2008年08月19日

2008年8月19日(火)オンニのブドウジャム

涼しくて爽やかな朝。着実に秋が近づいてきているのが感じられる。

Sさんが焼き芋を持って遊びに来てくれた。お茶を飲みながらおしゃべしていると、「ブドウジャムを作ったから少しどう?ちょっと見にきて」と。(「ジャム」の発音が日本語と微妙に違うので、ジャムのことを言っているのだと分かるまでしばらくかかった…^^; )

2008年8月19日(火)オンニのブドウジャム容器持参でSさん宅へ。深めのフライパンの中にほかほかのジャム。フライパンの表面が黒っぽいので分からなかったが、容器にジャムを移すとその何とも美しい深い濃紫色に思わず拍手!! ^^ 非常においしそう!「ちょっと味見してみて」と言われ、少しなめてみるとほどよい甘さにブドウのいい香りが口に広がり、感激!!

ここへ引っ越してくる前はずっと飲食関係の仕事をされていたというSオンニは、料理が上手でレパートリーも広いようだが、こういうジャムまで作れるとはさすが!私が感激していると「こんなのすぐできる。簡単よ。後で教えてあげるわね。」自分の容器と私の容器にジャムを分け入れてくれるのだが、私の容器の方にずいぶんたくさんいれてくれた。

「パンに塗って食べてね」 そういえばこの前の週末の朝うちに来られたとき、朝食の準備をしていた食卓を見て「朝はパンを食べるの?」と言っていた。「週末の朝だけね」と私が答えたのを覚えていてくれたようだ。 ありがとう~、オンニ~! (^^)

間もなく、夜勤帰りのご主人が帰ってこられた姿が見えたので、Sさんは「後で教えてあげるからね~」と言いながら慌てて戻っていかれた。しばらくすると今度は桃とゆでタコを持ってきてくださった。ゆでタコにつける、ごま油に塩を少し混ぜたものも一緒に。桃をつまみながらひとしきりおしゃべり。

何の話からか歯の話に。Sさんも昔親知らずを2本抜いたことがあるという。1本目を抜くときは怖くて怖くて、釜山では一番治療が上手だと言われている釜山大学病院の歯科まではるばる行ったそうだ。「今なら、親知らず1本抜くぐらいで大学病院に行くなんてって笑って話せるけど、あのときはほんとに怖かったのよ。抜いてみたらなんてことはなかったから、2本目は近所の個人医院で抜いてもらったけど」と。

親知らずはどうせいらない歯なんだから、具合が悪くなったら抜くのが一番!治療してもまたいつか痛くなったりしたら、どっちみち抜かないといけないんだし、と力説されていた。現在日本では親知らずの治療としてどういう方法が主流なのか分からないが、1か月ほど前、夫の親知らずの治療のため3軒ほど歯科を回った印象でも、韓国では「親知らず=要らない歯=抜いちゃえば?」という考え方が多い気がする。(ちなみに詰めものをしてもらった夫の2本の親知らずは、それ以降トラブルもなく調子がいい)

先日SさんとHさんと3人でビーチに行ったときの話も出た。Hさんは、Sさんの私に対する話し方を見てひどく驚いていた。まるで韓国人相手にしゃべっているように話している、と。あまりに驚いたようで私に日本語で「あなた、(Sさんの)この話し方で何言ってるのか理解できてるの??」と聞いていた。(「分かってないけど、カンで聞いてるんです…^^; 」)

そのことについてSさんは笑いながら「私はただ普通にいつも話すように話してるだけなのよね。言われてみれば、あなた(私)が理解できてるかどうか、理解できてないかもしれないなんて、考えてみたことなかったわ(笑)」と、あっけらかーんと言っていた。^^

理解できてないと重大な問題が起こるような内容の話ではないし、私なりに「コレは外すと話が全く分からない」というような単語が出てきたら、そのときにはちゃんと分かるまで確認しているし、ごく一般的な釜山の人の話し方に慣れるという意味でもいい勉強になっていると、自分では思っている。(^^;

午後は、友人(韓1・日1)と近所の喫茶店で会う予定にしていた。日本に一時帰国されていた友人が先週戻ってこられたので、久しぶりに会いましょうと。私のランキングでは、釜山で飲んだコーヒーのおいしさで1位か2位の喫茶店。今日もコーヒーを飲む気まんまんで行ったのだが、2人の到着を待っている間、見るともなく見えた隣のテーブルのおいしそうな팥빙수。

いや~、あれもおいしそうだなー、でもコーヒーもおいしいしなーと迷っていた私に、やがて到着した韓国人の友人の「この店は팥빙수がおいしいと評判なのよ」の一言が決定打となり、結局팥빙수を注文した。

とてもきめの細かい氷の中にうずまるように、小豆がほどよい分量入っており、キウイのスライスがトッピングしてある。食べ進めると、練乳ならぬバニラアイスが出てきた(これまたほどよい分量)。やさしい甘さのバニラで、なるほど友人が言っていた通りおいしい。^^ これで値段がもう少し安ければなー…(6000ウォン)

ちなみにコーヒー専門店だけあって、この喫茶店には팥빙수(小豆かき氷)のほかに「コーヒーかき氷」なるものもあるそうだ。

あれやこれやと韓国語・日本語ちゃんぽんでおしゃべりし、すっかり椅子に根が生えてしまった。そろそろ…と思っていたころ、店員が「コーヒーをお持ちしましょうか?」と。注文を受けるという口調ではなかったし、もしかして…と思っていたら、やっぱり。何とサービスで出してくれたのだった。

日本なら、ハンドドリップのコーヒー専門店で、かき氷だけ食べて長居している客にコーヒーを無料サービスするということは、まずないだろうと思う。おいしいかき氷が食べられたし、しかもおいしいコーヒーも飲むことができたし大満足 (^^) 気がつくと、結局3時間もおしゃべりしていた。

<オンニのブドウジャム>
① よく洗ったブドウを鍋に入れ火にかける(水はいれない)
② しばらくするとブドウから水分が出てきて、ブドウがやわらかくなり、皮と身がはがれやすくなる
③ ザルにあけ、皮と種をこし、水分だけを再び鍋に戻してさらに煮る
④ 好みの甘さに砂糖で味付けし、ブクブクしてきたら出来上がり
(出来上がってすぐはまだゆるゆるだが、冷めてくると粘度が増してくる)

同様に、桃やイチゴ・リンゴなどでも簡単においしいジャムができるそうだ。試してみよう ^^


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