Busan nikki 1 (2008～2013)

ここ数日はやや肌寒い日が続いていたが、少し前は日差しも強くすっかり初夏の雰囲気だった釜山。半袖姿の人も多くなってきた。暑くなってくると食べたくなるのが冷麺。



非常にコシが強いので、キッチンバサミで麺の塊を十文字に切るように麺を切ってからいただく。お好みで酢やカラシをスープに加えて、麺の上に添えてあるコチュジャンソースをよく混ぜて。



具はゆで卵、チャーシュー、キュウリ、ダイコン、梨。スープは一部が凍るほどよく冷えている。キュウリやダイコン、梨の歯ごたえと、コシの強い麺の弾力がよく合う。

夫が注文したのは칼국수정식（カルグクス定食▼）。「定食は、カルグクスにマンドゥが2個付いてきます」 というおばさんの説明通り、大きなマンドゥが2つのっかっていた。





手作りのマンドゥは具がぎっしりでおいしい。店の奥でおじさんが、トントントン･･･とリズミカルにマンドゥの具を刻んでいるのが見えていた。

この店は 「명동 칼국수」（ミョンドン/明洞カルククス）という店名だけあって、自家製のカルククスもおいしい。コシのある麺で、スープは若干スパイシー。唐辛子油のようなものも入っているようだし、コショウもけっこう入っているようだった。

定食と聞いて、他にもおかずが出てくるのかと思いきや、マンドゥ入りのカルグクスにご飯がついただけだった。しかもご飯は一般的な量の半分ほど。マンドゥとカルグクスでけっこうボリュームがあるので、わざと少なめにしているのだろうか。

店の看板には 「40年の伝統」 と書いてある。1人で入ってくる馴染みの客ふうの人もけっこういた。メニューは他にピビムパッやサムギョプサル、カルビ焼肉、ポッサムなども。私たちが食べた冷麺とカルグクス定食は両方で10,500w。多分、冷麺が5,000wでカルグクス定食が5,500w。



명동 칼국수
釜山市中区中央洞4街 84-15
(051) 469-2211