2013年06月09日

マンモスサウナ 5

つづき

記念品としてもらった間食やキムチ・豆腐をいただいて少し休んだら、会場近くにある銭湯へ。もともと、走った後は海沿いにある銭湯で疲れをいやしてから帰途につこうと話していたところ、偶然にも、ぜっけんやチップと一緒に銭湯の割引券が送られてきたので、その銭湯に行ってみることにした。

銭湯は海沿いの道路からマンション群の方へ坂道を少し上がったところにある 「맘모스사우나」(マンモスサウナ)。もし割引券を持った参加者で混雑していたら、他の銭湯に行こうと思っていたが、混み具合はそれほどではなかった。

マンモスサウナ 5

まず男女ともエレベーターで6階へ上がり、受付で入浴代金を支払ってタオル(女性のみ・男性は脱衣室に備付)を受け取る。入浴代金は大人6,000wだが、この日は割引券のおかげで3,500w。受付のおばさんは笑顔で対応してくれ気持がよい。

女湯は同じ6階、男湯は7階へ。

靴のロッカーはキー付きで、どこでも好きなところを使ってよい。靴のロッカーキーには番号が書いてあり、このキーは脱衣ロッカーと共用。靴のロッカーキーと同じ番号のついた脱衣ロッカーを探し、靴のロッカーキーを差し込むと開くという仕組み。

マラソン参加者でいっぱいかと思ったが、意外に地元の家族連れが多いようだ。「マンモスサウナ」 というだけあって、浴室は一般的な銭湯に比べてけっこう広い。

窓際に湯温が異なる浴槽が5つ(水風呂含む)。窓から景色が楽しめるというわけではないが、明るい雰囲気だ。ぬるめの湯もある。浸かるための浴槽以外に浅い小さな槽もある。アカスリ時に洗面器で湯をくみ出して使うためのものだ。

私が浴槽につかり始めて間もなく、高校生ぐらいの女の子2人が大浴場に入ってきて、洗い場で楽しそうにおしゃべりしながら熱心にアカスリし始めた。時間をかけて非常に丁寧に。彼女たちだけでなく、1週間に1度など、定期的に銭湯でアカスリする韓国人はかなり多い。

中には私の友人(韓国人)のように、アカスリも好きではないし銭湯ものぼせるから行かないという人もいるが、かなり多くの人が銭湯に通い、定期的にアカを落としているようだ。

しばらく湯に浸かっていると、大浴場の奥にドアがあることに気がついた。「露天風呂」 という表示はなかったが、「床が滑るので注意してください」 と書いてあるので露天風呂だろうと思い、ドアの向こうに行ってみた。

すると予想とは違って、露天風呂ではなかった。わりと小さなスペースに浴槽があり、一角にはプラスティック製の机と椅子。中から開けられる窓がついていたので(この時は閉まっていたが)、そこを開けて半・露天気分を味わえるようにしたスペースなのだろう。にしても、ちょっと中途半端で不思議な空間だった。

不思議な空間から、先ほど浸かっていた浴槽に戻ってきても、女の子2人はまだアカスリを続けていた。けっこうな時間を費やしている。普段アカスリをしない者から見ると、毎回あんなに時間をかけて面倒じゃないのかなと感じるが、もう習慣化しているのでむしろやらないと落ち着かないのだろう。

お風呂から出て、付近で昼食を食べて帰ることにした。

맘모스사우나(マンモスサウナ)
釜山市沙下区多大洞1548-21
(051) 265-5858
営業時間:5~22時
定休日:第1・3水曜日


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