2012年06月04日

33人で1つの燃燈 4

つづき

「止観殿」 と 「大雄寶殿」、「法華三昧」 の3つの建物に囲まれているスペースには、無数の영등(ヨンドゥン=燃燈)が取り付けられている。その光景は圧巻だ。

33人で1つの燃燈 4

頭上一面に燃燈が広がり、まるで燃燈の天井の下を歩いているようだ。燃燈の下にはたくさんの机と椅子が設置され、三光寺の各支会ごとに献燈の受付を行っていた(▼)。

33人で1つの燃燈 4

燃燈は大きさによって、納める金額(供養金)も違うようだ。写真中央の6列は比較的小ぶりの燃燈で、1つの燃燈に吊り下げられられている紙(氏名・願い事などを書いたもの)も1枚(1人分)だけ(▼)。1個の燃燈を1人で献燈する。

33人で1つの燃燈 4

しかし、両サイドに見えているピンクと黄色の燃燈はサイズが大きめで、吊られている紙の枚数も多い(▲)。これは 「33인등(33人燈)」 と呼ばれる燃燈だそうだ。

33人燈は、仏教界の中でも天台宗でのみ灯されるものだそう。昔の聖賢の言葉によると、「1」 という数字は万物の始まりの数で、「2」 は発展する数、「3」 は成就する数だと言われた。その 「3」 が集まって 「30」 になれば円満成就となり、そこにさらに 「3」 を加えると(「33」)、無限の発展・成就を意味するとされているそうだ。

また仏教には忉利天、兜率天、無想天などの天の世界が全部で33天ある。この33天は6欲天の1つとされる。33人燈は、この33天から33の数を取ったそうで、特に救験があると言われている。この燈を完成するためには33名の人々が一緒に発願しなければならないそうだ。

33人で1つの燃燈 4

33人燈(▲)は、1人で1個献燈する独燈の場合は33万ウォン、33人で1つの燃燈を献燈する同参燈の場合は1人1万ウォンの供養金を払う。同参燈は1つの燃燈に、最大33人分の氏名や願い事を書いた紙が取り付けられている。

「止観殿」 前の階段に座っているのは、11時から始まった釈迦生誕日の奉祝法要式に参列している信者さんたち(▼)。

33人で1つの燃燈 4

皆さん、熱心に手を合わせていた。

33人で1つの燃燈 4

「止観殿」 と 「大雄寶殿」 の中間あたりには湧き水の出る場所があり、多くの人が水を口にしていた(▼)。

33人で1つの燃燈 4

つづく


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