2011年02月03日
テグ名物・チムカルビ 5
つづき
早速、チムカルビを注文。まず運ばれてくるのは、白菜キムチやトンチミ、もやしの和え物、海苔、サンチュ・エゴマの葉、サラダなど。チムカルビを食べるに当たっての大切な脇役たちだ。

続いて運ばれてきたのはメインのチムカルビではなく、何とヤクルト!! 店に入って奥のテーブルまで歩いていく途中、他の客のテーブルの上にヤクルトが置いてあるのには気付いていたが、子供へのサービスなのだと思っていた。しかし、私たち大人3人の席にもヤクルトが運ばれてきた。

どういう訳かとYさんに尋ねると、チムカルビは辛い料理なので食後にヤクルトを飲んで口の中の辛さを和らげるため、なのだそう。なるほど。そんなに辛いのかとドキドキワクワクしながら待っていると、やがて年季の入ったボコボコのアルマイト鍋に入れられたチムカルビが登場。

牛肉の骨付きカルビを蒸した後、ニンニクがたっぷり入ったヤンニョムと煮て作るのだそう。ニンニクは大きめの粗みじんぐらいの大きさで入っているので、食感も楽しめる。
これをモヤシの和え物や海苔などと一緒に、サンチュ・エゴマの葉などに包んでガブリ。肉が大きすぎる場合は、万能のキッチンバサミで切って。教え子さんが言っていた通り辛い料理ではあるが、むやみに辛いだけなのではなく、「辛くておいしい」 味だ。
そして肉をほぼ食べ終えたら、鍋に残っているヤンニョムに白いご飯を入れてよく混ぜ、ご飯にヤンニョムをからめるようにしていただく。炒めていないポックムパッのような感じだ。これはなかなかガツンとくる辛さだ。ヤンニョムの量に対して、加えたご飯の量が少なかったのでより辛く感じたのだろう。
韓国ではこのように、鍋料理やチョンゴル(すき焼き風料理)などで残ったスープ・ヤンニョムに、ご飯を加えて食べることが多い。そうすることで、おいしいスープやヤンニョムを無駄にせずきれいに食べることができる。日本で言うならお鍋のあとのダシやスープにご飯を入れて雑炊を作る感じだろう。
辛くておいしいチムカルビをいただいた後は、先に運ばれてきていたヤクルトを。私は、口の中にまとわりつくようなあの甘さがあまり得意ではないのだが、辛い料理を食べた後にいただくとおいしく感じる。口の中がマイルドになる。
おいしい昼食をいただいた後は、テグ市内を散策することに。私たちが店を出る頃にも、どんどん客が入って来ていた。
봉산찜갈비(ポンサンチムカルビ)
大邱市中区東仁1街332-3番地
(053) 425-4203 / 426-3444
http://www.bongsanzzim.com
つづく
早速、チムカルビを注文。まず運ばれてくるのは、白菜キムチやトンチミ、もやしの和え物、海苔、サンチュ・エゴマの葉、サラダなど。チムカルビを食べるに当たっての大切な脇役たちだ。
続いて運ばれてきたのはメインのチムカルビではなく、何とヤクルト!! 店に入って奥のテーブルまで歩いていく途中、他の客のテーブルの上にヤクルトが置いてあるのには気付いていたが、子供へのサービスなのだと思っていた。しかし、私たち大人3人の席にもヤクルトが運ばれてきた。
どういう訳かとYさんに尋ねると、チムカルビは辛い料理なので食後にヤクルトを飲んで口の中の辛さを和らげるため、なのだそう。なるほど。そんなに辛いのかとドキドキワクワクしながら待っていると、やがて年季の入ったボコボコのアルマイト鍋に入れられたチムカルビが登場。
牛肉の骨付きカルビを蒸した後、ニンニクがたっぷり入ったヤンニョムと煮て作るのだそう。ニンニクは大きめの粗みじんぐらいの大きさで入っているので、食感も楽しめる。
これをモヤシの和え物や海苔などと一緒に、サンチュ・エゴマの葉などに包んでガブリ。肉が大きすぎる場合は、万能のキッチンバサミで切って。教え子さんが言っていた通り辛い料理ではあるが、むやみに辛いだけなのではなく、「辛くておいしい」 味だ。
そして肉をほぼ食べ終えたら、鍋に残っているヤンニョムに白いご飯を入れてよく混ぜ、ご飯にヤンニョムをからめるようにしていただく。炒めていないポックムパッのような感じだ。これはなかなかガツンとくる辛さだ。ヤンニョムの量に対して、加えたご飯の量が少なかったのでより辛く感じたのだろう。
韓国ではこのように、鍋料理やチョンゴル(すき焼き風料理)などで残ったスープ・ヤンニョムに、ご飯を加えて食べることが多い。そうすることで、おいしいスープやヤンニョムを無駄にせずきれいに食べることができる。日本で言うならお鍋のあとのダシやスープにご飯を入れて雑炊を作る感じだろう。
辛くておいしいチムカルビをいただいた後は、先に運ばれてきていたヤクルトを。私は、口の中にまとわりつくようなあの甘さがあまり得意ではないのだが、辛い料理を食べた後にいただくとおいしく感じる。口の中がマイルドになる。
おいしい昼食をいただいた後は、テグ市内を散策することに。私たちが店を出る頃にも、どんどん客が入って来ていた。
봉산찜갈비(ポンサンチムカルビ)
大邱市中区東仁1街332-3番地
(053) 425-4203 / 426-3444
http://www.bongsanzzim.com
つづく
Posted by dilbelau at 08:56│Comments(0)
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