2008年09月07日
2008年9月7日(日)アフォガート
そういえば、わずかだがまだセミの鳴き声が聞こえる。
さて今日は近所のKさんと3人で、韓国語・日本語の勉強会をする日。主に、日本語を韓国語に訳すときの疑問点などを教えてもらっているが、似ていると思われる韓国語と日本語でも、文章の組み立て方や動詞の使い方にはやはり違いがあり、似ているからこその微妙な違いが難しいと感じる。
午後はお天気もいいし、夫と広安里ビーチのビエンナーレの作品を見に行ってみることにした。ビーチへ向かおうとマンション駐車場を歩いていると、突然「ゴン!」という音とともに、私たちの10メートル位前に何かが落ちてきた。よく見ると食べ終わったリンゴの芯。誰かがマンションの窓からいたずらで投げ落としたものだろう。すぐ上を見上げてみたがもちろん人影はない。廊下を歩きながらリンゴを食べ、下を確認せずにゴミを捨てる感覚で窓から投げ捨てたのかもしれないが、本当に驚いた。
ビエンナーレの作品は、それぞれ作者とタイトルを書いた立て札とともに設置されている。左の写真は、黄色に塗った木の枝から、ネットに入ったたくさんのレモンがぶらさがっている。真ん中のはもちろん人形。
個性的な作品が多い中、私の一番のお気に入りはこの作品。青と黄色のビニール袋をふくらませて、ポールの先に取り付けただけのものだが、風に袋がなびいてサワサワと何ともいえないいい音がする。
1.7キロほどのビーチを端まで歩いて、一通り作品を鑑賞。先日、夫の同僚が連れて行ってくれた喫茶店へ行ってみることに。そのとき同僚が食べていた「アフォガート」なるものが、夫の目にやけにおいしそうにうつったとのことで、食べてみようと。エスプレッソコーヒーをアイスクリームの上にかけた、「アフォガード」なるスウィーツが存在すること自体、先日まで2人とも知らなかったのだが…。(^^;
甘いものがそれほど好きではない私でも、箸ならぬスプーンが進んだ。エスプレッソの苦みとアイスクリームの甘味が絶妙のバランスで、お互いを引き立てあっている感じ。エスプレッソだけだと苦すぎるだろうし、またアイスだけだと甘すぎるだろうが、これを合わせると、クセになるおいしさ。^^ やっぱり何事も体験してみないと分からないもんだなー、とあらためて思った。
ちなみにこの「アフォガード」、韓国語式に発音すると「アポガードゥ」(「ポ」を強めに)となる。^^
Posted by dilbelau at 20:05│Comments(0)
│釜山ビエンナーレ