2010年03月03日

'10.3.3(水)厄除けの月見 8

つづき

竹を組んで作られたタルチップは勢いよく燃え、燃えた竹が崩れるにつれて炎の大きさも徐々に小さくなってくる。公演やイベントが終わると、あっさりとさっさと帰っていくことが多い韓国人だが、この 「달맞이(タルマジ)=月見」 の行事では、火が小さくなっていってもすぐにその場を立ち去らず、炎を眺めている人が多かった。厄除けや家族の健康を心の中で祈りつつ、炎を見ていたのだろうか。

10.3.3(水)厄除けの月見 8

さて、私たちもそろそろ帰路へ。あたりは少しずつ暗くなってくる。ビーチ沿いの遊歩道では、この月見の行事の会場までは行けなかった人だろうか、ある女性が1人、まだまだ燃えているタルチップの方角に向かって立ち、胸の前で手を合わせて頭を下げていた。

買い物を済ませて我が家のあるアパートの前まで来たとき、はっと息を呑んだ。

月見の行事というわりには、満月の姿をまだ見ていないと思っていたら、まだ低い位置にポッカリと広安大橋の上にまん丸の満月が浮かんでいた。写真にはうまく撮れなかったが、肉眼では表面にウサギの姿が見えそうな大きな大きな月だった。

10.3.3(水)厄除けの月見 8



同じカテゴリー(タルチッテウギ)の記事
警察庁の太鼓公演 6
警察庁の太鼓公演 6(2013-03-22 18:03)

タルチッに点火 3
タルチッに点火 3(2013-03-21 08:35)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
'10.3.3(水)厄除けの月見 8
    コメント(0)