことだったが、現在は、保安検査を終えて出国審査台へ進むまでの空間にある登録センターで登録するようになっていた。
私たちが登録センターを訪ねたときドアは閉まっていて、いかにも誰もいない様子。近くにいた職員に聞くと11:30~12:30は昼休みなのだそう。私たちの飛行機は12:30から搭乗開始だったので、今日はダメかとあきらめかけたら 「12:30よりもっと早く(担当者が)帰ってくると思うから、まず出国審査しておいて、また後で戻ってきてごらん。自分はここにずっと座ってるから(登録のため)また中に入れてあげるよ」 と、その職員が言ってくれた。
その人の言った通り、12時頃には担当職員が昼食を食べ終えて戻ってきた。早速、中に入れてもらって登録。パスポートを提示し、両手人差指の指紋と顔写真を登録したら終わり。パスポートに 「自動出入国審査登録確認」 というステッカーを張ってくれた。期限は5年(パスポートの有効期限が5年未満の場合はパスポートの有効期限)。期限を過ぎたらまた登録し直す。
登録の手続きはこれだけ。「3分で終わる」 と聞いていたが、本当にそれくらいしかかからなかった。
ただ、登録できるビザの資格が決まっていて、それ以外の人は登録できない。登録可能なビザは 「駐在(D-7)・企業投資(D-8)・貿易経営(D-9)・教授(E-1)・研究(E-3)・技術指導(E-4)・専門職業(E-5)の資格所持者とそれらの同伴(F-3)」、「永住(F-5)・結婚移民(F-6)の資格所持者とその配偶者および17歳以上の子で居住(F-2)の資格所持者」、「企業投資(D-8)から居住(F-2)に変更した外国人」 だそう。
ちなみに、約1週間後に日本から釜山に戻ってきたとき、早速、自動出入国審査を利用してみたが、非常に便利だった。まずゲート横の画面でパスポートのページを読み取らせると1つ目のゲートが開くので、ゲートの中へ進む。次に指紋を読み取らせると2つ目のゲートが開く。これで完了。1分もかからない。指紋は、登録時は両手の人差し指を登録したが、審査台では左右どちらかの指紋を認識させるだけでよい。
パスポートに押されるスタンプも省略されるため、特に頻繁に出入国する人にとっては、いっぱいになったページを増やす手続きをする煩わしさもない。
さて、飛行機はけっこうたくさんの客を乗せ、定刻に出発。離陸して間もなく、我が家のある広安里(クァンアルリ)エリアが見えていた。写真中央の海上の橋は広安大橋、その右手の弓状の部分が広安里ビーチ。ビーチ脇には我が家のアパートも見えている。ニョキニョキと超高層アパートがそびえたつマリンシティや、二妓台(イギデ)、五六島(オリュット)なども見えていた。
日本には予定より20分ほど早く到着。話には聞いていたが、ものすごい暑さだ。溶けてしまいそうなほどの熱気。韓国でも蔚山(ウルサン)では40度を超えるなど地域によってはかなりの猛暑となっているが、比較的涼しい釜山からやってきたので、余計に暑さが身にしみた。
この記事へのコメント
先日は、お立ち寄りありがとうございました。
自動出入国審査・・・便利仕組みができたんですね!
アメリカを出て、この3年あまり<田舎町>暮らしに明け暮れておりますので、日本へも、アメリカにも行っておりません。
寿命が尽きてしまう前に行かないと・・笑笑。。。
ただこの自動出入国審査の資格、私はF-1ビザで在留しておりますが この資格ではも申し込みすらできないようで・・
少しがっかり・・。。
自動出入国審査・・・便利仕組みができたんですね!
アメリカを出て、この3年あまり<田舎町>暮らしに明け暮れておりますので、日本へも、アメリカにも行っておりません。
寿命が尽きてしまう前に行かないと・・笑笑。。。
ただこの自動出入国審査の資格、私はF-1ビザで在留しておりますが この資格ではも申し込みすらできないようで・・
少しがっかり・・。。
Posted by 金海のおじさん
at 2013年08月27日 11:26

金海のおじさん さま
パスタに続き冷麺もおいしそうでした。
次回のキーマカレーも楽しみにしています。
自動出入国審査、あっという間にゲートを通過できてとっても便利なのですが、登録できる資格が限られているのが残念ですね。もっと広げればいいのにと思います。
パスタに続き冷麺もおいしそうでした。
次回のキーマカレーも楽しみにしています。
自動出入国審査、あっという間にゲートを通過できてとっても便利なのですが、登録できる資格が限られているのが残念ですね。もっと広げればいいのにと思います。
Posted by dilbelau
at 2013年08月27日 12:24
