2009年10月25日
'09.10.25(日)鳥肌の立つ歌声!
昨日、夫とある歌手のコンサートへ。
釜山で暮らし始めて1年8ヶ月。もう何回ぐらいコンサートや演劇を楽しんだことだろう。
昨日は이선희(イ・ソニ)さんという女性歌手のコンサート。
デビュー25周年を迎えるというベテラン歌手で、今回は14集目のアルバム発売を記念しての全国ツアーなのだそうだ。ここ釜山での公演の後は、대전(大田)で公演を行い、それで全国ツアーは終了なのだそうだ。

私はこの歌手のことを、夫から教えてもらって初めて知った。
25年前、夫が旅行で韓国を初めて訪れた当時に彼女はデビューし、デビュー当初からその歌唱力で人気を集め、旅行中の夫も彼女の歌をよく耳にしたほど流行っていたのだそうだ。
当時よく耳にしたその歌声があまりに素晴らしかったため、顔は見たことはなかったものの、その名前は25年経った今でも鮮明に記憶に残っており、たまたまコンサートが釜山で開かれることを知り、是非とも25年ぶりにその歌声を!という、夫にとっては思い入れの深いコンサート。
会場は我が家からゆっくり歩いて15分ほどのところにある、KBSホール。
早めに来場するよう言われていたので、김밥(海苔巻き)を買って開演1時間ほど前に会場に到着し、開演前に腹ごしらえ。
19時開演なので、多くの人が会場前に売店で買ったものをホールで食べている。
売店には、スルメやジャガイモの茹でたもの、ホットドッグなど。スルメのいい匂いが漂っている。
ジャガイモの茹でたものは、ツヤツヤしていかにもおいしそうなのだが、大きなカップに軽く6~7個は入っているだろうか、海苔巻きも食べてそれも食べきる自信はなかったので、またの機会に・・・。

ホールでは14集目のCDアルバムや、カラフルな야광봉(夜光棒)と呼ばれる光る棒(公演中に振る)などが売られている。
さて、腹ごしらえもできたところで会場内へ。
歌手生活25年というだけあって、コンサートの観客たちの年齢層も40~50歳台の人が多いようだ。
夫によると人気絶頂期には、日本で言う松田聖子のような勢いがあったとのこと。
今でも熱烈なファンが多いのだろうか。
しかし開演時間になっても、やはり予定通りには始まらない。
遅れてくる観客が多く、その遅れてくる観客たちがある程度入場するまで今しばらくお待ちください、との場内アナウンス。
韓国で何度もコンサートに行ったが、定時に始まるということはまずない。
また、観客たちも開演が多少遅れるのは当たり前、というふうで、特にいらだつ様子の人も見受けられない。
みな、そのうち始まるだろうとデンと構えている。やはり韓国だ。
やがて、いよいよ開演。
思いがけず、まずは男性4人グループの歌声から。
いわゆる前座ということだろうが、彼らの歌声もなかなかに素晴らしい。
そして、観客たちの大きな歓声とともにイ・ソニが姿を現す。
ポスターで目にしていた通り、華奢な女性。
だが、その小柄な体のどこからそんな声が出てくるのかと思うほど、歌声はすばらしく迫力がある。
圧倒されるほどの声量と確かな歌唱力。

コンサートが始まる前、”25年前当時に比べたらさすがに歌唱力は多少衰えているかもしれない”、と夫が話していたが、杞憂だった。
25年前の歌声を知っている夫も当時と変わらぬ素晴らしさだと絶賛し、また初めて聴く私も40台の人の声とは思えぬ素晴らしい歌唱力に思わず鳥肌が立ったほど。
夫が彼女の歌声を 「女KCMと言えるかもしれない」 と例えていたが、まさにその通り。いや、KCMの歌唱力以上ではないかと私には思えた。実に素晴らしかった。
途中、最初に歌を披露した男性4人グループの歌数曲をはさんで、1部・2部、そしてアンコールまで会場内は大いに盛り上がっていた。
おなじみの ”NOBODY”や소녀시대(少女時代)の歌などを、軽快なダンス付きで披露したり、韓国では知らない人はいないというほど有名らしいアニメの主題歌を歌ったり、というファンサービスも。

ギターの弾き語りの静かな曲から、アップテンポの迫力ある曲までたくさんの歌を聴かせてくれ、初めての私もいっぺんにファンになった。帰りにロビーで販売されていたCDを買って帰ろうと思ったら、ロビーに出たときにはもう売り切れたのか販売は終了していた・・・。
また彼女のコンサートが開かれるなら、次回も必ず来てみたいと思う。

釜山で暮らし始めて1年8ヶ月。もう何回ぐらいコンサートや演劇を楽しんだことだろう。
昨日は이선희(イ・ソニ)さんという女性歌手のコンサート。
デビュー25周年を迎えるというベテラン歌手で、今回は14集目のアルバム発売を記念しての全国ツアーなのだそうだ。ここ釜山での公演の後は、대전(大田)で公演を行い、それで全国ツアーは終了なのだそうだ。
私はこの歌手のことを、夫から教えてもらって初めて知った。
25年前、夫が旅行で韓国を初めて訪れた当時に彼女はデビューし、デビュー当初からその歌唱力で人気を集め、旅行中の夫も彼女の歌をよく耳にしたほど流行っていたのだそうだ。
当時よく耳にしたその歌声があまりに素晴らしかったため、顔は見たことはなかったものの、その名前は25年経った今でも鮮明に記憶に残っており、たまたまコンサートが釜山で開かれることを知り、是非とも25年ぶりにその歌声を!という、夫にとっては思い入れの深いコンサート。
会場は我が家からゆっくり歩いて15分ほどのところにある、KBSホール。
早めに来場するよう言われていたので、김밥(海苔巻き)を買って開演1時間ほど前に会場に到着し、開演前に腹ごしらえ。
19時開演なので、多くの人が会場前に売店で買ったものをホールで食べている。
売店には、スルメやジャガイモの茹でたもの、ホットドッグなど。スルメのいい匂いが漂っている。
ジャガイモの茹でたものは、ツヤツヤしていかにもおいしそうなのだが、大きなカップに軽く6~7個は入っているだろうか、海苔巻きも食べてそれも食べきる自信はなかったので、またの機会に・・・。
ホールでは14集目のCDアルバムや、カラフルな야광봉(夜光棒)と呼ばれる光る棒(公演中に振る)などが売られている。
さて、腹ごしらえもできたところで会場内へ。
歌手生活25年というだけあって、コンサートの観客たちの年齢層も40~50歳台の人が多いようだ。
夫によると人気絶頂期には、日本で言う松田聖子のような勢いがあったとのこと。
今でも熱烈なファンが多いのだろうか。
しかし開演時間になっても、やはり予定通りには始まらない。
遅れてくる観客が多く、その遅れてくる観客たちがある程度入場するまで今しばらくお待ちください、との場内アナウンス。
韓国で何度もコンサートに行ったが、定時に始まるということはまずない。
また、観客たちも開演が多少遅れるのは当たり前、というふうで、特にいらだつ様子の人も見受けられない。
みな、そのうち始まるだろうとデンと構えている。やはり韓国だ。
やがて、いよいよ開演。
思いがけず、まずは男性4人グループの歌声から。
いわゆる前座ということだろうが、彼らの歌声もなかなかに素晴らしい。
そして、観客たちの大きな歓声とともにイ・ソニが姿を現す。
ポスターで目にしていた通り、華奢な女性。
だが、その小柄な体のどこからそんな声が出てくるのかと思うほど、歌声はすばらしく迫力がある。
圧倒されるほどの声量と確かな歌唱力。
コンサートが始まる前、”25年前当時に比べたらさすがに歌唱力は多少衰えているかもしれない”、と夫が話していたが、杞憂だった。
25年前の歌声を知っている夫も当時と変わらぬ素晴らしさだと絶賛し、また初めて聴く私も40台の人の声とは思えぬ素晴らしい歌唱力に思わず鳥肌が立ったほど。
夫が彼女の歌声を 「女KCMと言えるかもしれない」 と例えていたが、まさにその通り。いや、KCMの歌唱力以上ではないかと私には思えた。実に素晴らしかった。
途中、最初に歌を披露した男性4人グループの歌数曲をはさんで、1部・2部、そしてアンコールまで会場内は大いに盛り上がっていた。
おなじみの ”NOBODY”や소녀시대(少女時代)の歌などを、軽快なダンス付きで披露したり、韓国では知らない人はいないというほど有名らしいアニメの主題歌を歌ったり、というファンサービスも。
ギターの弾き語りの静かな曲から、アップテンポの迫力ある曲までたくさんの歌を聴かせてくれ、初めての私もいっぺんにファンになった。帰りにロビーで販売されていたCDを買って帰ろうと思ったら、ロビーに出たときにはもう売り切れたのか販売は終了していた・・・。
また彼女のコンサートが開かれるなら、次回も必ず来てみたいと思う。
Posted by dilbelau at 08:06│Comments(0)
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