Busan nikki 1 (2008～2013)

先日、日本人の友人 I さん宅へ招いていただいた。共通の友人である韓国人のHさんも一緒に行く予定だったが、急用ができたとのことで今回は私1人だけで。

I さんとは、Hさん宅で一緒にちょっとした料理を作って食べたことも数回あり、その料理の腕前は前々から知っていた。毎年お正月には、お節料理をほとんど全部手作りで準備されるという I さんは、パンやパウンドケーキを焼くのも非常に上手でいらっしゃる。

この日は、日本の巻き寿司などを用意してくださっていた。前日から具材の下ごしらえをしてくださっていたとのこと。



韓国にも김밥（キンパッ）という海苔巻きがあり、見た目は少し細めの日本の巻き寿司という感じだが、その味は全く違う。そもそもキンパッに使われるご飯は酢飯ではなく普通のご飯。具材もごぼうやたくあん・きゅうりなどの歯ごたえのいいものと、卵やハムなど。

日本の巻き寿司をいただくのは久しぶり。上品なお味でとてもおいしかった。

他にも、海老や卵、きゅうりと春雨の酢の物に、野菜とお肉の甘辛煮、だしのきいたお吸い物も。







どれも上品な優しい味付けで、作ってくださった I さんのお人柄を表しているよう。あれこれと楽しくおしゃべりしながら、大変おいしくいただいた。ご馳走さまでした。