2013年10月25日

マラソン後のサムゲタン

マラソン大会の会場を後にして、私たちはセンタムの 「동래삼계탕」(東莱参鶏湯=トンネサムゲタン)へ向かった。多大浦(タデポ)のマラソン大会の後は南浦洞(ナンポドン)の서울깍두기(ソウルカクトゥギ)で、そしてこのパダマラソン大会の後はトンネサムゲタンで昼食を食べるのが、私たちの恒例になりつつある。

まだ昼食には少し早めの時間帯だったので客はまばらだったが、そのうちどんどん入ってきた。私たちはサムゲタン(13,000w)を注文。まず付け合わせのおかずが登場。砂肝やカクトゥギなどサムゲタンにはつきものの品ばかり。麺はあらかじめ茹でてあり、サムゲタンのスープに入れていただく。

マラソン後のサムゲタン

やがてグラグラ煮たったサムゲタンが運ばれてきた。徳利の中には高麗人参酒。

マラソン後のサムゲタン

一般的にサムゲタンは、スープに塩を適量加えて好みの味に整えて食べるが、この店のはしっかり味のスープなので塩を入れなくても充分おいしい。牛の脚の骨でとったスープを使っているそうだ。

鶏肉はあっさりしているので、好みで小皿に入った塩を少しつけていただくのも美味。鶏のおなかにはもち米や栗、ナツメ、高麗人参などが詰められており、スープまですっかりいただくとかなりおなかいっぱいになる。

やがてテレビで、日曜お昼の番組 『全国のど自慢』 が始まった。司会の송해(ソン・ヘ)さんは88歳とは思えないほど、相変わらずお元気なご様子だ。この番組も1988年に放送が始まり、今年で26年目という長寿番組だ。

のど自慢の出場者が 「緊張」 の 「き」 の字もない様子で気持ちよさそうに歌っていれば、それを見ている人たちも立ちあがって音楽に合わせて陽気に踊る。非常に自由でおおらかな雰囲気。

さて、この店は日本人にも人気のようで、この日も2組、日本人客を見かけた。大変おいしくいただいて店を出た。

マラソン後のサムゲタン

동래삼계탕(東莱参鶏湯)
釜山市海雲台区佑洞1483番地 センタムキュー2階 221号
(051) 744-7172
営業時間:10~22時


★ ホームプラスとトランプワールドの間の道を2ブロックほど歩くとセンタムキュー(셈탐큐)という建物がある。建物1階に郵便局があるので、郵便局の向かってすぐ右隣にある入り口から入り、目の前にある階段を上がるのが一番分かりやすい。2階まで階段を上がったら右へ進み、角を曲がるとすぐ。


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