2010年05月20日

'10.5.20(木)森の彫刻

つづき

やがて、ちょっと開けた空間に出た。ここが案内板に書いてあった 「多目的広場」 のようだ。その空間の一角に、というより、そういえば散策路にそってあちこちに、こんなオブジェがいくつも配されている。
作品のそばにはそれぞれ、作品名などを記したプレートがある。

こちらは(▼)김근배氏の 「여정(旅程)」 という作品。

10.5.20(木)森の彫刻

”人生は長い旅程だ。大きなカバンの中に旅行者の派生物であるジャケットと傘、安息の場所である椅子、自然を象徴する象を表現し、旅程を象徴化した。” のだそうだ。
なるほど、この大きなコンクリートの四角い囲みが、大きなカバンということらしい。

こちらは、フランスのFrancois Weil氏の 「530」 という作品(▼)。

10.5.20(木)森の彫刻

”決して速くはない動きと、軽くない重量感を与える作品。重なった自然石の構築的な姿が、圧倒的な運動感と重量感として表現されており、大きくは現れない最小限の人工的要素を加味し、原初的な力動性を極大化させている。”

・・・ムズカシイ・・・。

そして、岩南公園入り口付近にあるこちらは、ドイツのAndreas Kienlin氏の 「Open Door」 という作品(▼)。

10.5.20(木)森の彫刻

”ドイツが統一以降もお互い相いれず、補完する様相を見せながら、分断のイメージを切り抜けているまた別の疎通の問題を 「Open Door」 という概念設定を通してみせてくれている。特にこの作品は、韓国の分断の現実を代入し、解析しようとする意思を表明している。”

・・・こちらもムズカシイ・・・。

作品の解説はなかなかすんなりとは理解できないものも多いが、緑に囲まれた山の中にところどころに点在するこれらの作品は、屋外彫刻公園的な雰囲気もかもし出している。

公園内には、トイレやベンチも設置されており、快適に森林浴を楽しむことができる。

10.5.20(木)森の彫刻

この日夫と歩いた、「송도해안산책로(松島海岸散策路)」~「암남공원(岩南公園)」 というコースは、海あり山ありのおすすめの散策コースだ。岩南公園内は、時間や体力に応じて歩くコースを選ぶことができるので便利。

また、この日私たちはこの後、岩南公園のすぐ横にあるバス停 「암남공원」 からバスに乗って、帰路についた。このバス停には、7番・9番・9-1番・71番の4路線のバスが停まる。いずれも 「신동아시장(新東亜市場)」 や 「자갈치시장(チャガルチ市場)」 のバス停にも停まるので、乗り換えに便利だった。


同じカテゴリー(松島)の記事
秋の始まり 5
秋の始まり 5(2013-09-09 08:45)

復元された亀岩 4
復元された亀岩 4(2013-09-08 08:51)

夏の終わり 3
夏の終わり 3(2013-09-07 09:24)

新鮮な光景 6
新鮮な光景 6(2013-03-28 17:33)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
'10.5.20(木)森の彫刻
    コメント(0)