2008年08月16日
2008年8月16日(土)アロハでお出かけ^^
昨日もやはり夜半に雨が降った。朝にはやんでいたが、どんよりとした曇り空。でもやけに涼しくて風もあり過ごしやすい朝。
朝食の準備をしているとSさんがピビンパの材料を持ってきてくださった。昨夕私たちが散歩に出ていた間にも、一度持ってきてくれていたらしい。ご飯の上にのせる具材とコチュジャン、それにおかずとしてじゃこのピリ辛和えもの。(全部Sさんの手作り) あとはご飯を炊いて、材料をのせて混ぜて食べるだけ。(^^) 朝食はもう準備ができていたので、後ほどいただくことにする。
韓国では最近「エナジー問題」がよく取り上げられている。油価高騰にともない、資源を節約しましょうというもの。うちのアパートのエレベーターにも、「8月20日 12~13時の1時間エアコンを切りましょう、同21時より5分間電灯を消しましょう」という張り紙がしてあった。『♪ エ~ノジ~(energy)、なんとかかんとか(聞き取れない)、エ~ノジ~…♪」という歌もよく流れているほど。
1家庭が5分間電灯を消したり、1時間エアコンを切ったりするぐらいで節約できるエネルギーはささいなものだろうが、国民全体で実践していけば、ちりも積もれば…ということだろう。また、近所のビーチのシンボル的存在の広安大橋の夜間ライトアップも、節電のため決められた一定時間の間しか点灯されなくなっている。
また、エネルギー資源だけでなく食料についても、残飯を極力減らしましょうという啓蒙活動が行われ始めている。韓国では食事を準備するとき、食べきれないほどたくさんの料理を用意し、食べ残ったものは残飯として廃棄する(家畜の飼料にすると聞いたこともある)という習慣がある。テーブルの上の皿数が少ないと、さみしい感じがするそうだ。
食堂でもしかりで、明らかに食べきれないほどの種類・量の料理が出てくることが多い。いわば食べ残すのを前提として作っているという感じ。客の側でも、小皿のおかずなどは残して当たり前というふうで、ほとんど手をつけない客もよく見かける。日本のように食べ物を残すのはよくないこと、という意識はほとんど感じられない。
でも最近は、「食べきれるだけの料理を作りましょう、使いきれるだけの食材を買いましょう」というテレビCMも放映されている。残飯をなるべく出さないように努力しましょう、という流れも出てきているのは確かだ。しかし長年の習慣はなかなか簡単に切り替えられるものではないと思う。Hさんも「韓国人は、おなかいっぱいになるまでたくさん食べちゃうからダメなの。日本人は腹八分目にするでしょ?だから寿命も長いのよ。」と指摘しているとおり、「分かっちゃいるけど…」なのかもしれない。
今後、どういう流れになっていくのか、興味深いところだ。
朝食のあと、2人で近くのスターバックスへ行ってしばらく韓国語の勉強。今日は曇り空で、いつもより気温がずいぶん低いので、ビーチの人出もまばらで少しさみしそうな海。ひとしきり勉強して、家で昼食を済ませてから釜山市民会館の「青少年音楽会」へ。夫は先日買った水色のアロハで初のお出かけ。本当になかなかよく似合っている。
市民会館へ向かう途中、釜山が舞台となった映画「チング」の撮影地という看板を見かけた。10月には国際映画祭も開かれるので楽しみである。
さて、音楽会の会場では先生に引率されて来ているらしい中学生っぽい学生たちが、座席を埋めつくしている。オーケストラの演奏に触れる音楽体験としての行事だろう。始まるまではワイワイおしゃべりしていたが、司会の人が話し始めると意外にも静かに聴いていた。
本格的なプロのオーケストラという感じではなく、それこそ学生たちが音楽に触れる機会にはいいだろうという感じの楽団。なじみのある楽曲をたくさん演奏してくれて楽しむことができた。最後のアンコールでは、映画「ミッション・インポッシブル」のテーマ曲を、映画の映像をバックに映し出しながら演奏してくれた。
今日は昨日までとは打って変わって、1日中曇り空でややひんやりしていた。会場から出てきたらやんでいたが、ちょうど音楽祭を聴いていた間に雨も降ったようだ。2月にこちらに来たときの寒さとオンドルの暖かさを少し思い出した1日だった。
帰宅後夕食の準備をしていると、Sさんが来てくれた。「弟が来てるんだけど、2人で果物でも食べに来ない?」と。放送局に勤めていて、日本語を勉強しているというSさんの弟さんの話は以前から聞いていた。おそらく、弟さんが日本語を話すいい機会になるだろうと思い、私たちを誘いに来てくれたのだろう。
放送局での仕事のかたわら、週2回朝8時から学院(日本語の塾)で勉強しているそうだ。そのように、出勤前の時間を有効に活用して習い事をする韓国人は多いと聞く。学院以外で日本人と話す機会はあまりないそうだが、けっこう上手に話される。10年ほど前日本に行ったときに聞いた日本の歌がきっかけで、日本語を勉強したいと思ったそうだ。
好きな日本の歌手やドラマの話、取材のためインドに行かれたときのことなどを話してくださった。これをきっかけにまた連絡を取り合いましょう、と夫とお互いの名刺を交換して私たちは辞した。
さて夕食に、今朝Sさんがくださったピビンパをいただく。教えてもらったように、ご飯の上に具材をのせてさらに半熟の目玉焼きもトッピング。よ~く混ぜておいしくいただいた。^^
朝食の準備をしているとSさんがピビンパの材料を持ってきてくださった。昨夕私たちが散歩に出ていた間にも、一度持ってきてくれていたらしい。ご飯の上にのせる具材とコチュジャン、それにおかずとしてじゃこのピリ辛和えもの。(全部Sさんの手作り) あとはご飯を炊いて、材料をのせて混ぜて食べるだけ。(^^) 朝食はもう準備ができていたので、後ほどいただくことにする。
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韓国では最近「エナジー問題」がよく取り上げられている。油価高騰にともない、資源を節約しましょうというもの。うちのアパートのエレベーターにも、「8月20日 12~13時の1時間エアコンを切りましょう、同21時より5分間電灯を消しましょう」という張り紙がしてあった。『♪ エ~ノジ~(energy)、なんとかかんとか(聞き取れない)、エ~ノジ~…♪」という歌もよく流れているほど。
1家庭が5分間電灯を消したり、1時間エアコンを切ったりするぐらいで節約できるエネルギーはささいなものだろうが、国民全体で実践していけば、ちりも積もれば…ということだろう。また、近所のビーチのシンボル的存在の広安大橋の夜間ライトアップも、節電のため決められた一定時間の間しか点灯されなくなっている。
また、エネルギー資源だけでなく食料についても、残飯を極力減らしましょうという啓蒙活動が行われ始めている。韓国では食事を準備するとき、食べきれないほどたくさんの料理を用意し、食べ残ったものは残飯として廃棄する(家畜の飼料にすると聞いたこともある)という習慣がある。テーブルの上の皿数が少ないと、さみしい感じがするそうだ。
食堂でもしかりで、明らかに食べきれないほどの種類・量の料理が出てくることが多い。いわば食べ残すのを前提として作っているという感じ。客の側でも、小皿のおかずなどは残して当たり前というふうで、ほとんど手をつけない客もよく見かける。日本のように食べ物を残すのはよくないこと、という意識はほとんど感じられない。
でも最近は、「食べきれるだけの料理を作りましょう、使いきれるだけの食材を買いましょう」というテレビCMも放映されている。残飯をなるべく出さないように努力しましょう、という流れも出てきているのは確かだ。しかし長年の習慣はなかなか簡単に切り替えられるものではないと思う。Hさんも「韓国人は、おなかいっぱいになるまでたくさん食べちゃうからダメなの。日本人は腹八分目にするでしょ?だから寿命も長いのよ。」と指摘しているとおり、「分かっちゃいるけど…」なのかもしれない。
今後、どういう流れになっていくのか、興味深いところだ。
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朝食のあと、2人で近くのスターバックスへ行ってしばらく韓国語の勉強。今日は曇り空で、いつもより気温がずいぶん低いので、ビーチの人出もまばらで少しさみしそうな海。ひとしきり勉強して、家で昼食を済ませてから釜山市民会館の「青少年音楽会」へ。夫は先日買った水色のアロハで初のお出かけ。本当になかなかよく似合っている。
さて、音楽会の会場では先生に引率されて来ているらしい中学生っぽい学生たちが、座席を埋めつくしている。オーケストラの演奏に触れる音楽体験としての行事だろう。始まるまではワイワイおしゃべりしていたが、司会の人が話し始めると意外にも静かに聴いていた。
今日は昨日までとは打って変わって、1日中曇り空でややひんやりしていた。会場から出てきたらやんでいたが、ちょうど音楽祭を聴いていた間に雨も降ったようだ。2月にこちらに来たときの寒さとオンドルの暖かさを少し思い出した1日だった。
帰宅後夕食の準備をしていると、Sさんが来てくれた。「弟が来てるんだけど、2人で果物でも食べに来ない?」と。放送局に勤めていて、日本語を勉強しているというSさんの弟さんの話は以前から聞いていた。おそらく、弟さんが日本語を話すいい機会になるだろうと思い、私たちを誘いに来てくれたのだろう。
放送局での仕事のかたわら、週2回朝8時から学院(日本語の塾)で勉強しているそうだ。そのように、出勤前の時間を有効に活用して習い事をする韓国人は多いと聞く。学院以外で日本人と話す機会はあまりないそうだが、けっこう上手に話される。10年ほど前日本に行ったときに聞いた日本の歌がきっかけで、日本語を勉強したいと思ったそうだ。
好きな日本の歌手やドラマの話、取材のためインドに行かれたときのことなどを話してくださった。これをきっかけにまた連絡を取り合いましょう、と夫とお互いの名刺を交換して私たちは辞した。
さて夕食に、今朝Sさんがくださったピビンパをいただく。教えてもらったように、ご飯の上に具材をのせてさらに半熟の目玉焼きもトッピング。よ~く混ぜておいしくいただいた。^^
Posted by dilbelau at 18:57│Comments(0)
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