2008年08月06日
2008年8月6日(水)もっとオシャレして!
昨夜は涼しかったこともあり、また慣れたベッドだったこともあり、かなりグッスリ。すっきり目覚めた。
昨日は帰宅後荷物の整理などしていて、2軒隣のオンニ(Sさん)にまだ挨拶できていなかったので、今朝少々のお土産を持ってうかがった。「無事帰ってきたのね、上がってコーヒーでも」と言ってくれたが、今日は学校があるのでまた後日ゆっくりと。
久しぶりの学校。呼子のイカせんべいをお土産に持って行ったら、先生の口にもケニア人クラスメイトの口にも合ったようで、たくさん食べてくれた。
今日は校則の話が出たので、前々から不思議に思っていたことを先生に聞いてみた。「韓国の女子中高生は、どうしてみんなあんなにピタピタで丈の短い上衣を着るのでしょう?」
先生いわく、たいていの制服のスカートはズドーンとしたずん胴型シルエットなので、上衣までブカッとしているとバランスが悪い。そのため上衣を細身にするために、もともとはブカッとしている上衣の脇をわざわざつめて着るのが流行なのだそうだ。なるほどー。中にはボタンがはじけてとんでしまいそうなほど細身にしている学生も見かけるが、そういう流行なのかー。納得。
日本では男子学生がズボンを腰の低い位置ではくのが流行っているようだが、こちらではほとんど見かけない。どういうスタイルをカッコイイと思うのかは、やっぱり国によっても違うものだ。
さて授業の後、Hさんから日本で買ってきてほしいと頼まれていた品物を渡すため、一緒に昼食を食べることにした。釜山名物밀면。日本に行く前夜には물밀면(冷麺のように冷たいスープの中に麺が入っている)を食べたが、今日はスープなしの비빔밀면(麺に、コチュジャンなどで作った赤いタレをからませて食べる)をHさんがご馳走してくれた。
この店は、日本へ行く前夜に食べた店の斜め前にあり、店を開いてもう20年ぐらいの人気の店だそうだ。やはり밀면にはつきものの수육(スープ)が出てきた。辛さを和らげるために、밀면や冷麺には一緒に出てくるのだとHさんが教えてくれた。
私はそんなにゆっくり食べたつもりはないが、Hさんはかなり早く食べ終わり、ビックリした。食後近くのPOPEYESという、ケンタッキーをもうちょっと庶民的にしたような店の2階でひとしきりおしゃべり。ここはHさんお気に入りの場所で、2階席なので店員の目も気にせず、友達とおしゃべりしながら長居することができるのだそうだ。
何の話からか夫の話になり、夫とも何回か会ったことのあるHさんは夫のことを、「誠実そうでだんなさんにするには最高の人ね、いい人をもらった(?!)わね」と絶賛してくれていた。(^^)
その後いろんな話題を経て、ファッションの話に。Hさんはいつ見てもおしゃれだと常々思っていたのでそう言うと、Hさんのファッション論を語ってくれた。
昔日本に留学していた頃はかなりの着道楽だったそうで、日常的にスーツしか着ていなかったという。着る物にお金を費やすあまり、食べる物に困ったときにはお姉さんを頼って行ったこともあるそうだ。でも今は「何を着るかより、どう着るか」なのよ!と。
高級なものでなくても、着こなし次第でおしゃれに見える。そういうことを楽しむようになったと。時々行く古着屋があるから一緒に行ってみる?ということで、のぞきに行ってみた。(韓国では古着のことを구재품(救済品)とも呼ぶそうだ)
そこは以前から何度となく前を通っていた店だったが、古着屋さんだとは知らなかった。古着とはいっても品質はいいようだ。Hさんは以前から、ほぼいつもTシャツ・Gパン(または短パン)姿の私に、もうちょっとおしゃれも楽しんだらいいのにと思っていたようで、店内のワンピースを手に取り「これどう?これもいいわよ」と次々と試着してみるようすすめてくれる。
全部で6~7着は試着しただろうか。(^^; そのたびに「まーよく似合ってる、いいわねー」と。
「Tシャツばっかりじゃなく、こういうのも着なさいよ。服っていうのはね、どういうのを着るかによってだんだんその人自身が、そういう服の雰囲気になっていくものなのよ」と。なるほど。確かにたまにワンピースなんか着ると、いつもより背筋がしゃんとする気がするが、そういうことかしら。
服を買うつもりは全くなかったが、半ばHさんの迫力・勢いに抗えず、半ばまあ素敵だし安いからいいかと思い、買ってしまった。(^^; (もともと安いのだが、Hさんはその迫力で店員にさらに値切ってくれた)
自分の服だけじゃなく夫にも何か…と言いかけたら、Hさんは鮮やかな水色のアロハシャツを「これどう?涼しそうだし」と。んー…、確かに「夏」って感じだけど、夫がこれを着ている姿はどうも想像がつかず、今回はやめた。
私はワンピースを買って満足していたが、Hさんはまだ物色している。私のために…。(^^;
今日はもうこれでいいですと言っても、よっぽど私の普段の服装が気になるのか、ついには「これは私が買ってあげるから」と1枚買ってくれた。
「普段から、高いものじゃなくていいからもっとおしゃれしてね。こうやって安く買ったものは、普段着としてどんどん着こなしていつもきれいでいなくちゃ。ちょっとぐらいは化粧もして。男の人はねー、みんな女房がきれいでいる方が嬉しいのよ」
なるほど。今日は(今日も?)全く反論の余地(勇気)なし!だった。(^^;
昨日は帰宅後荷物の整理などしていて、2軒隣のオンニ(Sさん)にまだ挨拶できていなかったので、今朝少々のお土産を持ってうかがった。「無事帰ってきたのね、上がってコーヒーでも」と言ってくれたが、今日は学校があるのでまた後日ゆっくりと。
久しぶりの学校。呼子のイカせんべいをお土産に持って行ったら、先生の口にもケニア人クラスメイトの口にも合ったようで、たくさん食べてくれた。
今日は校則の話が出たので、前々から不思議に思っていたことを先生に聞いてみた。「韓国の女子中高生は、どうしてみんなあんなにピタピタで丈の短い上衣を着るのでしょう?」
先生いわく、たいていの制服のスカートはズドーンとしたずん胴型シルエットなので、上衣までブカッとしているとバランスが悪い。そのため上衣を細身にするために、もともとはブカッとしている上衣の脇をわざわざつめて着るのが流行なのだそうだ。なるほどー。中にはボタンがはじけてとんでしまいそうなほど細身にしている学生も見かけるが、そういう流行なのかー。納得。
日本では男子学生がズボンを腰の低い位置ではくのが流行っているようだが、こちらではほとんど見かけない。どういうスタイルをカッコイイと思うのかは、やっぱり国によっても違うものだ。
さて授業の後、Hさんから日本で買ってきてほしいと頼まれていた品物を渡すため、一緒に昼食を食べることにした。釜山名物밀면。日本に行く前夜には물밀면(冷麺のように冷たいスープの中に麺が入っている)を食べたが、今日はスープなしの비빔밀면(麺に、コチュジャンなどで作った赤いタレをからませて食べる)をHさんがご馳走してくれた。
この店は、日本へ行く前夜に食べた店の斜め前にあり、店を開いてもう20年ぐらいの人気の店だそうだ。やはり밀면にはつきものの수육(スープ)が出てきた。辛さを和らげるために、밀면や冷麺には一緒に出てくるのだとHさんが教えてくれた。
私はそんなにゆっくり食べたつもりはないが、Hさんはかなり早く食べ終わり、ビックリした。食後近くのPOPEYESという、ケンタッキーをもうちょっと庶民的にしたような店の2階でひとしきりおしゃべり。ここはHさんお気に入りの場所で、2階席なので店員の目も気にせず、友達とおしゃべりしながら長居することができるのだそうだ。
何の話からか夫の話になり、夫とも何回か会ったことのあるHさんは夫のことを、「誠実そうでだんなさんにするには最高の人ね、いい人をもらった(?!)わね」と絶賛してくれていた。(^^)
その後いろんな話題を経て、ファッションの話に。Hさんはいつ見てもおしゃれだと常々思っていたのでそう言うと、Hさんのファッション論を語ってくれた。
昔日本に留学していた頃はかなりの着道楽だったそうで、日常的にスーツしか着ていなかったという。着る物にお金を費やすあまり、食べる物に困ったときにはお姉さんを頼って行ったこともあるそうだ。でも今は「何を着るかより、どう着るか」なのよ!と。
高級なものでなくても、着こなし次第でおしゃれに見える。そういうことを楽しむようになったと。時々行く古着屋があるから一緒に行ってみる?ということで、のぞきに行ってみた。(韓国では古着のことを구재품(救済品)とも呼ぶそうだ)
そこは以前から何度となく前を通っていた店だったが、古着屋さんだとは知らなかった。古着とはいっても品質はいいようだ。Hさんは以前から、ほぼいつもTシャツ・Gパン(または短パン)姿の私に、もうちょっとおしゃれも楽しんだらいいのにと思っていたようで、店内のワンピースを手に取り「これどう?これもいいわよ」と次々と試着してみるようすすめてくれる。
全部で6~7着は試着しただろうか。(^^; そのたびに「まーよく似合ってる、いいわねー」と。
「Tシャツばっかりじゃなく、こういうのも着なさいよ。服っていうのはね、どういうのを着るかによってだんだんその人自身が、そういう服の雰囲気になっていくものなのよ」と。なるほど。確かにたまにワンピースなんか着ると、いつもより背筋がしゃんとする気がするが、そういうことかしら。
服を買うつもりは全くなかったが、半ばHさんの迫力・勢いに抗えず、半ばまあ素敵だし安いからいいかと思い、買ってしまった。(^^; (もともと安いのだが、Hさんはその迫力で店員にさらに値切ってくれた)
自分の服だけじゃなく夫にも何か…と言いかけたら、Hさんは鮮やかな水色のアロハシャツを「これどう?涼しそうだし」と。んー…、確かに「夏」って感じだけど、夫がこれを着ている姿はどうも想像がつかず、今回はやめた。
私はワンピースを買って満足していたが、Hさんはまだ物色している。私のために…。(^^;
今日はもうこれでいいですと言っても、よっぽど私の普段の服装が気になるのか、ついには「これは私が買ってあげるから」と1枚買ってくれた。
「普段から、高いものじゃなくていいからもっとおしゃれしてね。こうやって安く買ったものは、普段着としてどんどん着こなしていつもきれいでいなくちゃ。ちょっとぐらいは化粧もして。男の人はねー、みんな女房がきれいでいる方が嬉しいのよ」
なるほど。今日は(今日も?)全く反論の余地(勇気)なし!だった。(^^;
Posted by dilbelau at 17:31│Comments(0)
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