2010年09月26日

ラーメンさんぱち

つづき

このときの店内の客は、私たち以外は多分全員韓国人のようだった。店の外には空席を待つ行列までできている。

中でもラーメンは特にそうだと思うが、日本式の料理がこんなに韓国人に人気があるというのは驚く。味が口に合うということだろうか、それとも単に興味があって食べてみたいと思うのだろうか。

いずれにしても、日本式のラーメンを、それなりの値段を払ってでも食べてみたいと思う韓国人が、少なからずいるということは事実だ。

店はオープンして数ヶ月だと思うが、店員さんはよく慣れている人とそうでない人がいるというのが、見ているだけでも分かる。また客が多いとはいえ、注文してからラーメンが出てくるまでに、ラーメン店にしてはけっこう時間がかかる。他の韓国人の客の中にも、待ちきれず 「あとどれぐらいかかりますか?」 とか 「まだですか?」 などと店員に尋ねる人もいた。

ところで私は知らなかったが、この 「ラーメンさんぱち」 は、札幌に本社があるラーメンのチェーン店だそうだ。創業社長の中秀世氏が1987年に第1号店をオープンさせたとき、38歳だったということから 「さんぱち」 と名付けたのだそうだ。

中国や台湾・香港など、海外にも手広くチェーン店を出しているそうで、釜山・光復路にあるこの店は韓国1号店なのだそうだ。

さて、ようやく注文したラーメンが運ばれてきた。夫の醤油ラーメン(▼)と、

ラーメンさんぱち

私のチャーシュー麺・味噌味(▼)。

ラーメンさんぱち

チャーシューが5切れにキクラゲ・モヤシ・コンブ・タマネギなど具だくさんだ。麺は、昔ながらの中華麺といった感じでけっこう太めだ。

ラーメンさんぱち

お味は可もなく不可もなくといったところだが、醤油ラーメンもチャーシュー麺もスープがやけに脂っこい。もともと札幌のラーメンさんぱちが、こういうスープが特徴なのかもしれないが、私たちにはちょっと脂っこくておなかにずっしりくる感じだ。チャーシューはおいしかった。

食べ終えて薄暗くなった外に出ると、店の前にはまだ5~6組の客が空席を待って並んでいた。韓国人はこの味をどう感じるのだろうか。

さて家に帰ろうとバス停でバスを待っていると、ふと見上げた空にはまん丸のきれいな月が。前日は雨で見られなかった中秋の名月。とても美しく輝いていた。

ラーメンさんぱち
釜山市中区光復洞2街24-3番地
(051) 246-0338
営業時間:11~25時


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