2010年04月14日
'10.4.14(水)衝撃の辛さ!刺身のせ麺
夫と、光復路沿い2階にあるカフェ 「Diart」 で、おいしいコーヒーとおいしいトーストに舌鼓を打ち、しばらくくつろいで店を出る。ちょっとおなかが頼りない私は、そのカフェから歩いてすぐのところにある、古い食堂で物足りないおなかを満たすことにした。
光復路より1本南側にある細い路地。その路地の一角にある、以前からちょっと気になっていた食堂だ。店の名前は 「할매집(おばあさんの家)」 というよくある名前。「釜山名物 50年の伝統 회국수」 とのこと。

「회」 は刺身で 「국수」 は麺類なので、「회국수」 は 「刺身がのった麺」 ということになる。この料理も釜山ではよく見かけるが、まだ一度も食べてみたことのなかった料理の一つだ。
年季の入った建物の中は、やはりかなりレトロで独特の雰囲気をかもし出している。「いらっしゃいませ」 と笑顔で客を愛想よく迎える店とはまた一味も二味も違った雰囲気だ。
店内には、ほぼ 「Uの字」 形の大きなカウンター席がどーんとあり、客はその周りに並べられた椅子に座って食べる。

とりあえず空いている席に座ったものの、調理場にいるおばさんたちがすぐ出てくる様子もなく、どうやって注文するのだろうかとちょっと様子をうかがっていると、やがておばさんが注文を聞きに出てきてくれた。
「회국수」 の他にも、麺類を中心にいろいろメニューはあるのだが、どうやら 「회국수」 が店のメインメニューのようなのでそれを注文。4,500ウォン。料金は先払いだ。おばさんにお金を手渡すと、カウンターの横の木箱の中からおつりを持ってきてくれる。器械のレジはない。
ほどなく、どーんどーんと豪快に注文した料理が私たちの前に並べられる。
名物 「회국수(刺身のせ麺)」 というのがこちら。

これまた年季の入ったアルマイト製の器に入っているのは、そうめんのような麺とサニーレタス、ワカメ、キャベツの千切り、刺身数切れ、そしてコチュジャン。これらを全体によく混ぜてからいただく。スープはない。刺身は 「가오리(エイ)」 だ。
コチュジャンがもう少し欲しい人のために別の容器にどーんと入ったもの、そしてヤカンに入った 「육수(ユクス=肉汁)」 と、それを飲むためのアルマイトの小さな容器、これらもどーんどーんとカウンターに並べられる。

早速、よくかき混ぜていただいてみる。一口、二口・・・。いくらも食べないうちに、これはかなり辛い料理だということが分かる。入っていたコチュジャンの量はそれほど多くないように見えたが、これが実に強烈に辛い!
食べているうちに額に汗がにじんでくるのは勿論のこと、舌全体がまるでやけどしたかのようにカッカカッカと熱い。暑い夏に犬が舌を出してハッハッしているように、口を開けて口の中を冷やさずにはいられないほどの刺激だ。衝撃の辛さ!!
ユクスはもちろん辛くないので、食べている途中に時々飲んでみるのだが、ユクスが熱々なので、飲むと口の中のヒリヒリ感が増強されてしまう。
いや~、すさまじい辛さだ。
そして辛さもさることながら、肝心の 「가오리 회(エイの刺身)」 も少々食べづらい。日本でいう刺身のような身ではなく、魚の大きな骨についた身を食べるといった感じ。ナマなので骨から身がうまく離れてくれず、胃袋におさまる魚の身はごくごくわずか。刺身を食べたという満足感もあまりない・・・。
何とか全部食べ終えたが、これほどガツンとした辛さは久しぶりだった。
いやはや・・・。
しかし、この辛さとエイの刺身の独特の食感などが、韓国人にはファンも多いのだろう。現在の2代目店主であるおばさんが先代(自分の母親)から店を受け継いで、ずっと同じスタイルで店を続けていることを考えても、それだけこの店の味が釜山の人たちに慕われているということだろう。
食べ終えても口の中と舌が、ずっとじんじんひりひりしている状態。冷水機があることに気づき、冷たい水で口の中を冷ましてあらためて店内を見渡す。メニューの書かれた細長い板も、長い年月でいい色に変わってきている。厨房の中にはおばさんばかり3~4人。てきぱきと立ち働いている。

入り口を入ってすぐのところには、メニューの一つであるおでんが、古いストーブの上で湯気を上げている。練炭ストーブだろうか。

おでんは1本500ウォン。韓国語でも 「오뎅(オデン)」 という発音は同じ。日本語がそのまま使われている言葉の一つだ。しかし、日本のおでんのように具がたくさんあるわけではない。たいてい、薄いさつま揚げのようなものを折りたたんで長い串に刺したものや、練り物やトッポッキの餅を同じく串に刺したものなど、数種類のみ。これらを醤油ベースのタレにつけて食べるのだ。

私はこの素朴な韓国おでんがけっこう好きなのだが、このときは何しろ口の中が大火事状態だったので、これ以上熱いものを食べることはできず断念・・・。
いや~、しかしあの辛さ。私には衝撃的だったが、隣に座ったお兄さんはさらにコチュジャンを追加して入れて食べていた。韓国人の辛さに対する感覚には、あらためて恐れ入った。
激辛ものがお好きな人は、是非チャレンジしてみては・・・??
할매집(ハルメチッ)
釜山市中区南浦洞2街15
(051) 246-4741
営業時間:9~22時
光復路より1本南側にある細い路地。その路地の一角にある、以前からちょっと気になっていた食堂だ。店の名前は 「할매집(おばあさんの家)」 というよくある名前。「釜山名物 50年の伝統 회국수」 とのこと。
「회」 は刺身で 「국수」 は麺類なので、「회국수」 は 「刺身がのった麺」 ということになる。この料理も釜山ではよく見かけるが、まだ一度も食べてみたことのなかった料理の一つだ。
年季の入った建物の中は、やはりかなりレトロで独特の雰囲気をかもし出している。「いらっしゃいませ」 と笑顔で客を愛想よく迎える店とはまた一味も二味も違った雰囲気だ。
店内には、ほぼ 「Uの字」 形の大きなカウンター席がどーんとあり、客はその周りに並べられた椅子に座って食べる。
とりあえず空いている席に座ったものの、調理場にいるおばさんたちがすぐ出てくる様子もなく、どうやって注文するのだろうかとちょっと様子をうかがっていると、やがておばさんが注文を聞きに出てきてくれた。
「회국수」 の他にも、麺類を中心にいろいろメニューはあるのだが、どうやら 「회국수」 が店のメインメニューのようなのでそれを注文。4,500ウォン。料金は先払いだ。おばさんにお金を手渡すと、カウンターの横の木箱の中からおつりを持ってきてくれる。器械のレジはない。
ほどなく、どーんどーんと豪快に注文した料理が私たちの前に並べられる。
名物 「회국수(刺身のせ麺)」 というのがこちら。
これまた年季の入ったアルマイト製の器に入っているのは、そうめんのような麺とサニーレタス、ワカメ、キャベツの千切り、刺身数切れ、そしてコチュジャン。これらを全体によく混ぜてからいただく。スープはない。刺身は 「가오리(エイ)」 だ。
コチュジャンがもう少し欲しい人のために別の容器にどーんと入ったもの、そしてヤカンに入った 「육수(ユクス=肉汁)」 と、それを飲むためのアルマイトの小さな容器、これらもどーんどーんとカウンターに並べられる。
早速、よくかき混ぜていただいてみる。一口、二口・・・。いくらも食べないうちに、これはかなり辛い料理だということが分かる。入っていたコチュジャンの量はそれほど多くないように見えたが、これが実に強烈に辛い!
食べているうちに額に汗がにじんでくるのは勿論のこと、舌全体がまるでやけどしたかのようにカッカカッカと熱い。暑い夏に犬が舌を出してハッハッしているように、口を開けて口の中を冷やさずにはいられないほどの刺激だ。衝撃の辛さ!!
ユクスはもちろん辛くないので、食べている途中に時々飲んでみるのだが、ユクスが熱々なので、飲むと口の中のヒリヒリ感が増強されてしまう。
いや~、すさまじい辛さだ。
そして辛さもさることながら、肝心の 「가오리 회(エイの刺身)」 も少々食べづらい。日本でいう刺身のような身ではなく、魚の大きな骨についた身を食べるといった感じ。ナマなので骨から身がうまく離れてくれず、胃袋におさまる魚の身はごくごくわずか。刺身を食べたという満足感もあまりない・・・。
何とか全部食べ終えたが、これほどガツンとした辛さは久しぶりだった。
いやはや・・・。
しかし、この辛さとエイの刺身の独特の食感などが、韓国人にはファンも多いのだろう。現在の2代目店主であるおばさんが先代(自分の母親)から店を受け継いで、ずっと同じスタイルで店を続けていることを考えても、それだけこの店の味が釜山の人たちに慕われているということだろう。
食べ終えても口の中と舌が、ずっとじんじんひりひりしている状態。冷水機があることに気づき、冷たい水で口の中を冷ましてあらためて店内を見渡す。メニューの書かれた細長い板も、長い年月でいい色に変わってきている。厨房の中にはおばさんばかり3~4人。てきぱきと立ち働いている。
入り口を入ってすぐのところには、メニューの一つであるおでんが、古いストーブの上で湯気を上げている。練炭ストーブだろうか。
おでんは1本500ウォン。韓国語でも 「오뎅(オデン)」 という発音は同じ。日本語がそのまま使われている言葉の一つだ。しかし、日本のおでんのように具がたくさんあるわけではない。たいてい、薄いさつま揚げのようなものを折りたたんで長い串に刺したものや、練り物やトッポッキの餅を同じく串に刺したものなど、数種類のみ。これらを醤油ベースのタレにつけて食べるのだ。
私はこの素朴な韓国おでんがけっこう好きなのだが、このときは何しろ口の中が大火事状態だったので、これ以上熱いものを食べることはできず断念・・・。
いや~、しかしあの辛さ。私には衝撃的だったが、隣に座ったお兄さんはさらにコチュジャンを追加して入れて食べていた。韓国人の辛さに対する感覚には、あらためて恐れ入った。
激辛ものがお好きな人は、是非チャレンジしてみては・・・??
할매집(ハルメチッ)
釜山市中区南浦洞2街15
(051) 246-4741
営業時間:9~22時
Posted by dilbelau at 09:16│Comments(0)
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