2012年07月28日

ナッツのパッピンス

짜장나라(チャジャンナラ)」 でミルミョンを食べ終えて、お目当ての팥빙수(パッピンス)屋さん 「마루(マル)」 へ。「짜장나라」 の数軒隣だ。

釜山日報のパッピンス特集で紹介されていた店は3軒。この 「마루(マル)」 と、同じく龍湖洞(ヨンホドン)にある 「할매 팥빙수(ハルメパッピンス)」、凡一洞(ポミルドン)の現代(ヒョンデ)百貨店9階の 「밀탑(ミルタッ)」。

新聞で紹介されていた通り、「マル」 は 「ハルメパッピンス」 のすぐ近くにあり、一見ちょっとしたカフェのような店構えだ。

店内には木製の机・椅子がいくつか。壁には、店が紹介された釜山日報の記事の拡大コピーが張ってある。店員さんは50~60代くらいの男性と女性。ご夫婦だろうか。

メニューはパッピンスと단팥죽(タンパッチュク=ぜんざい)(いずれも2,000w)。パッピンスは、普通のパッピンス(2,000w)の他に、コーヒーパッピンスと견과류(堅果類)パッピンス(いずれも3,000w)がある。私たちは堅果類パッピンスを注文してみた。

この店の特徴は、パッピンスやぜんざいの他に、떡볶이(トッポッキ)・오뎅(オデン)・김밥(キムパッ)(いずれも2,000w)もあるところ。パッピンスの店は他にもたくさんあるが、メニューや店の雰囲気で他店と差別化を図ろうとしているのだろう。

堅果類パッピンス(▼)。荒く砕いたナッツ類とシリアル、一口サイズの餅がトッピングされている。

ナッツのパッピンス

この店のパッピンスの特徴は、かき氷のキメが非常に細かいこと。ふわふわで口に入れるとすぐ溶けてしまうほど。

韓国人はパッピンスを食べる時もあんこと氷をよく混ぜて、かき氷というよりは氷水のようにして食べるのが一般的。しかし、この店の氷は非常に溶けやすいので、全体を混ぜてしまわずそのままあんこと氷を一緒に食べてください、と各テーブルに注意書きが張ってあった。

あんこは甘さ控え目で、氷には練乳がかかっている。あんこの量は他店より少なめだった。ナッツの歯ごたえや香ばしさがおいしさを引き立てるが、パッピンスはやはりシンプルにあんこと氷だけのものが一番おいしい気がする。

ナッツのパッピンス

마루(マル)
釜山市南区龍湖洞135-10
(051) 623-9978
営業時間:10~23時
定休日:第2・4水曜日


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