2013年04月01日

『幻の光』

2月26日~3月14日まで、映画の殿堂で開催された 「フィルム・アーカイブ展」 で、是枝裕和監督のデビュー作 『幻の光』 が上演されると聞き、夫と観に行った。チケットは1人6,000w。日本円で500円しない。一般の映画館での上映も、450~850円くらいなのでとても気楽に観に行ける。

夕食を済ませ映画の殿堂に到着すると、ちょうどビッグ・ルーフの照明が灯り始める頃だった。

『幻の光』

『幻の光』

『幻の光』

是枝監督の作品は、釜山で 『歩いても 歩いても』 や 『奇跡』 を観たが、この作品は最初から最後まで非常に静かな淡々とした感じで、上記2作とは作品から受ける印象は随分違っていた。つかみどころがないような。

それよりも気になったのは、尼崎という舞台設定で江角マキコと浅野忠信が話す言葉。何となく関西弁ふうなようで全然違う中途半端な言葉が耳につき、どうにも気になって仕方がなかった。喫茶店のマスター役の赤井英和や、ご近所さん役の市田ひろみが完璧なネイティブ関西弁を話すため、より一層、不自然さが際立っているように感じられた。

映画終了後、専門家の人(韓国人女性)による映画解説があり、是枝作品についてとうとうと流れるように解説していた。映画評論家だろうか、是枝監督の作品だけでなく日本映画全般に詳しいようで、その見識の広さに驚いた。

『幻の光』



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