2011年03月27日
俳句集
1年半ほど前、「市民世界文化教室」 という市民講座で日本のクラスを担当していた時、受講生の中に韓国語俳句をされているという上品な女性がいらっしゃった。数年前の大会では大賞も受賞されたと聞いていた。先日その方から久しぶりに連絡をいただいた。
ご自身が研究員でいらっしゃる 「한국하이쿠연구원(韓国俳句研究院)」 から合同俳句集を出版されたそうで、創刊号 「담쟁이(蔦)」 を私にも送ってくださるとのこと。楽しみに待っていた。

数日後届いた俳句集には、韓国人12人、日本人3人の俳句がそれぞれ4~5句ずつ。驚いたのは全部日本語だったことだ。以前大賞を受賞された俳句は、
(直訳すると 「空腹の午後 目で食べる ヒトツバタゴの花」)という韓国語で詠まれた俳句だった。
しかし今回の俳句集は韓国人12人の方々も全員、全て日本語で俳句を詠まれていた。俳句集を送ってくださった박점화(朴点和)さん(改名されて現在は박정원・朴廷苑さん)に確認すると、ブログ上で句を紹介してもよいとのこと。以下、朴さんの句をご紹介。
「薄ごおり よちよち歩く 園児かな」
「海風と ツアーの佐世保 バラの花」
「朝霧や 小川のように 空低く」
「風の庭 土かく鶏ら 鶏頭花」
「楓の葉 信号待ちの ロータリー」
どの方の句も、韓国人が読んでも理解できるように読み方や簡単な意味もあわせて書かれている。日本人とはまた違った視点から詠まれた句もあり、いずれも読んでいてとても新鮮だ。
ご自身が研究員でいらっしゃる 「한국하이쿠연구원(韓国俳句研究院)」 から合同俳句集を出版されたそうで、創刊号 「담쟁이(蔦)」 を私にも送ってくださるとのこと。楽しみに待っていた。
数日後届いた俳句集には、韓国人12人、日本人3人の俳句がそれぞれ4~5句ずつ。驚いたのは全部日本語だったことだ。以前大賞を受賞された俳句は、
「배고픈오후 눈으로먹는다네 이팝나무꽃」
(直訳すると 「空腹の午後 目で食べる ヒトツバタゴの花」)という韓国語で詠まれた俳句だった。
しかし今回の俳句集は韓国人12人の方々も全員、全て日本語で俳句を詠まれていた。俳句集を送ってくださった박점화(朴点和)さん(改名されて現在は박정원・朴廷苑さん)に確認すると、ブログ上で句を紹介してもよいとのこと。以下、朴さんの句をご紹介。
「薄ごおり よちよち歩く 園児かな」
「海風と ツアーの佐世保 バラの花」
「朝霧や 小川のように 空低く」
「風の庭 土かく鶏ら 鶏頭花」
「楓の葉 信号待ちの ロータリー」
どの方の句も、韓国人が読んでも理解できるように読み方や簡単な意味もあわせて書かれている。日本人とはまた違った視点から詠まれた句もあり、いずれも読んでいてとても新鮮だ。
Posted by dilbelau at 09:35│Comments(2)
│友達・知人
この記事へのコメント
素晴らしいブログですね!!
ポンコツ川柳というのをやってますので、
良かったら覗いてあげてくださいな♪
http://freakchan.com
ポンコツ川柳というのをやってますので、
良かったら覗いてあげてくださいな♪
http://freakchan.com
Posted by 車イス障害者フリーク at 2011年03月29日 20:40
車イス障害者フリーク さま
はじめまして。コメントありがとうございました。早速ブログ拝見しました。
「ポンコツ物語」、あまりの状況に言葉を失いました。
「ポンコツ川柳」、どれも印象的でなるほどとうなずかされるものばかりでした。
使える身体機能が限られている中、よくぞこれだけのブログを作られているなと驚きました。
これからも明るく非常に前向きなブログを、楽しみに拝見します。
はじめまして。コメントありがとうございました。早速ブログ拝見しました。
「ポンコツ物語」、あまりの状況に言葉を失いました。
「ポンコツ川柳」、どれも印象的でなるほどとうなずかされるものばかりでした。
使える身体機能が限られている中、よくぞこれだけのブログを作られているなと驚きました。
これからも明るく非常に前向きなブログを、楽しみに拝見します。
Posted by dilbelau
at 2011年03月29日 21:41
