2011年02月07日
顧客信頼線 9
つづき
薬令市の通りを離れ、再び繁華街を通って大邱(テグ)駅へと歩く。釜山から大邱へは市外バスで来たので、釜山への帰りは列車にすることにしたのだ。夕方になるにつれ、ますます人出が増えてきた。正面の大きな建物に、テグ駅とロッテ百貨店が入っている(▼)。

こちらがその建物(▼)。

駅へと上がる大きな階段。

駅の待合ロビー(▼)。皆さんテレビに夢中。

乗車券販売窓口(▼)。

乗車するのは새마을(セマウル)号。運賃は11,100w。釜山からテグへの市外バスが9,200wなので2,000wほどの違いだ。日曜日の夕方だったからか残席があまりなかったようで、夫と2人並んで座れる座席はもうなくなっていた。

待合の奥がプラットホームへとつながる通路(▼)。ここで教え子Yさんとお別れだ。テグのことをいろいろ案内してくださり、またお母様からはリンゴのお土産までいただき大変ありがたかった。

電車に乗るには、切符を買ったら改札を通ってホームに行くのが普通だが、ここでは改札はない。改札の代わりにあるのは、「고객신뢰선(顧客信頼線)」(▼)。

通常ならば改札口があるであろう場所に黄色い線が引いてあり、「We trust you!」、「この線を越えられるのは運賃をお支払いになったお客様だけです」 という文字が書いてある。

では車内で検札があるのかと思いきや、乗務員らしき女性は通っていたが結局私には提示を求めず素通りして行ってしまった。ならば到着した釜山駅の改札でチケットを回収するのかと思いきや、それもなし。実におおらかだ。
「顧客信頼線」 のある扉の上部には、列車の到着予定などが表示されている。私たちが乗るセマウル号は14分遅延だそうだ。これぐらいの遅延は韓国ではよくあるのだろう。
こちらがホーム。


約14分遅れでホームに入ってきたセマウル号。ソウルからの列車だ。


列車の出入り口が狭いためか、乗客が降りるのにけっこう時間がかかる。こうやって乗り降りに時間がかかるため、それが積み重なって遅延となるのだろう。
座席は座りやすく非常に快適。座席の横幅も充分あり、前の座席との間隔もかなり広い。また前の座席の下部についているフットレストだけでなく、自分の座席の下部からもふくらはぎ部分をのせることができる足台がついていた。KTXは座席が狭くて快適ではないという悪評を何度も聞いたが、このセマウル号はかなり快適だ。
また、ヘッドレストの左右は少しカーブしていて、楽に頭をもたせかけられるようになっている。その角度も実に絶妙で、おかげでいくらも経たないうちに深い眠りに落ちていた。夫によると、途中窓からの風景が美しかったそうだが、私は眠りこけていて見逃してしまった。
途中一度目が覚め、次に目が覚めたときにはもう亀浦(クポ)駅。間もなく住み慣れた釜山だ。
つづく
薬令市の通りを離れ、再び繁華街を通って大邱(テグ)駅へと歩く。釜山から大邱へは市外バスで来たので、釜山への帰りは列車にすることにしたのだ。夕方になるにつれ、ますます人出が増えてきた。正面の大きな建物に、テグ駅とロッテ百貨店が入っている(▼)。
こちらがその建物(▼)。
駅へと上がる大きな階段。
駅の待合ロビー(▼)。皆さんテレビに夢中。
乗車券販売窓口(▼)。
乗車するのは새마을(セマウル)号。運賃は11,100w。釜山からテグへの市外バスが9,200wなので2,000wほどの違いだ。日曜日の夕方だったからか残席があまりなかったようで、夫と2人並んで座れる座席はもうなくなっていた。
待合の奥がプラットホームへとつながる通路(▼)。ここで教え子Yさんとお別れだ。テグのことをいろいろ案内してくださり、またお母様からはリンゴのお土産までいただき大変ありがたかった。
電車に乗るには、切符を買ったら改札を通ってホームに行くのが普通だが、ここでは改札はない。改札の代わりにあるのは、「고객신뢰선(顧客信頼線)」(▼)。
通常ならば改札口があるであろう場所に黄色い線が引いてあり、「We trust you!」、「この線を越えられるのは運賃をお支払いになったお客様だけです」 という文字が書いてある。
では車内で検札があるのかと思いきや、乗務員らしき女性は通っていたが結局私には提示を求めず素通りして行ってしまった。ならば到着した釜山駅の改札でチケットを回収するのかと思いきや、それもなし。実におおらかだ。
「顧客信頼線」 のある扉の上部には、列車の到着予定などが表示されている。私たちが乗るセマウル号は14分遅延だそうだ。これぐらいの遅延は韓国ではよくあるのだろう。
こちらがホーム。
約14分遅れでホームに入ってきたセマウル号。ソウルからの列車だ。
列車の出入り口が狭いためか、乗客が降りるのにけっこう時間がかかる。こうやって乗り降りに時間がかかるため、それが積み重なって遅延となるのだろう。
座席は座りやすく非常に快適。座席の横幅も充分あり、前の座席との間隔もかなり広い。また前の座席の下部についているフットレストだけでなく、自分の座席の下部からもふくらはぎ部分をのせることができる足台がついていた。KTXは座席が狭くて快適ではないという悪評を何度も聞いたが、このセマウル号はかなり快適だ。
また、ヘッドレストの左右は少しカーブしていて、楽に頭をもたせかけられるようになっている。その角度も実に絶妙で、おかげでいくらも経たないうちに深い眠りに落ちていた。夫によると、途中窓からの風景が美しかったそうだが、私は眠りこけていて見逃してしまった。
途中一度目が覚め、次に目が覚めたときにはもう亀浦(クポ)駅。間もなく住み慣れた釜山だ。
つづく
Posted by dilbelau at 09:04│Comments(0)
│大邱
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