2010年07月10日

カフェへ出勤する人々 第2話

つづき
「IT発達、雇用不安などを見せる」

 わが国は、ひときわ大型コーヒーチェーン店が発達している国だ。去る1999年スターバックスコーヒーの店舗がオープンして以来、”The Coffee Bean & Tea Leaf”、”PASCUCCI”、”TOM N TOMS”、”Holly's Cafe”、”caffe bene” など、数多くの国内外コーヒーチェーン店が盛業中だ。

カフェへ出勤する人々 第2話

スターバックスの店舗が326店、”The Coffee Bean & Tea Leaf” が202店、”TOM N TOMS” が171店、”The Cafe” が119店など、だ。コーヒー専門雑誌 『月間コーヒー』 송호석(ソン・ホソク)記者によると、これらの会社の大部分が、年内に30~50店、店舗をさらに増やす計画だ。

 国内のコーヒーチェーン店の繁栄は、ITの発達と流れを同じくする。インターネットとパソコンの利用人口が多いわが国で、無線インターネットの利用を可能にしたコーヒーチェーン店は、魅力的な場所でなかろうはずがない。

 イギリスのエコノミスト誌は、全世界のスターバックス店舗の中で、本社があるシアトルの店舗に特に多くの客が集まる理由は、その場所にアマゾンやマイクロソフトのような屈指のインターネット企業があることと、無関係ではないと分析したばかりだ。

 また、”定年まで働き続ける職場” の概念がなくなった現在、不安定な生活を続けていく漂流族が多いという反証でもある。最近、国税庁の2008年退職者256万5595名の、退職所得源泉徴収の申告内訳を分析した結果、退職者100名の中で87名は一つの職場で5年も働かずに辞めたと集計された。反面、10年以上一つの職場で働いて退職した人は、100名中4名にもならなかった。

 このような ”定年まで働き続ける職場” の概念が色あせたことについて、専門家たちは外換危機(IMF)以後、会社が正規に雇用するのをためらい、非正規職や臨時職雇用を増やし、名誉退職などを通して構造調整を推進しているからだと分析した。

 雇用不安のため行く先が窮屈な彼らにとって、場所が広くて自由に長時間とどまることができ、インターネットが利用できる大型カフェほど理想的な空間が他にあるだろうか?

つづく


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