Busan nikki 1 (2008～2013)

つづき

そろそろお昼どきだったので、お目当てのチャジャン麺をいただくことにした。主だった中国料理店の入口には 「チャジャン麺3,000w」 という張り紙がしてあった。どの店もチャジャン麺目当ての客でにぎわっている。目についた 「元香斎（원향재）」 という店に入ってみた。客席が3階まである大きな店だ。



店内はすでに満席のようだったが、店員さんに人数を聞かれ2人と答えると 「こちらへどうぞ」 と、すでに初老の女性2人が座っているテーブルに案内された。相席で、ということだ。会釈して座ると先方も会釈を返してくれた。上品な感じの女性だ。

早速、3,000wのチャジャン麺を注文。祭り期間中は特別メニューとなっており、注文可能なメニューは各テーブルに表示されていた。後で知ったが、この店は간짜장（カンチャジャン）というメニューが有名なのだそうだ。

一般的なチャジャン麺のソースは、野菜や肉と一緒に炒めた춘장（春醬）を水で薄め、それにとろみをつけたものを作り置き、注文が入るとそれを麺にかけて出すが、カンチャジャンのソースは注文を受けてから野菜とチュンジャンを油で炒め水で薄めず作る、という違いがあるそうだ。

この日いただいたのは一般的なチャジャン麺（▼）。



よく混ぜていただく。ソースがやや薄めのような気がしたがおいしくいただいた。



次から次へと客が入ってき、店員さんたちもてんてこまいの様子だった。

元香斎
釜山市東区草梁1洞561
(051) 467-4868

つづく