2008年09月07日
2008年9月6日(土)ミュージカル『AIDA』
午前中、読書しようと夫と近所のスタバに行くと、ちょうどHさんから電話があった。少し前に海外旅行に出かけられていて、帰国を見計らって何回か電話したがつながらずにいたので、ずいぶん久しぶりにお声を聞いた。最近、習い事を増やしたので忙しくなったそうだが、お元気そうで何よりだった。
スタバの2階の窓からちょうどビーチが見える。例のビエンナーレの作品を鑑賞しに、多くの中高生らしき女学生が訪れていた。今日から11月まで開催される。
ひとしきり読書をして、夫の職場で学会が開かれるというので、一緒に聴かせてもらいに行く。会場に入る前に、大学近くの食堂で腹ごしらえ。久しぶりに섞어국밥を注文。スープまでいただいて、すっかりおなかいっぱいに。これで3000ウォンはお得感がある。
写真右端に見えるピンク色っぽいアミエビの塩辛を、섞어국밥に好みの量を入れて塩味を加減する。生のタマネギや青唐辛子は、味噌をつけながらいただく。
学会を興味深く聴かせてもらい、外に出る頃にはシトシト雨が降っていた。
さて、今日は楽しみにしていたミュージカル『AIDA』の公演の日。開演は19:30からなので、会場(釜山文化会館)近くの쌈밥屋さんへ。ここは以前私がHさんに連れてきてもらい、かなり高得点だったお店。文化会館に近いので、店の名前もズバリ「문화쌈밥」。もともと人気のある店だと聞いているが、特に私たちのように文化会館で何か公演を観にきた人が、その前後に食事をするため立ち寄ることが多いようだ。実際、隣に座っていた家族連れを、『AIDA』の会場でも見かけた。

これで一人6000ウォン(写真は2人分)。古代米のようなご飯に、ワカメスープ、韓国式味噌汁のほかに、さまざまなおかずがついてきて、好きな物をご飯と一緒にサンチュやワカメなどで包んで食べる。中でも、サバと大根の煮物は味がよ~くしみていて非常においしい。


サンチュ類の生の葉(左)の他に、ゆでたキャベツ・白菜・ワカメ(昆布)などの葉類(右)など、多くの種類の葉で包んで食べる。どの葉で何を包んで食べるかによって、味わいがいろいろ変化して楽しい。
さていよいよミュージカル『AIDA』の会場へ。あらかじめ電話予約していたチケットを受け取り、入場。この『AIDA』は、会場である「釜山文化会館」の創立20周年記念公演なのだそうだ。

ロビーにはたくさんの「祝・公演」と書かれた花。とても華やいだ雰囲気。


ロビーを行き交う人たちも、今から始まるミュージカルへの期待が高まっている雰囲気が伝わってくる。お菓子や飲料水を売っている売店には長い列が。


イタリアのGiuseppe Verdi作の『AIDA』は、歌詞も全てイタリア語。韓国語の字幕が舞台両袖に表示される。出演者は5日間の会期中ほぼ毎日入れ替わり、今日は主役級の2人がロシア人である他は韓国人。音楽はプサン フィルハーモニーオーケストラと、プサン メトロポリタンコーラス、そして釜山少年少女合唱団。
楽団が音合わせの最終チェックをしている。やがて開演を知らせる音楽。ほぼ満席状態の座席が、舞台に集中している。

素晴らしい舞台だった。
今回は3階席だったが、視覚的にも聴覚的にも充分楽しめた。特に、やはりプロのオペラ歌手の声量や音域には言葉を失うほど圧倒された。もはや人間の声だとは思えないほど。신정희バレー団によるバレーも、見とれるほど美しかった。
聴こえてくる歌詞は全てイタリア語、また字幕の文字は全てハングル、という私たちにとっては大きなハンデがあったが、それ以上の素晴らしさに2人とも大満足、大感動。ストーリーも、あらかじめ劇団四季のHPで「予習」していたので、だいたいの筋は理解することができた(と思う)。^^
観客の大半は韓国人だったが、何度も「ブラボー」と叫ぶ声があちこちから聞こえ、大変楽しんでいるようだった。
また最後のカーテンコールのときには、出演者だけでなくディレクターたちも出てきて大きな声援に応えていた。興奮さめやらぬ状態でロビーに降りると、出演者の一人が記念写真に応じていた。
オペラは2人とも初心者だが、予想以上に楽しむことができた。途中20分の休憩をはさんで、終わってみると3時間が経っていた。会場を出る頃には雨もすっかり上がり、清々しい気分で家路についた。
スタバの2階の窓からちょうどビーチが見える。例のビエンナーレの作品を鑑賞しに、多くの中高生らしき女学生が訪れていた。今日から11月まで開催される。
写真右端に見えるピンク色っぽいアミエビの塩辛を、섞어국밥に好みの量を入れて塩味を加減する。生のタマネギや青唐辛子は、味噌をつけながらいただく。
学会を興味深く聴かせてもらい、外に出る頃にはシトシト雨が降っていた。
これで一人6000ウォン(写真は2人分)。古代米のようなご飯に、ワカメスープ、韓国式味噌汁のほかに、さまざまなおかずがついてきて、好きな物をご飯と一緒にサンチュやワカメなどで包んで食べる。中でも、サバと大根の煮物は味がよ~くしみていて非常においしい。
サンチュ類の生の葉(左)の他に、ゆでたキャベツ・白菜・ワカメ(昆布)などの葉類(右)など、多くの種類の葉で包んで食べる。どの葉で何を包んで食べるかによって、味わいがいろいろ変化して楽しい。
さていよいよミュージカル『AIDA』の会場へ。あらかじめ電話予約していたチケットを受け取り、入場。この『AIDA』は、会場である「釜山文化会館」の創立20周年記念公演なのだそうだ。
ロビーにはたくさんの「祝・公演」と書かれた花。とても華やいだ雰囲気。
ロビーを行き交う人たちも、今から始まるミュージカルへの期待が高まっている雰囲気が伝わってくる。お菓子や飲料水を売っている売店には長い列が。
イタリアのGiuseppe Verdi作の『AIDA』は、歌詞も全てイタリア語。韓国語の字幕が舞台両袖に表示される。出演者は5日間の会期中ほぼ毎日入れ替わり、今日は主役級の2人がロシア人である他は韓国人。音楽はプサン フィルハーモニーオーケストラと、プサン メトロポリタンコーラス、そして釜山少年少女合唱団。
楽団が音合わせの最終チェックをしている。やがて開演を知らせる音楽。ほぼ満席状態の座席が、舞台に集中している。
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素晴らしい舞台だった。
今回は3階席だったが、視覚的にも聴覚的にも充分楽しめた。特に、やはりプロのオペラ歌手の声量や音域には言葉を失うほど圧倒された。もはや人間の声だとは思えないほど。신정희バレー団によるバレーも、見とれるほど美しかった。
聴こえてくる歌詞は全てイタリア語、また字幕の文字は全てハングル、という私たちにとっては大きなハンデがあったが、それ以上の素晴らしさに2人とも大満足、大感動。ストーリーも、あらかじめ劇団四季のHPで「予習」していたので、だいたいの筋は理解することができた(と思う)。^^
また最後のカーテンコールのときには、出演者だけでなくディレクターたちも出てきて大きな声援に応えていた。興奮さめやらぬ状態でロビーに降りると、出演者の一人が記念写真に応じていた。
オペラは2人とも初心者だが、予想以上に楽しむことができた。途中20分の休憩をはさんで、終わってみると3時間が経っていた。会場を出る頃には雨もすっかり上がり、清々しい気分で家路についた。
Posted by dilbelau at 01:09│Comments(0)
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