2008年12月23日

2008年12月22日(月)赤い肌着

22日朝は、ずいぶん前から天気予報で言われていた通りの寒波に見舞われた。韓国の中でも温暖な釜山でも、最低気温が零下2度。ソウルなど北部地方では、零下10度ぐらいにまで下がっているらしい。

韓国語の授業が始まる10時前になってもまだ、日陰の水たまりには薄氷が張ったまま。

2008年12月22日(月)赤い肌着

先生も教室に入ってこられて「今日は寒いわねー!」

防寒対策の話から、冬用の肌着(いわゆる ”ばばシャツ” や ”股引”) の話になった。日本でも「ばばシャツ」といえば、そのネーミングから見ても、何となく若い人よりは中高年の人が着るものというイメージが無きにしも非ずだが、韓国でもやはりそういうイメージはあるそうだ。

「ばばシャツ」に限らず、防寒のためにたくさん重ね着をして着ぶくれするのはおしゃれとは言えないからと、若い人の中には寒くても我慢してファッションを優先するという人も多いという。「寒くないようにする」ことよりも、「おしゃれに見える」ことの方を選ぶのだそうだ。

でもやはり寒いものは寒い。韓国語にも

「멋 부리다가 얼어죽는다」(おしゃれのために寒さを我慢して薄着していたら、後で凍え死ぬ目にあう)

という言葉があるそうで、やはりおしゃれも何でも「ほどほど」がいいということだろう。

「ばばシャツ」といえば、韓国では就職して初めてもらったお給料で両親にプレゼントする物といえば、こういう「ばばシャツ」や「股引」のような防寒下着が定番なのだそうだ。それも、母親には赤やピンクのものを。

日本ではそういう場合に贈る物として特に決まった物はないと思うが、こちらでは「初任給をもらった」=「両親には防寒下着」なのだそうだ。もっとも、私たちの先生から聞いただけの話なので、それを「韓国では一般的にこうだ」とは断言できないが、そういう傾向もあるらしい。

クラスメイトの中国人たちも私たち日本人も初めて聞く話で驚いたし、また先生は先生で、日本や中国では、初任給をもらったときの両親への贈り物といえばコレ、と決まっていないということが意外だったようで、教室中みんなで「へぇ~、そうなんだ~」だった。


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