2009年05月03日

'09.5.3(日)南浦参鶏湯(サムゲタン)

今日の午後、南浦洞では朝鮮通信使祭りのメインイベントの一つである、パレードや街頭パフォーマンスが行われる予定だったので、夫と見物に行った。

見物する前に、昼食を南浦洞にある 『南浦参鶏湯』 で食べることにした。

この 『南浦参鶏湯』 というお店、1962年から営業している老舗とあって、このあたりではかなり有名な店らしい。創業当時から何回か店の改修工事もしたのだろう。店内は広く明るく清潔そうな雰囲気。客もたくさん入っていて、活気にあふれている。

メニューは 「参鶏湯(サムゲタン)11000ウォン」、「アワビ入り参鶏湯15000ウォン」、「鶏の丸ごと焼き12000ウォン」 の3つ。
私たちは 「参鶏湯」 を注文。

間もなくテーブルには、焼いた鶏のレバーやカクトゥギなどの小皿と一緒に、小さな徳利に入った人参酒が運ばれてくる(サービス)。

09.5.3(日)南浦参鶏湯(サムゲタン)

そして続いてぐらぐらと沸騰しているサムゲタンが登場。

09.5.3(日)南浦参鶏湯(サムゲタン)

沸騰がおさまるのを待つと、やがて鶏の姿があらわれる。

09.5.3(日)南浦参鶏湯(サムゲタン)

サムゲタンはスープそのものに特別な味付けはしていないので、各自でテーブルに備えられている岩塩で味を調節していただく。

やや小ぶりの鶏の中には、もち米・ナツメ・朝鮮人参・栗が入っている。

鶏の身はほろほろに柔らかく煮られており、またスープには鶏のダシが充分に溶け込んでいて、まさに滋味あふれる味。スープが温かいせいか、またはサムゲタン自体にそういう効能があるのか、食べ始めてしばらくすると、身体がホカホカと温かくなったような気がした。

この店は、ガイドブックにものっていることもあり、日本人観光客も多く訪れるようだ。今日も私たちが食事している間だけでも、少なくとも2組の日本人客を見かけた。

隣に座ったおじさんなどは、店内に入ってきたときは 「は~、よく歩いた」 と韓国語で話していたのでてっきり韓国人だと思っていたのに、注文後、人参酒の徳利が運ばれてくると、一方のおじさんがもう一方のおじさんに 「(徳利のことを)それ、なんでんねん」 とバリバリの大阪弁で聞いていたので驚いた。

また、日本人客が多いせいだろう、店員も流暢な日本語を話すし、それよりも私がもっと感心したのは、話す言葉を聞かなくても外見からすぐ日本人だと見抜く能力だ。

この店に限らず、国際市場などではただ歩いているだけなのに 「見ていってねー」、「安いよー」 などと日本語で店員から声をかけられる。服装か顔立ちか、よっぽど 「日本人的な何か」 ポイントがあるのだろう。

さて、おいしくいただいた後は、朝鮮通信使祭りの会場へ向かった。

09.5.3(日)南浦参鶏湯(サムゲタン)



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この記事へのコメント
はじめまして。

サムゲタン美味しそうですヽ(^o^)丿

なんか、体にいいんですよね??
Posted by ちーぼーちーぼー at 2009年05月03日 23:49
ちーぼー さま

はじめまして。コメントありがとうございました。
おいしかったですよ~。
健康にいいだけでなく、コラーゲンもたっぷりなので美容にもいいらしいですよ。
Posted by dilbelaudilbelau at 2009年05月04日 01:25
そうなんですかぁ(^O^)

また本場はおいしいんでしょうね~(●^o^●)
Posted by ちーぼーちーぼー at 2009年05月04日 20:24
ちーぼー さま

最近では、日本でもサムゲタンセットが売っていて、一般家庭でも気軽にサムゲタンを楽しめるようになっていると聞きました。
お味はどんなでしょうね。
Posted by dilbelaudilbelau at 2009年05月04日 20:29
あら~っ!

そうなんですか!!

食べてみよう(^O^)

でも石鍋??がいいなぁ。家じゃ難しいですね・・・(^_^;)
Posted by ちーぼーちーぼー at 2009年05月04日 21:53
ちーぼー さま

まあ、そうでしょうねー。
本場で食べるのが一番おいしいのでしょうね。^^
Posted by dilbelaudilbelau at 2009年05月04日 22:06
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