2011年04月30日

水営の民俗パレード

つづき

色鮮やかな民族衣装で登場したのは 「부산시민취타대(釜山市民吹打隊)」。昔の軍隊でらっぱ・法螺・大角を吹き、太鼓・どらを打って音楽を奏でていたものを再現したもの。

水営の民俗パレード

水営の民俗パレード

吹打隊に続いて、輿に乗った王(?)がにこやかな笑顔で沿道の人々に手を振りながら通っていく。

水営の民俗パレード

続いて、お馴染み사물놀이(サムルノリ)の演奏・수영야류(水営野遊)좌수영어방놀이(左水営漁坊遊び)などのパレードが続く(▼)。サムル(四物)ノリは、かね・どら・ちゃんぐ・太鼓の4種類の楽器を使った韓国の農楽の一つ。こういうイベントや伝統行事のときなどには必ず登場する。

「左水営」 とは朝鮮宣祖25年以来、現在の水営洞に慶尚左道・水軍節度使営があったことから名付けられたもの。「漁坊」 は現代の漁業協同機構のようなもので、「左水営漁坊遊び」 は水営湾の海岸で行われたカタクチイワシ捕りの地引きから由来したものでもある(重要無形文化財第62号)。

パレードの中に美しい韓服を着た女性が何人も通っていったが、皆一様に顔に日差しが当たらないよう扇などで日差しをさえぎっていた。普段から韓国人は肌の美白のため、できるだけ直射日光を浴びないよう大いに努力している。パレードに出ている間もそれは同じ。顔を直射日光から守ることはどんな場合でも必須なのだ。



パレードはまだまだ続く。苗や鎌などを手に白い衣装に身を包んだ一団は、수영농청놀이(水営農庁遊び)(▼)。

水営の民俗パレード

水営の民俗パレード

水営の民俗パレード

水営農庁遊びは農業、特に稲作の作業を反映したもの。草歌、鋤歌、苗抜き取り、田植え、草取、脱穀歌などの農謡が中心となっている。さらに麦脱穀と牛のけんかとともにチンチン歌などが花を添える。歌って踊って、日常の疲れをとる水営地域民の純朴な一生活を表現したものだ(市無形文化財第2号)。

つづく


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