2010年06月23日
ボリューム満点!!
つづき
さて、研修1日目の昼食は病院食だったが、2日目は研修団の方の 「チャジャン麺が食べたい」 というリクエストで、病院近くの中華料理屋にていただいた。「百香」 というその中華料理屋は、それほど大きい店ではないものの料理がおいしいということで、人気があるのだそうだ。
1人ずつに具だくさんのチャジャン麺(▼)と、

「탕수육(タンスユク=酢豚)」 (▼)が1テーブル(3~4人)に1皿ずつ。

韓国の中華料理屋で食べる酢豚は、日本で慣れ親しんだ酢豚の味とは少し違う。豚肉は細長いもので分厚い衣がついており、どちらかというとフリッターのような感じ。また、日本ではパイナップルが入っているときがあるが、この店ではなんと缶詰の黄桃が入っていて驚いた。
私が座っていたテーブルは、日本からの研修団の女性1人に、韓国人女性職員2人と私の4人。韓国人女性2人と私の3人がかなり貢献(?)し、他のどのテーブルよりもきれいに食べきっていた。
しかし、日本人研修団の方ばかり4人が座られたテーブルでは、ボリュームの多さにギブアップ。食べきれずにいる様子を見て、「日本人は小食だからね・・・」 と韓国人職員は笑っていた。
さて、おなかいっぱいになったところで、引き続き2日目午後の研修へ。
まずは、「産後養生院」 同様、日本では見られない韓国特有の施設へと向かう。それは病院付設の 「葬礼式場」 だ。韓国では、
① 韓国の葬式は、大声で号泣したりと騒々しいものなので、アパートなどで執り行うと近所に迷惑がかかる。病院で葬式を行えば、それを避けることができる。
② 遺体がきちんと管理され、複雑な葬式の儀礼を滞りなく執り行うことができる。
③ 葬式の参列者にとっても交通の便がよく、駐車場や食堂も整っているので、多くの参列者を楽におもてなしすることができる。
などの理由で、病院で葬式(普通3日葬)を執り行うケースが多いのだそうだ。これは病院で亡くなった方に限ったことではなく、病院以外の場所で亡くなった方でも、手続きをすれば病院内の葬礼式場を利用することができるとのこと。
この病院の葬礼式場には7つか8つの部屋があり、つまり最大7~8家族が同時に葬礼を執り行うことができるということだ。葬礼式場の入り口にはモニターがあり、その日どの部屋で誰の葬礼が行われているかが表示されているので、弔問に訪れた人たちにも一目瞭然だ。
写真奥、左右にそれぞれの部屋がある(▼)。

空いている部屋を見せてもらった。各部屋には、それぞれお焼香するところがある。焼香台の前左右に1つずつある 「賻儀函」 と書かれている箱は、香典を入れるところ(▼)。「賻儀(부의)」 とは香典のことだ。

この部屋の隣には、家族が3日葬の間仮眠を取る部屋(寝具・シャワー室備え付け)や、特別な弔問客用の応接室、そして来てくれた弔問客に食事をふるまう部屋などがついている。ふるまうための食事は、病院側が調理したものを運んできてくれるのだそうだ。(葬礼費用に含まれている)
遺体は、保存管理上の問題もあるため、この葬礼式場全体の遺体安置所があり、葬礼の期間中は一括してそこに安置してあるのだそうだ。そして、葬礼が終わると火葬場へ向かうのだそうだ(韓国では90%以上が火葬)。
つづく
さて、研修1日目の昼食は病院食だったが、2日目は研修団の方の 「チャジャン麺が食べたい」 というリクエストで、病院近くの中華料理屋にていただいた。「百香」 というその中華料理屋は、それほど大きい店ではないものの料理がおいしいということで、人気があるのだそうだ。
1人ずつに具だくさんのチャジャン麺(▼)と、
「탕수육(タンスユク=酢豚)」 (▼)が1テーブル(3~4人)に1皿ずつ。
韓国の中華料理屋で食べる酢豚は、日本で慣れ親しんだ酢豚の味とは少し違う。豚肉は細長いもので分厚い衣がついており、どちらかというとフリッターのような感じ。また、日本ではパイナップルが入っているときがあるが、この店ではなんと缶詰の黄桃が入っていて驚いた。
私が座っていたテーブルは、日本からの研修団の女性1人に、韓国人女性職員2人と私の4人。韓国人女性2人と私の3人がかなり貢献(?)し、他のどのテーブルよりもきれいに食べきっていた。
しかし、日本人研修団の方ばかり4人が座られたテーブルでは、ボリュームの多さにギブアップ。食べきれずにいる様子を見て、「日本人は小食だからね・・・」 と韓国人職員は笑っていた。
さて、おなかいっぱいになったところで、引き続き2日目午後の研修へ。
まずは、「産後養生院」 同様、日本では見られない韓国特有の施設へと向かう。それは病院付設の 「葬礼式場」 だ。韓国では、
① 韓国の葬式は、大声で号泣したりと騒々しいものなので、アパートなどで執り行うと近所に迷惑がかかる。病院で葬式を行えば、それを避けることができる。
② 遺体がきちんと管理され、複雑な葬式の儀礼を滞りなく執り行うことができる。
③ 葬式の参列者にとっても交通の便がよく、駐車場や食堂も整っているので、多くの参列者を楽におもてなしすることができる。
などの理由で、病院で葬式(普通3日葬)を執り行うケースが多いのだそうだ。これは病院で亡くなった方に限ったことではなく、病院以外の場所で亡くなった方でも、手続きをすれば病院内の葬礼式場を利用することができるとのこと。
この病院の葬礼式場には7つか8つの部屋があり、つまり最大7~8家族が同時に葬礼を執り行うことができるということだ。葬礼式場の入り口にはモニターがあり、その日どの部屋で誰の葬礼が行われているかが表示されているので、弔問に訪れた人たちにも一目瞭然だ。
写真奥、左右にそれぞれの部屋がある(▼)。
空いている部屋を見せてもらった。各部屋には、それぞれお焼香するところがある。焼香台の前左右に1つずつある 「賻儀函」 と書かれている箱は、香典を入れるところ(▼)。「賻儀(부의)」 とは香典のことだ。
この部屋の隣には、家族が3日葬の間仮眠を取る部屋(寝具・シャワー室備え付け)や、特別な弔問客用の応接室、そして来てくれた弔問客に食事をふるまう部屋などがついている。ふるまうための食事は、病院側が調理したものを運んできてくれるのだそうだ。(葬礼費用に含まれている)
遺体は、保存管理上の問題もあるため、この葬礼式場全体の遺体安置所があり、葬礼の期間中は一括してそこに安置してあるのだそうだ。そして、葬礼が終わると火葬場へ向かうのだそうだ(韓国では90%以上が火葬)。
つづく
Posted by dilbelau at 18:10│Comments(0)
│医療コーディネーター