2010年05月12日
'10.5.12(水)楽観的な手相占い
ある大学の日本語学部の授業の一環として、「ゲスト授業」 というものがある。日頃、大学で日本語を勉強していても、大学の先生以外の日本人と実際に会話する機会は、私たちが想像する以上に少ないのだそうだ。
そのため日本人ゲストを授業に招き、日本人と直接話してナマの日本語に触れ、また日本人の考え方や文化の違いなどについても学ぶ、というものだ。学生たちにとっては、日本語教師を職業としている日本人以外の日本人の、いろいろなアクセントや発音に触れるということも、勉強になるのだそうだ。
さて、この日はテーマ別に学生さんがいくつかのグループに分かれ、各グループに1人ずつ日本人ゲストも加わって、いろいろ話すという形式。私が参加したグループは 「あなたについて知りたくありませんか?」 というタイトルで、手相や人相占いをテーマに準備してきてくれていた。
自己紹介の後、早速調べてきてくれた資料をもとに、私の手相や人相を占ってくれる。
最初は、自分たちよりはるかに年上の初対面の日本人と、自分たちにとっては外国語である日本語で会話するということで、やや緊張している様子も見られたが、すぐに打ち解けてグループ内の雰囲気も柔らかくなった。
まずは人相。
顔の輪郭・目・口・鼻・おでこ・あごと、顔の各部分ごとに何種類かにパターン化した絵と、それぞれの特徴を細かく調べてきてくれている。それを見ながら私の性格や特徴を言い当ててくれる。当たっている部分もあれば、そうでない部分も。

次に手相。
同じく、生命線や頭脳線、感情線など図解付きで詳しく調べてきている。
これによると、生命線が短めの私は
「生活力が弱くて生活が不安定だ。転校とか引っ越しで環境が変わりやすくて、病気になりがちだ。」
とのこと・・・・・・。T.T
私が 「ダメじゃ~ん」 と笑うと、手相担当の学生さん、かなり困ったように 『いえ、でも、手相は変わりますから。今は生命線が短くても、これから長くなっていくと思います。伸びていきます。大丈夫です!』 と、一所懸命フォローしてくれる。
そして感情線・頭脳線と続いた後は、ちょっと珍しい財運線・希望線・寵愛線へ。
これらは誰にでもある線ではないようなのだが、私の手の平には財運線も希望線も寵愛線もない。
一所懸命目を凝らして見てくれるのだが、やっぱりない。
財運もなく、希望もなく、寵愛も受けず・・・と続いたので、この部分を担当してくれた学生さんも、どうフォローしようかとかなり困っている。
『あの、でも、大丈夫です。私も、どの線もありません!』

調べてきてくれた資料に書かれてある通りだと、あまり芳しくない私の手相だが、一所懸命フォローして何度も 「でも、大丈夫です!」 と励ましてくれた学生さんたち。
この日のために、たくさん準備してくれたのがよく分かる。
よく笑いよく話し、とても楽しい時間を過ごすことができた。
そのため日本人ゲストを授業に招き、日本人と直接話してナマの日本語に触れ、また日本人の考え方や文化の違いなどについても学ぶ、というものだ。学生たちにとっては、日本語教師を職業としている日本人以外の日本人の、いろいろなアクセントや発音に触れるということも、勉強になるのだそうだ。
さて、この日はテーマ別に学生さんがいくつかのグループに分かれ、各グループに1人ずつ日本人ゲストも加わって、いろいろ話すという形式。私が参加したグループは 「あなたについて知りたくありませんか?」 というタイトルで、手相や人相占いをテーマに準備してきてくれていた。
自己紹介の後、早速調べてきてくれた資料をもとに、私の手相や人相を占ってくれる。
最初は、自分たちよりはるかに年上の初対面の日本人と、自分たちにとっては外国語である日本語で会話するということで、やや緊張している様子も見られたが、すぐに打ち解けてグループ内の雰囲気も柔らかくなった。
まずは人相。
顔の輪郭・目・口・鼻・おでこ・あごと、顔の各部分ごとに何種類かにパターン化した絵と、それぞれの特徴を細かく調べてきてくれている。それを見ながら私の性格や特徴を言い当ててくれる。当たっている部分もあれば、そうでない部分も。
次に手相。
同じく、生命線や頭脳線、感情線など図解付きで詳しく調べてきている。
これによると、生命線が短めの私は
「生活力が弱くて生活が不安定だ。転校とか引っ越しで環境が変わりやすくて、病気になりがちだ。」
とのこと・・・・・・。T.T
私が 「ダメじゃ~ん」 と笑うと、手相担当の学生さん、かなり困ったように 『いえ、でも、手相は変わりますから。今は生命線が短くても、これから長くなっていくと思います。伸びていきます。大丈夫です!』 と、一所懸命フォローしてくれる。
そして感情線・頭脳線と続いた後は、ちょっと珍しい財運線・希望線・寵愛線へ。
これらは誰にでもある線ではないようなのだが、私の手の平には財運線も希望線も寵愛線もない。
一所懸命目を凝らして見てくれるのだが、やっぱりない。
財運もなく、希望もなく、寵愛も受けず・・・と続いたので、この部分を担当してくれた学生さんも、どうフォローしようかとかなり困っている。
『あの、でも、大丈夫です。私も、どの線もありません!』
調べてきてくれた資料に書かれてある通りだと、あまり芳しくない私の手相だが、一所懸命フォローして何度も 「でも、大丈夫です!」 と励ましてくれた学生さんたち。
この日のために、たくさん準備してくれたのがよく分かる。
よく笑いよく話し、とても楽しい時間を過ごすことができた。
Posted by dilbelau at 21:32│Comments(0)
│日本語を学ぶ外国人